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[8/31〜]日経平均株価チャート分析:安倍首相辞任

2020年8月30日

From: 中原良太
自宅の書斎より、、、

8/28、安倍首相が辞意を発表してビビりました:

大きく下がった日本株を見て、「早く損切りしたほうが良いかな?」と不安な方も多いでしょう。

そこで本記事では、日経平均株価のチャート分析などに基づいて、「目先の見通し」を僕なりにまとめます。

また、今日は特集が2つあります。

1つは、毎週行っている「独自の売買動向」アンケートの結果報告です。

もう1つは、安倍首相の辞意表明を受けて、日本株がどう動くか、僕なりの考えを共有していきます。

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チャート:アベノミクス終了

まずは短期の見通しから。結論からまとめると「アベノミクス終了。短期取引はいったん撤退が無難」と考えます。

安倍首相の辞任の一件は、タイミングの予想はできませんでした。含み損を抱えても仕方がないです。僕も直撃を喰らいました。

大事なのは「損をした今、感情的にならずにベストな判断を下すこと」です。ここからが腕の見せどころですよ。

日本株は、短期では「長いものに巻かれる」と上手くいきやすいです。相場が下がったときには、株を売って黙ってじっとしているのが一番です。

そこで今回も、主要指数のチャートを確認し、市場ごとの取引方針を考えていきましょう。

いつもどおり、日経平均株価、日経JASDAQ平均、マザーズ指数のチャートを確認していきます。

まずは日経平均株価のチャートから:

8/28、日経平均株価は大幅安。一転して終値が5日線を割り込みました。下落トレンド入りです。

同じく大型株指数であるTOPIXも、5日線を割り込みました。特にTOPIXは5日線を割り込むと弱気に傾きがち。要注意です。

短期では不透明感が強いので「様子見」が無難でしょう。買い増したい地合いではないです。

つぎは日経JASDAQ平均のチャートです:

8/28、日経JASDAQ平均は大幅安でした。終値は5日線を割り込み、下落トレンド入りしました。

日経JASDAQ平均は、1日で2%近く下がりました。同指数が2%も下がることはまれで、市場が動揺した様子が伺えます。

特に新興株は割高な銘柄も多く、センチメントが悪化すると一気に弱気に傾くことがよくあります。なるべく早く退却して、現金たっぷりで様子をみたいところです。

さいごがマザーズ指数のチャートです:

8/28、マザーズ指数は続落。前日比−4.66%の大幅安となりました。終値はすでに5日線を割り込んでいて下落トレンドです。

数ある指数の中でも、マザーズ指数は特に感情的に動きます。ひどいときは1カ月で20%くらい平気で下がります。ひとまず損切りしておくのが無難でしょう。

ちなみに、僕自身は週明けに短期銘柄は全て売却する予定です。8月中にたっぷり利益を出せたので、多少の反落は仕方がありません。ひとまず撤退して、体制を整えます。

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トピック①:Twitterフォロワーは買い越し

1つ目の特集です。結論から言うと「Twitterフォロワーは買い越し。経験則的にはホールドが勝てそう」と考えます:

ちなみに僕は、 新規買い3銘柄、利確売り6銘柄で売り越しでした。

毎週末、僕はこのアンケートをTwitterで行っています。僕のフォロワーはレベルが高いようで、海外投資家と似た動きをしています。

ここ3週間の経験的には、アンケート調査に順張りすると利益を出しやすい傾向があります。

ただ、4週間アンケートを取ってみた感想としては、「やたらと買い越しが多いな〜」という印象。もしかすると、「買い越し」の捉え違えているヒトもいそうです。

※買い越しは「該当期間に株を買い増した」という意味。「株を持っている」という意味ではないのでご注意ください。

9月からは調査方法を改良する予定です。

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トピック②:安倍首相辞任、株価への影響は?

2つ目の特集です。結論から言うと「短期的には相場が荒れる可能性がある。が、中長期的には影響は軽微だ」と考えます:

ここでの要点は4つ。

第一に、政治に対する不透明感が増すことで、短期的に相場が荒れる可能性がある、ということ。

投資家は「先が読めない」ことを嫌います。安倍首相の辞任によって、日本政治は不透明感が増しました。これが嫌気されて、一時的に株価が下がる恐れがあります。

第二に、首相交代が中長期で企業に与える影響は軽微だろう、ということ。

理由はいくつかあります。

まず、広範な企業研究から「トップが変わっても企業の業績は大して変わらない」というデータが得られています。これはおそらく政治でも同じです。

次に、首相が変わっても政権が変わらなければ、政治の方向性は大きくブレないと考えられます。

方向性が変わらなければ、企業価値が大きく毀損されることもないでしょう。株価は企業価値に連動しますので、一時的に下がることはあっても、長期的には元に戻ると考えられます。

第三に、首相交代でダメになる会社は、2010年〜2015年の業績変化に注目すれば見分けられそうだぞ!ということ。

いわゆる「アベノミクス頼り」だった会社は、追い風が止めば業績も停滞するでしょう。

首相交代でダメになる会社を探したい場合は、2010年〜2015年のアベノミクス前後に業績変化を調べるのが筋です。

アベノミクスを追い風にしてきた会社は、この時期に大きく業績を伸ばしたハズだからです。

大多数は違うでしょうが、長期投資で持っている銘柄については、この時期の有価証券報告書などを確認しておくと良さそうです。

第四に、首相だけでなく政権が変わるようなら、日本の経済は停滞が長引く可能性があるので注意が必要だぞ!ということ。

これは米国株のデータなのですが、米国では「民主党政権下では株価が上がりやすく、共和党政権下では株価が停滞しやすい」という結果が得られています。

首相一人が株価へ影響を与える可能性は軽微ですが、政権全体ともなると影響は大きいということですね。

だから、今後の政治動向は引き続き見守っておくのが良いでしょう。

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まとめ

本記事をまとめると以下のとおり:

【日経平均株価の今後の見通し】
◯チャート:アベノミクス終了
◯トピック①:Twitterフォロワーは買い越し
◯トピック②:安倍首相辞任、株価への影響は?

こういう大きなイベントのとき、一番やっちゃいけないのが、「ビビって感情的に取引する」ことです。

与えられた時間をたっぷり使って、考えられるだけのことを考えておきましょう。

ちなみに、僕は「短期銘柄は様子見のため損切り」「長期銘柄は手堅いところばかりなので保有継続」というスタンスで臨みます。

短期取引は、市況が戻ってから買い戻そうかなぁ。

– 中原良太