スポンサーリンク

[6/15〜]NYダウチャート分析:頭打ち、しばらく伸び悩みか

2020年6月15日

From: 中原良太
自宅の書斎より、、、

先週木曜日、NYダウが1800ドルも下がっていてビビりました:

先週やっとNYダウが200日線を回復して、「上昇トレンド入りだ〜!」と喜んだ矢先のできごとでした。

NYダウはふたたび下落トレンド入り。今後の行方が気になる方も多いでしょう。そこで本記事ではNYダウのチャート分析に基づく「今後の見通し」について、僕なりにまとめます。

チャート:下落トレンド入り

まずは短期の見通しから。結論から言うと「ふたたびNYダウがトレンド転換したので、伸び悩みやすい地合いに入った」と考えています。

NYダウの予想はめちゃ難しくて、有効な予想法があんまりありません。僕が知っている数少ない予想法が以下の2つ:

【NYダウ予想に使えるポイント2つ】
◯割安感:相場が割安なときは買い、割高なら売り
◯トレンド:相場が好調なときは買い、失速気味なら売り

そして、この2つのポイントをランク分けすると以下の表のようにまとめることができます:

割安感を調べるときには、あまり有名じゃないですが「CAPEレシオ」が効果的です。僕もよく使っている指標です。

また、トレンドを分析する際は、米国株の場合は「200日線」くらいの長めのテクニカル指標を使うのが効果的です。日本株は短いほうが良いのですが、米国株では長めのほうがいいみたいです。

これらの指標を便りに売買することで、「ヤバいときにすぐ逃げられる」ようになります。リスクを抑えられるのでチキンな僕にはうってつけです。

これら2点について、それぞれチェックしていきます。

まずは米国株の割安感から:

NYダウが暴落したとはいえ、CAPEレシオはまだ28倍。リーマンショック前の水準です。金利が低い点は無視するとしても、「割高水準」と言えるでしょう。

米国株を「長期投資のために買いたい」とは言いにくい。仮に買うとしても「トレンドがあるときだけの短期目線」が無難でしょう。

つぎは米国株のトレンドです:

木曜日の暴落で、NYダウは200日線をふたたび割り込みました。トレンドは下向きに元通り。回復するまでは「様子見」が無難に思えます。

ちなみに、僕は去年から米国株を買い増ししていません。どうにも高すぎる気がするからです。トレンドがなくなれば尚更です。

米国株を買う理想的なタイミングは「大暴落が起きて十分に株が安くなり、トレンドが上向きに戻ってきた」あたりです。今はその真逆。

iDeCoのように「超長期」かつ「節税目的」で買うなら別ですが、そうでない場合はわざわざ割高な株を買う気にはなれません…。

以上を踏まえて、今の総合評価は以下のとおり:

先週から「手のひら返し」になりますが、トレンドが転換したのでやむを得ない。

例年、FOMCは「買い手がかり」になるのですが、6月のFOMCは例外的な動きとなりました。

頼りの綱はオプション期限の控える第3週。

この週は、強気になりやすい傾向があります。ここでもトレンドが復活しないようなら、夏以降はのぞみ薄な気がします。

Sponsored Links

需給:逆張りのチャンスが来る?

つぎは中長期の見通しです。結論から言うと「センチメント次第では、逆張りで株を買うチャンスが来るかも?」と考えています。

アメリカ個人投資家協会が発表しているAAIIセンチメント調査によれば、個人投資家のセンチメントがだいぶ回復しました:

同調査は米国個人投資家の投資スタンスを集計したアンケート調査です。この調査では「強気」「中立」「弱気」の投資家数を集計しています。

6/10の調査によると、米国個人投資家のうち「強気が34.3%」「中立が27.7%」「弱気が38.1%」でした。

AAIIセンチメント調査は「逆張りする」のが鉄板ですが、すでにセンチメントは平年並みにまで戻ってきました。

こういう状況では「目先半年で上がるか下がるかは五分五分」と考えておくと良いでしょう。

ただ、1つだけ補足があります。

それは、このセンチメント調査は「水曜日時点の結果だ」という点。NYダウが暴落したのは木曜日ですから、今のセンチメントは少し弱気に傾いていたと思います。

今後、NYダウがさらに下落するようであれば、買い場が来る気がします。現金がある人は、逆張りのチャンスが訪れるかもしれません。そのときはまた続報を流しますね。

Sponsored Links

まとめ

話をまとめると、以下のとおり:

【NYダウの見通し】
◯チャート:暴落でトレンド崩壊。買いたくない。
◯需給面:平均的。続落しだいで逆張りのチャンス。

トレンドが崩れてしまったのが残念ですが、長期投資メインの僕としては「良いぞ!どんどん下がって安くなれ!」という感じ。

「これから死ぬまで株は買わない」という人は別として、前途多望な人ほど、株価が下がるのはチャンスです。安く買えるので。

上がったら上がったときの、下がったら下がったときのチャンスがあります。上手に振る舞って、どっちのチャンスも掴みたいですなぁ。

– 中原良太