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[8/10]NYダウチャート分析:NASDAQが史上最高値を更新

From: 中原良太
自宅の書斎より、、、

NASDAQが派手に高値を更新しています:

派手に上がるアメリカ株を見て、「時代はアメリカ株だ!」なんて思う方もいるでしょう。

そこで本記事では、NYダウのチャート分析などに基づいて、「米国株の目先の見通し」を僕なりにまとめていきます。

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鉄板分析:NASDAQが史上最高値を更新

まずは鉄板の分析から。結論からまとめると「米国株は上昇トレンド。割高ではあるものの、短期的には続伸しそうだ」と考えます。

現時点、僕が使っている米国株の予想法のうち、メインで使っているのは以下の3つです:

【そこそこ当たるNYダウ予想法】
◯割安感:相場が割安なら買い、割高なら売り
◯トレンド:相場が好調なら買い、失速気味なら売り
◯センチメント:投資家が弱気なら買い、強気なら売り

このうち、特にデータが豊富なのが「割安感」と「トレンド」です。僕はこの2つを組み合わせて、以下のような判断を下します:

割安感を調べるときは、ノーベル経済学賞を受賞したロバート・シラー教授の「CAPEレシオ」を使っています。これがなかなか効果的。

ちなみに、CAPEレシオは日本株でも機能してるようです。日本株のCAPEレシオは20倍くらいで、米国株の3分の2くらい。安めです。

トレンドを分析する際は、「200日線」を使います。終値が200日線を超えたら「上向き」、超えなければ「下向き」です。これもいい感じ。

この指標を組み合わせることで、今後1〜3カ月の短期の見通しと、5年〜10年の長期の見通しを立てています。

特に、この2つを組み合わせると「株を買うとヤバい」時期が見分けられます。個人的には「ヤバい時期が分かる」のがすごく助かってます。

説明はこれくらいにしましょう。

以降では、この表を使って米国株の総合評価を考えていきます。まずは「割安感」と「トレンド」について、1つずつ確認していきます。

はじめに、米国株の割安感を確認します:

8/7時点でCAPEレシオは約31倍。かなり高いです。

CAPEレシオが高いと、目先10年は株価が伸び悩むと言われます。米国株は魅力的ですが、10年を犠牲にするのはちょっとなぁ…。

当たり前ですが、株は「上がれば上がるほど危なくなる」ものです。株を買っている人からすれば、「上がれば上がるほど安全」に見えるから怖いですね。

つぎに、米国株のトレンドを確認します。

まず、大型株(NYダウ)のチャートを見てみましょう:

先週、NYダウは4%ほど上がりました。

株式投資の年利回りは「年4〜5%」と言われます。1年分の値上がりを1週間で。すごくバブルっぽいですね(汗)

とはいえ、同指数の終値は、200日線を上回っています。上昇トレンドです。続伸しそうです。

逃げ場さえわきまえておけば、バブルに乗るのも一案かと。

同様に、新興株(NASDAQ)のチャートを見てみましょう:

先週、NASDAQは2.5%ほど上がりました。7月から10%近くあがっています。夏枯れで伸び悩む日本株とはぜんぜん違いますね。

NYダウと同じく、NASDAQも終値も200日線を上回っています。上昇トレンドです。続伸しそうです。

以上。ここまでの話をまとめると、総合評価は以下のとおり:

NYダウ・NASDAQは割高ですがトレンドが上向き。短期目線であれば買っても良い地合いだと思います。仮に買うならNASDAQも魅力的。NYダウよりも勢いがあります。

とはいえ、米国株はかなり割高。仮に買うとしても「売りどきを決めた短期決戦」で買うのが良さそう。

個人的には「夏にはアメリカ株を買え!」という説がかなり妥当な気がしてきています。来年の夏場はアメリカ株を買ってみようかしら。

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需給分析:上昇余地はまだ残る

つぎは需給の分析です。結論からまとめると「米国個人投資家はまだ弱気。上昇余地は残っている」と考えます。

AAIIセンチメント調査によれば、米個人投資家はまだまだ弱気です:

同調査は米国個人投資家の投資スタンスを集計したアンケート調査です。この調査では「強気」「中立」「弱気」の投資家数を集計しています。

8/5の調査によると、米国個人投資家のうち「強気が23.3%」「中立が29.1%」「弱気が47.6%」でした。

AAIIセンチメント調査は「逆張りする」のが鉄板です。

というのも、アンケート結果がポジショントークだからです。

たとえば、強気の人は「もう株を買った後だから、もう株を買えない人」と解釈できます。

同じように、弱気の人は「もう株を売った後だから、もう株を売れない人」と解釈できます。

個人投資家の投資余力は限られているので、彼らの動きに逆張りするとうまくいくケースが多いんですよね。(これは日本株も同じです)

過去のデータから見ると、強気が25%くらいの水準では「それから上がる確率が8割くらい」と考えて良さそうです。

いまはこれよりも強気が少ないです。足元では米国株がグイグイ上がっていますが、まだ上昇余地が残されていそうです。

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まとめ

本記事をまとめると以下のとおり:

【NYダウの今後の見通し】
◯鉄板分析:NASDAQが史上最高値を更新
◯需給分析:上昇余地はまだ残る

ちなみに、NASDAQは過去にも似たような動きをしたことがあります。それが、1990年代のインターネットバブルです:

こんだけ米国株が盛り上がっていると、「買わずに堪える」のも
大変ですね(苦笑)

いまから米国株(特に新興株)を買いたい人は、投資というより投機で臨むのが無難な気がします。

– 中原良太