過去の自分に教えたい!株初心者に贈る「地道に稼ぐ」心得
どうも、中原良太です。
18歳の頃に株をはじめ、29歳のいま、準富裕層の仲間入りを果たしました。
僕はチキンなので「ドカンと稼いだる!」とかは考えません。むしろ、「地道にコツコツ」が取り柄です。
類は友を呼ぶ…とはよく言ったもので、僕のブログやTwitter、YouTubeチャンネルでは、この考えに共感してくれる方がとても多い。
そこで本記事は「過去の自分に教えたい!株初心者に贈る「地道に稼ぐ」心得」というテーマを深掘りしてまとめました。
過去の自分に教えたい!
株初心者に贈る「地道に稼ぐ」心得
先日、以下のツイートをしたところ、好評でした:
↓
【株初心者に贈りたい:地道に稼ぐための心得】
①小さく試す。実践しないとわからないこともある。
②勝負しない。株で成功するのに度胸は要らない。
③競争しない。早く勝とうとすると早く負ける。「平均以上のパフォーマンスを出したい」と思う人は①も②も③も欠けたらダメ。特に嫉妬心に注意。 pic.twitter.com/86ZNhfWh3O
— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) June 3, 2020
①小さく試す。実践しないとわからないこともある。
②勝負しない。株で成功するのに度胸は要らない。
③競争しない。早く勝とうとすると早く負ける。
1つ目が「小さく試す」こと。
退職を機に株をはじめました…なんて方がたまに居ますが、これはちょいと危ない。特にはじめのうちは失敗がつきものなので「小さく試す」のが大事です。
株式投資は「少額ほど」有利でして。少額すら増やせない人は、おそらく大金は手に余ります。
だから、まずは少額でたくさん失敗して、柔道のように「受け身」の取り方から勉強しておきましょう。
そして、失敗になれてきたら、少しずつアクセルを踏んでいきましょう。はじめは小さな損でも不安になりますが、だんだん慣れてきます。
すこしずつ資産額を増やしていって、資産額とともにメンタルと頭脳を鍛えていくのが大事です。
2つ目が「勝負しない」こと。
資金量が少ないうちは、「大きなリスクを取ってでもドカンと当てたい!」という人がいます。
それが当たればラッキーですが、たぶん、いちど当ててしまったが最後。ギャンブル癖はそうカンタンには抜けません。
勝ち逃げできる人は少なく、当たったことに気をよくしてすっからかんになるまで勝負を続けてしまうでしょう。
どんなに大きな数字だろうが、最後にゼロをかければゼロになります。ギャンブル癖ははじめのうちに潰しておくのが大事。勝負で稼いだお金は、いずれ勝負で消え去ることになります。
3つ目が「競争しない」こと。
負けず嫌いも考えもので、「他人と競争して自滅する」ひとがけっこう多い。とくにTwitterやブログ、YouTubeなどで他人の損益報告を追いかけている人は注意です。(ちなみに僕もその一人)
だいたい、投資の判断ミスは「集中すべきことに集中していない」ときに起こります。
本来、株式投資では「銘柄の分析」や「市場の分析」だとか、そういったことに充てられるべきであって、他人の運用成績は関係ありません。
なすべきことをなしていれば、おのずと競争にも勝てます。見るべき相手はライバルではなく、競争はお金は産まないので注意しましょう。
地道に稼ぐためにはこの3つが全て。僕は3つ全てで気をつけるようにしています。
株で地道に稼ぐ前に…失敗!
初心者にありがちな原因3つ
そして、この3つがおざなりになる原因はだいたい「嫉妬」などの感情です:
↓
この3つは互いに結びついてます。経験的には、全ての発端は「嫉妬心」が多い気がします。他人の富に嫉妬し、競争し、「早く勝とう」と躍起になり、ろくに試しもしないうちに「大きな勝負」に手を出す。下落相場ではなく、向こう見ずほど儲かる上昇相場で、この嫉妬は生まれます。競争した時点で負け。
— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) June 3, 2020
“この3つは互いに結びついてます。経験的には、全ての発端は「嫉妬心」が多い気がします。他人の富に嫉妬し、競争し、「早く勝とう」と躍起になり、ろくに試しもしないうちに「大きな勝負」に手を出す。下落相場ではなく、向こう見ずほど儲かる上昇相場で、この嫉妬は生まれます。競争した時点で負け。"
嫉妬の他にも、「早く稼ぎたい」という欲や、「損を抑えたい」という恐怖も挙げられます。
投資判断をする際、「感情的になる」のはご法度。感情的になった人から損をするので気をつけましょう。淡々と、合理的になすのが大事です。
まとめ
本記事をまとめると以下のとおり:
↓
【過去の自分に教えたい!株初心者に贈る「地道に稼ぐ」心得】
①小さく試す。実践しないとわからないこともある
②勝負しない。株で成功するのに度胸は要らない
③競争しない。早く勝とうとすると早く負ける
⇨特に「嫉妬心」や「損得への感情」に注意!
株って、「失敗しなければ」おのずと成功するんですよね。なのに、だいたいのひとが自滅して、自分でお金を減らしてしまうんです。
だから何より「自滅しない」のが大事。ここさえおさえていけば、ゆっくりではあるものの、自然をお金が増えていくはずです。
僕自身、臆病者にも関わらず、嫉妬深いからタチが悪い。他人に嫉妬して、我が身を滅ぼさないように、気をつけないとなぁ。
– 中原良太