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[8/3〜]NYダウチャート分析:銀行株が買い?

From: 中原良太
自宅の書斎より、、、

バフェットが銀行株を買い増ししていました。地銀株は売りましたが、バンク・オブ・アメリカは買い。低金利でも銀行は見捨てないようです:

不思議なモンで、バフェットが買いに動くと勇気をもらえます。「あ、株、買ってもいいんだ」という気になりますね笑

目先の米国株の見通しが気になる方も多いでしょう。今回もいつもどおり、NYダウのチャート分析などに基づき「目先の見通し」を僕なりにまとめます。

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鉄板分析:新興株が復活

まずは鉄板の分析から。結論から言うと「新興株が復活。短期目線で続伸に期待」と考えます。

米国株の先読みは難しいです。現時点、僕が有効性を確認できた米国株の予想法は以下の3つだけです:

【そこそこ当たるNYダウ予想法】
◯割安感:相場が割安なら買い、割高なら売り
◯トレンド:相場が好調なら買い、失速気味なら売り
◯センチメント:投資家が弱気なら買い、強気なら売り

このうち、特にデータが豊富なのが「割安感」と「トレンド」です。僕はこの2つを組み合わせて、以下のような判断を下します:

割安感を調べるときは、ノーベル経済学賞を受賞したロバート・シラー教授の「CAPEレシオ」を使っています。これがなかなか効果的。

トレンドを分析する際は、「200日線」を使います。終値が200日線を超えたら「上向き」、超えなければ「下向き」です。これもいい感じ。

センチメントはAAIIで確認します。ただ、このデータはイレギュラーなので、また後ほど詳しく説明します。

これらの指標をたよりに売買することで、「勝ちやすいとき」が見分けられるようになります。

そこで、まずは「割安感」と「トレンド」について、それぞれチェックしていきましょう。

まずは米国株の割安感から:

7/31時点でCAPEレシオは約30倍。かなり高い水準です。

CAPEレシオが高いと、目先10年は株価が伸び悩むと言われます。米国株は魅力的ですが、10年を犠牲にするのはちょっとなぁ…。

ちなみに、日本株のCAPEレシオは約20倍です。米国株と比べると3分の2くらいの値付け。目先10年は日本株のほうが上がりそう。

つぎは米国株のトレンドです。以下はNYダウのチャートです:

先週末、NYダウは2%ほど下がりました。それかも横ばいを続けていますが、かろうじて200日線を保っています。いちおう上昇トレンドは継続。

セオリーから行けば「押し目買いのチャンス」でしょう。

ただし、あと1%下がれば、200日線割れも間近です。なので、買う場合はいつでも逃げられるように準備しておくのが良さそうです。

同様に、新興株市場のNASDAQのチャートを見ましょう:

7/31時点で、NASDAQは反発。やはり新興株は強いです。先週に引き続き、いま乗っているのはNYダウよりもNASDAQでしょう。

NASDAQも割高ですが、短期で伸びそうな地合いです。

以上。ここまでの話をまとめると、総合評価は以下のとおり:

NYダウ・NASDAQは割高ですがトレンドが上向き。短期目線であれば買っても良い地合いだと思います。仮に買うならNASDAQも魅力的。NYダウよりも勢いがあります。

とはいえ、米国株はかなり割高。仮に買うとしても「売りどきを決めた短期決戦」で買うのが良さそう。

あるいは、10年以上の超長期投資では良さそう。3〜10年の中途半端な期間だと微妙です。期間に応じて判断が分かれる難しい局面です。

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需給分析:底打ちか

つぎは需給の分析です。結論から言うと「米国個人投資家がかなり弱気。底が近いと期待できる」と考えます:

同調査は米国個人投資家の投資スタンスを集計したアンケート調査です。この調査では「強気」「中立」「弱気」の投資家数を集計しています。

7/29の調査によると、米国個人投資家のうち「強気が20.2%」「中立が31.3%」「弱気が48.5%」でした。

AAIIセンチメント調査は「逆張りする」のが鉄板です。この水準はかなり弱気で、逆張りで株を買うにはチャンスだと思います。

過去のデータから見ると、強気が25%くらいの水準では「底打った可能性が8割くらい」と見て良さそうです。

いまはこれよりも強気が少ないです。短期では逆張りで株を買っても良さそうです。

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まとめ

本記事をまとめると以下のとおり:

【NYダウの今後の見通し】
◯鉄板分析:新興株が復活
◯需給分析:底打ちか

ちなみに、バフェットをパクッて銀行株を買うのは微妙だと思います。それをやるならバークシャー株を買えばOK。

バフェットのパクリたいのであれば、「バフェットが今の自分の立場だったら、どんな株を買うだろうか?」と考えるのが本筋だと思います。

うわっ面だけ見てモノマネをするのは浅はかです。

– 中原良太