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[6/17]日経平均株価チャート分析:完全復活、FRBと日銀の1−2パンチ

2020年6月16日

From: 中原良太
自宅の書斎より、、、

6/16の日本株は全面高でした。月曜日が全面安だっただけに、思った以上にはやい反発して驚きました。FRBと日銀の1−2パンチが理由でしょうね:

おかげで6/16は久しぶりにストップ高を掴めました。がんばって耐えていた甲斐があります。

さて、6/16で市況は大きく変わりました。先週末から株を売っていた人は「どうやって買い戻そうか?」と悩んでいるハズ。

そこで本記事では、日経平均株価のチャート分析に基づいて「今後の見通し」と、今回のFRB・日銀の1−2パンチの振り返りをまとめます。

チャート:完全復活

まずは短期の見通しから。結論から言うと「完全復活、イケドン相場が復活すると思うから6月末まで強そう!」と考えます。

月曜日に株価が下がったときはヒヤヒヤしましたが、無事に反発したので運用シナリオに変更なし。引き続き6月は強気に攻めます。

日本株は「いちど上がり始めると上がり続けやすい」という傾向があります。これは相場が上がったら初動で「現金から株へ」動くのが鉄板。

特に短期取引では「長いものに巻かれる!」と上手くいきやすい。日本株全体が復活したので、今は現金比率を下げにいきたい時期ですね。

そこで、いつもどおり日本株の各主要指数を確認してきましょう。そののち、「今の長いものは何か?」について考えていきましょう。

まずは、日経平均株価のチャートから:

日経平均株価は大きく反発。5日線を回復しました。攻勢が戻ってきました。ほっとひと安心ですね。

また、長期では日経平均株価、TOPIXともに200日線を回復しました。5日線以上に、こっちのほうが大きい気がします。我慢して株を持ち続けた人はホクホクでしょう。

次に、日経JASDAQ平均を見てみましょう:

日経JASDAQ平均も大きく反発。指数の中ではJASDAQ平均がもっとも素直に動きます。だから、この指数が5日線を上回ると特に安心できます。

今回はJASDAQ平均も2%近く上がりました。これだけ大きく上がったきは「ザ・全面高」という感じ。

というのも、日経平均株価やTOPIX、マザーズ指数って、計算式の都合からどうしても一部の銘柄で指数が振り回されやすいんです。

一方で、日経JASDAQ平均は市場全体をきれいに反映している指数です。軒並み高じゃないとこの指数はあがりません。

おそらく投資家のセンチメントが美しく反映されるのもこの指数。だから、日経JASDAQ平均がドカンと上がったときは「本当に強い相場なんだな」と実感できます。

4月〜5月のようなイケドンな雰囲気が返ってきた気がします。この勢いで6月末までグイグイ上がって欲しいところです。

さいごが、マザーズ指数です:

マザーズ指数も急反発。辛うじてではありますが、5日線も回復しました。いちおう上昇トレンド復活。このまま続伸が期待できそうです。

地合いが完全に復活したうえ、どの指数も軒並み上がっています。おそらく「仕手株」など、ひと波去った株以外は概ね儲かる地合いになりそう。

大型株も新興株も軒並み強いので、これからどちらを選ぶかは好みしだい。波に乗りたいなら景気に敏感な業種をピックアップするのが良いでしょう。

週末から週明けにかけて売って逃げてた人は、そろそろ市場に返ってきて良い頃合いだと思います。

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トピック:日銀とFRB発表後のラリー

長期の見通しについては、日曜日の記事をご参照ください。このシナリオに変更はありませんので、「6月中はガチホ、7月以降はトレンド次第」で行きます。

同じ話の繰り返しではつまらないので、ここでは今回の相場反発について振り返って学んでいきます。テーマは「日銀とFRBの発表後のラリー」です。

結論から言うと「FOMC発表後、または日銀発表後に株価がドカンと下がったら逆張りで買っても良いのでは?説」がイケそうだと感じたので共有します。

特に過去のデータ上は3月と6月が狙い目です。

6/15の引け時点、NYダウ先物は一時1000ドル安となるほど下がっていました。「コロナ第二波への警戒」が高まっていたと言われてます。

ですが、6/16の寄り前には、NYダウはむしろプラス転換。あっという上げへと転じました。これはFRBが大規模な経済施策を打ったから:

そして、6/16昼。日銀も矢継ぎ早に施策を発表。日本株は全面高となりました:

そして、ここ2週間の相場の動きを総括するとこんな感じ:

【ここ2週間の相場の動き】
①6月2週にFOMC発表
②弱気発言で株が投げ売られる
③FRBが弱気をフォローし反発
④日銀も追い打ち

要はFRBと日銀がダブルで「景気を下支えたるでー!」と発表したことで、相場が息を吹き返しました。なんたる力技。おそろしい。

ちなみに、FOMC前後や日銀発表前後は、均すと「株価が上がりやすい」傾向があります。中央銀行が市場におべっかを使うからですね。

今回はFOMCで下がったのが例外的でしたが、FOMC後に下がった場合は、FRBが「発言を訂正する」ことで株価を上げにくる可能性はアリそうです。

有名な相場格言に「国策に売りなし」という言葉があります。今回の相場反転はまさにその動きだったように思えます。

こういうことがあるから、うかつに「下がりそうだからインバース(相場が下がるほど儲かるアレ)を買おう」とは言えないんですよね。

短期トレードの基本は「長いものに巻かれろ!」ですが、これってつまり「国策以上に長いものは無いんじゃないか?」と思ったワケです。(Twitterでも、こういうコメントもらいましたw)

ただし、この類の作戦は「相場が下がったら日銀が買い支えてくれるぞー!」的な思惑じみた運用と似ています。

手口としてもあまり美しくない。これだけを頼りに戦うのは、ちょいと違う気もします。ただ、1つの傾向として覚えておいて良さそうです。

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まとめ

本記事をまとめると以下のとおり:

【日経平均株価の見通し】
◯完全復活:6月中はイケドン?
◯国策に売りなし、特に3月と6月

ちなみに僕は、「相場が上がったから買い増し」とかはしない予定です。3月、4月、5月、6月と買って、もう十分買い増し済みです。

少しヒヤヒヤしましたが、なんとか復活。この調子で6月は乗り切りたい。ただ、7月以降は追い風が止みそうなので、対策が悩ましいです。

– 中原良太