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【なぜ?】大型株のPERやPBRが「高い方がいい」と言われる理由

2020年8月8日

どうも、中原良太です。

2019年は株で400万円ほど稼ぎました。今年はこの利益で暮らしています。

「がんばって本を読んで株式投資の勉強をしているのに、ちっとも儲からない!」とお悩みでは?

それもそのはず。株本で紹介されているテクニックは古すぎるものが多く、いま使っても通用しないことが多いからです。

そこで、この不都合な現実について以下のツイートをしたところ好評でした:

“【大型株への株式投資で通用しないテクニック3選】
①低PERを買い:15年通用せず
②業績が伸びたら買い:15年通用せず
③高ROEを買い:15年通用せず
大型株の目安は時価総額5000億円以上。大型株に有効なテクニックは「暴落したら買い」の逆張りくらい。それ以外はだいたい通用しません。激ムズです"

そこで本記事では、このツイートを深掘りして、「大型株への株式投資で通用しないテクニック3選」というテーマでまとめます。

PERやPBRが「高い方がいい」と言われる理由

1つ目が「PERが低い株を買え!」というテクニックです:

“株本などで有名なのが「PERが低い株を狙え!」という話。目安としてはPERが10倍を割れていると割安です。が、このテクニックは時価総額5000億円、マンモス級の大型株には通用しません。低PERの大型株は、「安かろう悪かろう」なのだという見方をするのが基本です。"

ちなみに、PERだけでなく、PBRでも同じです。いわゆる割安株投資は大型株では通用しにくい。

「割安株投資なんて意味ない!」と言う人が多いのは、大型株で「安かろう悪かろう」の株を買っているのかもしれませんね。

ただ、勘違いしちゃいけないのは、PERやPBRが「高いほうがいい」というワケじゃないってこと。大型株でも、PERやPBRが高すぎる銘柄は普通に下がってます。

正確に言えば、「PERがPBRが低いだけの株を買っても儲からないし、PERやPBRが高過ぎる株を買えば普通にダメ」ということ。しっかり企業を分析して、割安なものを目利きする必要があるってことですね。

PERやPBRだけじゃない!
業績が伸びている株を買っても15年通用せず…

2つ目が「業績が伸びてる会社を買え!」というテクニックです:

“ほかにも「業績が伸びたら買い!」という話も有名。でも、大型株では話が別。大型株の場合、業績が一時的に伸びることはあっても、伸び続けるケースは少数派です。むしろ、どこかで頭打ちして、逆戻りするケースが多い。成長ありきで投資すると失敗しがち。"

子供であれば、成長期にすくすく身長が伸ばせます。ですが、いちど大人になってしまっては、身長が伸びるのは「誤差範囲」でしょう。

日本で、時価総額が5000億円を超える会社は230社くらいしかありません。日本企業全体の5〜6%です。残りの94%はそれより小さい。

つまり、これだけの巨体を「維持するだけでもかなり大変」ということです。

PERやPBRだけじゃない!
ROEが高い株を買っても15年通用せず…

3つ目が「ROEが高い会社を買え!」というテクニックです:

“ROEは「ビジネスの効率の高さ」を表す指標。高ければ高いほど、「優秀なビジネスだ」と言えます。これも王道の分析方法。ただ、大型株の場合、ROEが高いビジネスは競争の引き金になることが多い。今はROEが高くとも、競争激化とともに悪化する事例は後を絶ちません。"

ROEが高い事業は、それだけ真似もされやすいです。一部の業界は競争が激し過ぎて恐ろしくもあります。

たとえば、コンビニ。コンビニのプライベートブランドのせいで、業績が悪化した食品会社などは多いんじゃないでしょうか。

まとめ

本記事をまとめると以下のとおり:

【大型株への株式投資で通用しないテクニック3選】
①低PERを買い:15年通用せず
②業績が伸びたら買い:15年通用せず
③高ROEを買い:15年通用せず

勘違いしてほしくないので改めて補足。

こういう話をすると、「じゃあ、PERが高くて、業績が伸び悩んでいて、ROEが低い株を買えば良いんだ!」と拡大解釈する人が出てきます。これは断じて違います。

これまでご紹介した3つは、投資の王道とも言える、超基本的なテクニックです。

それでも、「数字を数えるだけで勝てる」なんて甘いモンじゃないんだということです。当然の話ですよね。

投資本にかかれている王道のテクニックは、大型株ではもはや通用しません。

プロがうじゃうじゃする大型株では、初心者でも分かる知識だけじゃ勝てないってことです。

一方、小型株ならまだ使えてます。株本のテクニックを使いたいなら、小型株で練習するのが無難でしょうな。

– 中原良太