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【腕試し】あなたは分かる?株式投資クイズ

From: 中原良太
自宅の書斎より、、、

先日、ツイッターでクイズを出したところ、これがけっこう好評でした:

そこで本記事では、このツイートについて深堀りして、「株式投資クイズゲーム」を1つやってみましょう。腕試しに挑戦してみてください。

答えがわかったら、本文へとお進みください。

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株式投資クイズ
選択肢①:金利が下がる

ズバリ、答えは「④いずれも正しい」です。

以降では、この答えに行き着いた理由を解説します。議論の余地もあるでしょうが、その手の議論は大歓迎です。

1つ目の「金利が下がる」は、株価が上がる理由として合理的です:

金利とはつまり、「お金を借りるのにかかるコスト」のこと。裏を返すと、「お金を貸すと受け取れるリターン」でもあります。

やや乱暴にまとめると、金利は「お金を貸し出すことでノーリスクで得られるリターン」のことです。

金利が上がると、銀行に預けたり、国債を買うことで、実質ノーリスクで大きなリターンを受け取れます。ノーリスクで大きなリターンが得られるので、わざわざリスクを取って株を買うのが馬鹿馬鹿しくなります。

一方、金利が下がると、ノーリスクで受け取れるリターンが減ります。今の日本のゼロ金利が良い例です。この場合、リスクを取ることで得られるリターンが相対的に高まります。「銀行にお金を預けてもダメだから、リスクを取ってお金を増やそう」という話になるわけです。

…ということで、「金利が下がると株価が上がる」は合理的。例外は銀行業など、金利が下がることで収益が悪化する業種くらい。経済全体として見れば金利低下→株価上昇なので、ここでは「正しい」ことにします。

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株式投資クイズ
選択肢②:周りの株価が上がる

2つ目の「周りの株価が上がる」も、株価が上がる理由として合理的です:

これはけっこう盲点。

これは「悪魔のジョーク」の理屈よく似ています。

とある男が悪魔を呼び、「私を世界一のハンサムにしてくれ」と願いました。

すると翌日、彼は本当にモテモテになりました。ですが、鏡を見ても顔が一切変わっていませんでした。

不審に思った男は悪魔に問いました。「私はお前に世界一のハンサムにしてくれと頼んだハズだ。なのに顔が変わっていない。どういうことだ」

すると悪魔が答えました。「私はお前の願いを叶えた。お前以外のすべての男を、お前よりもブサイクにしてやったのだ」とな。

…と、なかなかなブラックユーモアですが、「周りの株価が上がると自分の株価も上がる」理屈を説明するのには良いたとえ話です。

周りの株価が上がると、周りの株の旨みが薄れます。つまり、周りの株が全体的にブサイクになるのです。相対的に、自分の株もハンサムに化けます。それゆえ、株価が上がるのにも合理的な理由になりうるのです。

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株式投資クイズ
選択肢③:業績の見通しが改善する

3つ目の「業績の見通しが改善する」も、株価が上がる理由として合理的です:

ただし、この理由には「ただし書き」がつきます。それは、「見通し自体が正しくないとダメだ」という点と、「業績の改善が一時的だと微妙だ」という点です。

この点さえ満たせば、見通しの改善は良い買い材料でしょう。

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まとめ

本記事をまとめると以下のとおり:

【あなたは分かる?株式投資クイズ】
株価が上がる合理的な要因として、間違っているものを以下の中から1つ選びなさい。
①金利が下がる
②周りの株価が上がる
③業績の見通しが改善する
④いずれも正しい←これが正解

「そういや、株式投資のクイズって無いなぁ」と思って、出題してみました。答えには議論の余地もあるでしょうから、コメントくれると嬉しいです。

「PERの意味は?」とか「IPOとは何か?」みたいな、辞書的なクイズが多いのは考えものです。これでは考えるチカラが身につきませんので。

「覚える」だけでは知恵とは言えません。「使いこなせる」ようになって、はじめて知恵は役に立ちます。

また面白い案が出てきたら、出題しますね。ではでは。

– 中原良太