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[6/15〜]日経平均株価チャート分析:間一髪で反発か?

From: 中原良太
自宅の書斎より、、、

先週木曜日、NYダウが1800ドル安となりました。「日本株も暴落か?」なんてヒヤヒヤしましたが、思ったより下げずひと安心:

とはいえ、「思ったより下がらなかった」というだけで、依然として日本株は持ち直していません。含み損が膨らんで「株を持ち続けて大丈夫?」と心配な方もいるでしょう。

そこで本記事では、日経平均株価のチャート分析から「今後の見通し」を分析し、需給材料から改めて「運用シナリオ」を見直していくことにします。

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チャート:全面安で下落トレンド

まずは短期の見通しから。結論から言うと「相変わらず相場は下落トレンドだから、持ち直すまでは警戒を続けたほうが良い!」と考えます。

先週はNYダウが下落して日本株も軒並み安でした。特にJASDAQ平均やマザーズ指数は5日線を割れたのが要注意材料でした。

日本株は「いちど下がり始めると下がり続けやすい」という傾向があります。だから、相場が下がったら初動で「損切りして現金化」が鉄板。

短期取引の基本は「長いものに巻かれろ!」ですから、上がっている市場が無いときには「現金が強い」と考えます。

株価が下がる=現金の価格が上がるということですから、つまり、「長いもの=現金」と言えるわけです。(価格は常に相対的です)

言葉だけでは伝わらないと思うので、いつもどおり日本株の各主要指数を確認してきましょう。そののち、「今の長いものは何か?」について考えていきましょう。

まずは、日経平均株価のチャートから:

これは6/12時点の日経平均株価です。6/11に5日線を割れてから下落を続けています。日経平均株価は25日線を割れると弱気に転じやすいので、「首の皮一枚でつながっている」という印象です。

大型株指数で厄介なのはTOPIXのほうです。

TOPIXは5日線を割れると弱気になりやすいうえ、12日の下落で200日線を割り込みました。しばらく伸び悩みそうなので、いま株を買っても大した利益にはならないと考えます。様子見が無難でしょう。

つぎは、日経JASDAQ平均のチャートです:

6/11に5日線を割れ、12日には大きく下落しました。JASDAQ平均はどの指数よりも素直に動くので、この指数が弱いときは要警戒です。

新興株を評価するとき、僕は「5日線割れで賞味期限切れ」「25日線割れで消費期限切れ」と考えています。

つまり、「指数が5日線を割れたときに株を買っても美味しくない(=賞味期限切れ)」、「25日線を割れたときは危ない(=消費期限切れ)」ということです。

現状は「5日線を割れたけど、25日線は割れていない」です。この状況を言うなれば「そこまで危なくはないが美味しくもない」という具合です。

チキンな人は「25日線を割れる(=消費期限が切れる)までに損切りを終わらせる」のが無難な局面。

欲張りな人は「5日線を回復する(=また美味しくなる)まで我慢をする」という選択もアリでしょう。ちなみに僕はコッチ。

さいごに、マザーズ指数のチャートを見てみましょう:

マザーズ指数もJASDAQ指数と同じ状況です。ただ、マザーズはJASDAQよりも値動きが激しいので、よりチキンに振る舞うのが無難。

また、マザーズ市場はJASDAQより大型株に振り回されやすい印象があります。市場全体が強くないときは、マザーズは危ない気がします。

新興株を買うにしても、いまはマザーズよりもJASDAQのほうが無難でしょう。

以上。

短期トレードのセオリーからいけば「いまは株を持っていてもそんなに美味しくないグレーな時期」です。

いますぐ暴落!というほど危ない局面ではありませんが、株を持っていてもそう美味しくない。「賞味期限切れな相場」という印象です。

基本に忠実な人や、トレード始めたての初心者であれば、今の時期は株を持たず、静かにしているのが無難でしょうね。

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トピック:僕の運用シナリオ

次にもう少し長期の運用シナリオ。

結論から言うと「6月中はガチホ。7月以降は相場が上がっているときだけ株を持つ。暴落したらトレードをストップして、長期投資メインに切り替え」という具合です。

なかなか複雑なので、箇条書きにしてまとめ直すとこんな感じ:

【中原の運用シナリオ】
6月:ガチホ
7月以降:(トレード)上昇相場だけ買い持ち
7月以降:(長期投資)暴落したら買い増し

第一に、僕は「6月中はガチホでねばる」予定です。

その理由は以下のとおり:

【6月いっぱいは粘りたい理由】
◯ネット口座開設の急増(新興株の買い↑)
◯コロナ対策の給付金(可処分所得↑)
◯夏のボーナス(可処分所得↑)

需給面では6月中は追い風。買い手が豊かなので、株価が下がっても小さく、上がるときは大きくなると考えています。

中でも、10万円の給付金は大きい。給付金の波は6月いっぱいは止まないと読みます。現時点でもまだ40%しか給付されていませんからね:

第二に、僕は「7月以降は相場が悪くなったら逃げる」予定です。今回の相場下落も、今が7月だったら迷わずに逃げていました。

7月に入ると夏のボーナスも終わり、給付金によるアゲアゲ相場も一服すると考えられます。

とはいえ、「すぐに逃げる」のももったいないので、「相場が上がり続けるうちは波に乗り、終わったらすぐ逃げる」ことにします。要は「トレードの基本に立ち返る」算段です。

給付金の進捗は「約1カ月半かけて半分くらい」なので、7月半ばあたりまで給付金の影響は続きそうです。だから6月いっぱいはガチホ。7月に入ってからは「トレンドが止んだらすぐ逃げる」という作戦です。

第三に、「7月以降に暴落があった場合(二番底と呼べるだけの大きな下落)は株を買い増す」予定です。

前にもチラリと話しましたが、僕は 「夏か、10月か、年末年始あたりに暴落があるかもしれない」と考えています:

年内は「長期投資は買い増ししない」で、トレードメインで行く予定。

ただ、上記のようなタイミングで暴落があった場合は、バーゲンセールになる株も増えそうです。そこで株を買い増す予定です。

大雑把にまとめると「6月はガチホ、7月以降はトレードメイン、暴落があったらトレード資金を長期投資に回す」という流れが美しく思えます。

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まとめ

ここまでの話をまとめます。

【日経平均株価の見通し】
全面安で下落トレンド:
①セオリーは「警戒すべし」
②賞味期限切れ、消費期限内
僕の運用シナリオ:
①6月いっぱいはガチホ。
②7月以降は「長いものに巻かれて」トレード
③暴落があったらトレード資金を投資に回す

特殊な相場なので「セオリーから外れる」運用をしていますが、その運用を続けるのも今月いっぱいの予定です。

追い風が止んだらいさぎよく身を引いて、例年どおり淡々を運用するつもり。欲張り過ぎて失敗するのはイヤですからね^^;

もちろん、セオリー通り「消費期限が来る前に売る」というのも一策。これも悪くないと思います。自分に合ったプランで運用するのが良いと思います。

– 中原良太