失敗しにくい!株初心者にもおすすめな長期投資のやり方
どうも、中原良太です。
2019年は長期投資のほぼ放ったらかしで200万円ほど稼ぎました。
投資をはじめて11年。長期投資で稼ぐコツを研究してきました。長年の研究の末、僕は「究極的に大事なコトは3つしかないのでは?」と思い至りました。
何百回とシミュレーションして導き出した結論なので、それなりに妥当だと思います。
そこで本記事では「失敗しにくい!株初心者にもおすすめな長期投資のやり方」というテーマでまとめていきます。
失敗しにくい!株初心者にも
おすすめな長期投資のやり方
スバリ、結論から行きましょう。結論をまとめたツイートをしたところ、これが好評でした:
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【株初心者でも稼げる長期投資のコツ?】
①逆張り。長期で下がっている株を選ぶ
②地味。誰も見向きもしない株を選ぶ
③放置。2倍になるまで何もしない以上を押さえるとGood。「カンタン過ぎ」とバカにされるかもしれないけど、侮るなかれ。言うは易く行うは難し。忠実に実践できる人はかなり少ない pic.twitter.com/e4NYly1RAs
— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) June 14, 2020
①逆張り。長期で下がっている株を選ぶ
②地味。誰も見向きもしない株を選ぶ
③放置。2倍になるまで何もしない
「たったこれだけ?」と思われてしまうかもしれませんが、本当にこれだけです。ただ、これを忠実に実践する人はほぼいません。(だからこそウマい)
以降では、各ポイントについて詳しく述べていきます。
株で失敗しにくい長期投資のやり方
おすすめ①:逆張りで買う
第一のポイントは「逆張り」です:
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【①逆張り。長期で下がっている株を選ぶ】
長期投資の基本は逆張り。順張りは「短期トレード専用」のテクニックで、3カ月以上の長期間では通用しないというデータが優勢です。ちなみに、逆張りの目安は「直近3年〜5年で停滞している株を選ぶ」こと。このテクニックの有効性は、いまなお健在です。— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) June 14, 2020
“長期投資の基本は逆張り。順張りは「短期トレード専用」のテクニックで、3カ月以上の長期間では通用しないというデータが優勢です。ちなみに、逆張りの目安は「直近3年〜5年で停滞している株を選ぶ」こと。このテクニックの有効性は、いまなお健在です。"
「はいはい、周りの逆を行けばいいんでしょw」とか思った人は、逆張りの本当の難しさを分かってません。(特に、相場が暴落したときにビビって株を買えなかった経験がある人は、そのときのことを思い出しましょう)
というのも、ごく一部の人を除いて、僕らは本能的に「周りの人と同調したい」と考えてしまう生き物だからです。
逆張りとは言わば、「客が一人も入っていないラーメン屋に進んで入る」ようなものです。(普通、人が並んでる人気店を選びたくなります)
その性質上、逆張りで株を買うのはめっちゃ怖い。なぜなら本能に逆らっているからです。これは誰もが感じる自然な感情です。
この感情に逆らえる人は少数派です。だからこそ「逆張り」がウマい。下がっているぶん、安く株を買うこともできます。一石二鳥です。
株で失敗しにくい長期投資のやり方
おすすめ②:地味株を選ぶ
第二のポイントは「地味さ」です:
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【②地味。誰も見向きもしない株を選ぶ】
「人の行く裏に道あり花の山」とも言います。投資の"うまみ"は誰も見向きもしないところにあるものです。まわりの真似をしても、まわりと同じ未来が待つのみです。みんなと同じことをして金持ちになれるのなら、どうしてみんなは金持ちじゃないのでしょうか。— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) June 14, 2020
“「人の行く裏に道あり花の山」とも言います。投資の"うまみ"は誰も見向きもしないところにあるものです。まわりの真似をしても、まわりと同じ未来が待つのみです。みんなと同じことをして金持ちになれるのなら、どうしてみんなは金持ちじゃないのでしょうか。"
要は「ライバルの少ないところに行け!」ということです。
たとえば、僕は子どもの頃にテニスをやっていました。でも、だからといってプロテニス選手を目指していたら、たぶんめちゃ苦労してました。
僕は膝が弱い(皿が割れてるらしい)ので、まず肉体的に弱い。そんな中、ライバルがうじゃうじゃいるテニス界に飛び込んだら瞬殺されます。
一方、僕は高校生の頃にルービックキューブの日本大会で準優勝しました。
こんな話をすると「スゲーッ!」と言って貰えるのですが、当時の競技ルービックキューブの人口は100人くらい。かなーり少なかった。
ライバルが少なかったからこそ、勝てました。別に狙ってた訳じゃありませんが、結果的には競技人口の少なさが功を奏しました。
こんな感じで、ライバルが少ないほど、儲けを独り占めできます。仮に独り占めは難しくても、勝ちやすい。勝つことが読める。これが大事。
株で失敗しにくい長期投資のやり方
おすすめ③:放置。何もしない。
第三のポイントは「放置」です:
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【③放置。2倍になるまで何もしない】
「長期投資をしたい!」と言いつつ、つい動きたくなってしまうのが人間の性。ですが、長期投資の基本は「動かないこと」です。仮に動くにしても「小さく動く」癖をつけてましょう。ちゃんと良い株を持っていれば、そのうち2倍になります。ひたすら待つべし。— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) June 14, 2020
“「長期投資をしたい!」と言いつつ、つい動きたくなってしまうのが人間の性。ですが、長期投資の基本は「動かないこと」です。仮に動くにしても「小さく動く」癖をつけてましょう。ちゃんと良い株を持っていれば、そのうち2倍になります。ひたすら待つべし。"
これが思っている以上に難しい。
というのも、人間は「ヒマ」が大嫌いだから。たぶん、日本人は世界で最もヒマが嫌いです。だからこそ世界で最もゲームが流行っています。
たぶんですが、「今日1日何もするな!」と言われたら、僕らはきっと発狂します。それぐらい、ヒマはつらいものです。
株を買って数日もすれば、他の株に目移りする。「あっちが良いな」「こっちも良いな」と乗り換えたくなる。動かずには居られない。
結果、余計な売買を繰り返して、余計なコストを払い、得られたハズのリターンをどんどん吐き出してしまいます。これが良くない。
株の基本は放置。だから「買ったら忘れる」ことです。買った株のことを忘れ、浮いた時間でうんと勉強するのが良い。これが上手くやる秘訣です。
まとめ
本記事をまとめると以下のとおり:
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【失敗しにくい!株初心者にもおすすめな長期投資のやり方】
①逆張り。長期で下がっている株を選ぶ
②地味。誰も見向きもしない株を選ぶ
③放置。2倍になるまで何もしない
本記事を読む前は、「カンタン過ぎ。バカにしてるの?」と思われたかもしれません。ですが、今はその難しさに納得いただけたハズ。
正直なところ、この3つさえ押さえておけば、零細投資家はバフェット並(平均年率20%)くらいは狙えます。
とはいえ、実践するのはめっちゃ難しいんですけどね…(苦笑)
– 中原良太