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[6/8〜]日経平均株価チャート分析:NYダウ爆上げで連れ高か?

From: 中原良太
自宅の書斎より、、、

週末、NYダウが大幅高となりました。日経平均の先物も大きく上がっていて、週明けにガッポリ儲かりそうで楽しみですね:

先週の木曜日時点では、日経JASDAQ平均が盛り下がっていて「ダマシだとは思うけど、急落しそうで心配だな」と話をしました。

さいわい、週末になってJASDAQも盛り返してきており、大型株は上昇に弾みがついています。ひとまず日本株は復活。続伸も期待できそう。

これだけ強い日本株に疑問を抱く方も多いでしょう。僕は「足元の新興株バブルは、いわば給付金バブルでは?」なんて考えています。

そこで本記事では、日経平均株価のチャート分析から「相場の見通し」を見積もり、また、「給付金バブルはいつまで続くか?」その目処を探っていくことにします。

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チャート分析:NYダウ爆上げで連れ高か?

まずは短期の見通しから。結論から言うと「大型株を中心に強い、マザーズを除けば新興株も復活してきた」と見ています。

そして恒例ではありますが、僕が目下で注目している需給要因は以下の4つです:

【6月いっぱいは強気だと思う理由】
◯ネット口座開設の急増(新興株の買い↑)
◯コロナ対策の給付金(可処分所得↑)
◯夏のボーナス(可処分所得↑)
△新興株のトレンドが復活(JASDAQのみ↑)
+大型株(東証一部)も強くなってきた

中でも「コロナ対策の給付金」の影響は大きいと考えています。(くわしくは、のちほど詳述します)

また、週末には市場も活気を取り戻してきました。市場は短期では「投票機」のように振る舞い、「長いものに巻かれる(=流行に乗る)」と上手くいきやすいです。

「長いものに巻かれる」ときのコツは、ノッている市場の、ノッている業種で、出遅れている株を見つけ出すこと。

ということで本記事でも、「今の長いものはどこか?」を確認していきましょう。日経平均株価、日経JASDAQ平均、マザーズ指数の3指数のチャートを見ていきます。

まずは日経平均株価のチャートから:

日経平均株価は6/5に反発。6/5の夜間にはNYダウも急上昇していますから、ふたたび高値を更新しそうな勢いです。プラス転換も目前ですね。

TOPIXも200日線を回復し、あと5〜6%の値上がりでプラス転換です。そうなれば年内バブルの可能性も高まってきます。

先週からは新興株より大型株が強くなってきました。新興株が復活するまでは、引き続き「大型株=長いもの」と考えて良さそうです。

つぎが日経JASDAQ平均のチャートです:

日経JASDAQ平均は週末に反発。おかげで5日線を回復しました。木曜日に5日線を割れたときはヒヤリとしましたが、ダマシだったようですね。

日経平均の先物が強いので、週明けは全面高が期待できそうです。これを機に新興株も息を吹き返してくれると良いですね。

新興株ブームが再来しても良いように、臨機応変にお金を動かす準備はしておくと良いでしょう。

さいごにマザーズ指数のチャートです:

マザーズ指数も反発。とはいえ、まだ5日線を割り込んでいるので本調子は戻っていません。マザーズに限ってはまだ警戒が必要でしょう。

先週末の時点では「新興株よりも大型株のほうが強い」ように見えます。新興株が本格的にもどるまでは大型株メインが良さそうです。

無事、新興株が戻ってきてくれているので、「6月末まではイケイケドンドン相場が続く」というシナリオは修正ナシで行けそうです。

僕自身、先週は損切りしようか考えましたが、「6月末までは大丈夫だろう」と含み損に耐えました。耐えておいてよかった。引き続き、続伸に期待します。

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メイントピック:給付金バブルは8月まで続く?

次に長期の話。結論から言うと「給付金バブルはもしかすると8月まで続くかも?」という話をします。

先週の木曜日の記事で「新興株バブルが弾けるとしたら、以下の3つのトリガーがあり得るから気をつけようぞ!」という話をしました:

例年は「6月に夏のボーナス」→「7月以降は弾切れで相場が反落」というのがテンプレートです。

とはいえ、これはあくまで「例年」のこと。2020年は新型コロナの影響で、ちょいと例年とは違う動きをするかもしれないと感じています。

僕が特に注目しているのが10万円の給付金。これは今までになかった大型の景気刺激策です。ひとり10万円の給付金×1億人で、総額10兆円の現金給付ですからね。

日銀による日本株の買い支えですら、去年までは「1年あたり6兆円」でした。それ以上の資金が個人に流入すれば、経済効果も絶大です。

10万円の給付金で株を買う人も出るでしょうし、そのお金を使うことで金巡りがよくなる可能性もあります。インパクトは大きいはず。

特に「給付金で株を買う」という動きはアメリカですでに見られています:

おそらくこの旋風は日本でも起こるはず。

そして、10万円の給付ペースがかなり「ゆっくり」しています。なので、「弾切れ」も8月くらいまで遅れるのでは?という気もします。

なお、「弾切れが8月まで遅れる」という話の根拠は以下のとおり:

【10万円の給付金の給付状況:5/31時点】

【10万円の給付金の給付状況:6/7時点】

※アンケートのご協力、ありがとうございました!

1つ目のツイートが、「5/31時点」の給付金の受け取り状況。2つ目のツイートが「6/7時点」の給付金の受け取り状況です。

ツイート2つを見れば分かるとおり、1週間で給付が「10%」くらいしか進んでいないことが分かります。

仮にこの給付ペースが続くとすると、給付が完了するまでにあと7週間〜8週間ほどかかるでしょう。ちょうど8月下旬に終わるくらいです。

「給付金を受け取ってから株を買う」という人が多い場合、その影響は8月暮れあたりまでは続きそう。そうとなると、今年は夏枯れ相場もなくなるかもしれません:

上記はあくまで楽観的な予想です。とはいえ、例年、「夏には株を買わずに静かにしている」という方も、今年はいくらか株を持っておいても良い気がしてきました。

ひとまず長期投資は安いものをたっぷり買ったまま「現状維持」として、短期トレードの方針は微調整しておく必要がありそうです。

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まとめ

ここまでの話をまとめます。

【日経平均株価の見通し】
◯短期:新興株が再始動。上昇気流は続きそう。
◯長期:給付金バブルは8月まで続くかも?

これまで「6月で給付金バブルは終わりか?」と思っていましたが、もしかするともう少し続くかもしれません。

何にせよ、需給を主とした株価変動が続きそうです。6月以降も、相場が上がる限りはがっちりしがみついておくのが吉な気がします。

となると、仮に年内に暴落があるとしても、9月から10月あたりまでずれ込むかもしれません。

そして、相場の雰囲気が悪くなったらすぐに逃げ、暴落を避けて、暴落が落ち着いた後に安くなった株をたっぷり買う…というのが理想。

上手くできるかどうかは分かりませんが、引き続きベストを尽くしたいですね。

– 中原良太