スポンサーリンク

[8/5]日経平均株価チャート分析:復活?

From: 中原良太
自宅の書斎より、、、

今週に入って日本株は全面高を続けています。先週までの弱気はどこへ行ったのやら:

復活してきた日本株をみて、「そろそろ買い戻そうかな?」と考えている方も多いでしょう。

そこで本記事では、日経平均株価のチャート分析などから「目先の見通し」について僕なりにまとめていきます。

また、日経の記事で「日本株の5つに1つがテンバガーだった!」という面白い記事を見つけました。この記事について特集して、「テンバガーを分析するときのコツ」をまとめます。

Sponsored Links

チャート:いちおう復活

まずは短期の見通しから。結論からまとめると、「全指数が5日線を復活。時期的には微妙だけど、地合い的には買い戻しても良さそう」と考えます。

8月に入りました。この時期は、繊維系の株や、鉄鋼系の株など、景気に敏感な業種が軒並み下がりやすいです。

1年でもっとも下がりやすい時期。しかも今年は新型コロナで悪い決算ラッシュがあります。なんとも買いにくい。

一方、足元の主要指数に目を向けると、日本株は今週に入ってから軒並み上がっています。主要指数はすべて5日線を回復しました。

短期の日本株は、指数の動きに振り回されがち。具体的には「いちど上がり始めると続伸しやすい」傾向があります。

特に、大きく上げている指数に便乗して「長いものに巻かれる」作戦がうまくいきやすいです。

言葉だけだとわかりにくい。いつもどおり、日経平均株価、日経JASDAQ平均、マザーズ指数の主要指数のチャートを確認しましょう。

まずは日経平均株価のチャートです:

8/4、日経平均株価は続伸。終値が5日線と25日線を超えました。いちおう上昇トレンドを回復しました。

同じく大型株指数のTOPIXも、終値が5日線を超えました。大型株指数はどちらも上昇トレンド復活です。

ひとまず大型株は買っても良さそうな地合いです。

つぎは日経JASDAQ平均のチャートです:

8/4、日経JASDAQ平均も続伸。終値は5日線と25日線を回復しました。JASDAQ平均が上がると、含み損も解消されやすいのでひとまず安心。

ただ、イマイチうわ抜けないチャートの形なので、まだ買い信号としては弱め。「薄暗い青信号」くらいの印象です。

さいごがマザーズ指数のチャートです:

8/4、マザーズ指数も続伸。終値が5日線と25日線を回復しました。もっともはっきり、トレンドが回復したように見えます。

ちなみに、僕はまだ様子見を続けます。短期で買うなら、もう少し上抜けしてからがいいなぁ。

Sponsored Links

特集:日本株の5つに1つがテンバガー?

今日の特集は「日本株の5つの1つがテンバガー?」です。

この特集のきっかけは日本経済新聞が公開していたある記事でした:

見出しが煽り気味だったので、つい読んでしまいました。

同記事によると、「2008年9月に起きたリーマンショックから2020年1月20日までの最安値と最高値を比較して、10倍以上の上昇を遂げたことがある銘柄を抽出した」のだとか。

ほほう。なんというか、見出しがミスリードで「ズルい」と感じました。

本記事を読んで思った感想をまとめると、「時価総額の変化を集計したところで、分かるのはバブルの歴史であって、成長企業の共通点ではない」と考えます。

気になったことが2つ。

1つは、「最安値と最高値を比較」したこと。

ただでさえリーマンショック直後のデータを使っていて、バリバリ楽観的なデータです。

このデータで「最安値と最高値」を比べるなんて実務家としては楽観的過ぎる。

そもそも、天井と底を見極めるなんて誰にもできません。株をやっている人なら誰でも分かります。つまりこれは机上の空論。

もう1つは、「時価総額」を使ったこと。

時価総額は毎日ブレブレです。実体を伴わないバブルもよく起きます。企業の実体を示すのは自己資本のほうが妥当でしょう。

この2つを修正して、僕だったら「時価総額の最安値と最高値」ではなく「自己資本のスタートとゴール」を比べるのが妥当だと思います。

ほかにも工夫の余地があるでしょうが、時価総額に対応している、もうすこしマシな指標としては自己資本が妥当でしょう。

この2点を修正して調べたところ、ホンモノのテンバガーは80社でした。元記事の約10分の1です:

全然ちがいますね。日経は大好きなので記事をよく読むのですが、ちょいと「ミスリードでは?」と感じたので取り上げました。

データも見方が違うと、見当違いなものを見てしまったりします。僕ら投資家はお金を賭けているのですから、データを読み誤ると、致命的なミスにつながります。

データを読むときには、気をつけないといけませんね。

Sponsored Links

まとめ

本記事をまとめると以下のとおり:

【今後の日経平均株価の見通し】
◯チャート:いちおう復活
◯トピック:日本株の5つに1つがテンバガー?

相場の方向感が乏しいとき。「指数の先を読もう」という努力は、努力の割に成果が得られないことが多いです。

無理して先を読もうとすると泥沼にハマることも多いです。なので僕は短期の取引はほどほどにとどめ、「長い目で上がる株はどこだろう?」と探す時間に当てています。

夏の時期は、長期投資の勉強をするのが鉄板だよなぁ。

– 中原良太