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株の損切り貧乏と損切りできる人は何が違う?

2020年5月28日

From: 中原良太
自宅のリビングより、、、

先日、「損切り貧乏にありがちな失敗」として以下のツイートをしたところ好評でした:

“【損切り貧乏にありがちな失敗】
①相場が好調なとき損切りしている
②暴落した直後に株を損切りしている
株トレードでの損切りあるある。損切りが有効なのは「下がったけど戻らない株」を売るから。 しかし、①も②も待っていれば戻るケースが多いです。だいたいの失敗はこの2パターン。"

3月の暴落でビビッて株を売って、「損切りに失敗した!」という方は多いハズ。

そこで今回は、「損切りで失敗しないコツ」についてまとめます。

損切り貧乏にならない基本:トカゲのしっぽ切り

前もってお断りしておくと、今日の話はあくまで「短期トレード」の話です。長期投資とは別ですので、予めご了承ください。

損切りとは「含み損(評価損)の株を手仕舞って、傷が広がらないうちに切る」ことを指します。

損切りの本質は「トカゲのしっぽ切り」です。だから、しっぽ切りにならないものはすべて失敗します。中でもありがちなのが冒頭に掲げたツイートです:

“【損切り貧乏にありがちな失敗】
①相場が好調なとき損切りしている
②暴落した直後に株を損切りしている
株トレードでの損切りあるある。損切りが有効なのは「下がったけど戻らない株」を売るから。 しかし、①も②も待っていれば戻るケースが多いです。だいたいの失敗はこの2パターン。"

①のように、相場が好調なときは、だいたいの株は待っていれば上がります。②のように、暴落した直後も、よほど危ない株でもない限り反発します。

だから、①や②に当てはまるときに損切りすると、「トカゲのしっぽ切り」ならぬ「トカゲの胴体切り」になって死にます。

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損切り貧乏になる人の典型例:ポジポジ病

ここまでは基本的なお話。ここからはもう少し踏み込んだ話をします。

直接的ではありませんが、間接的に損切りで失敗する人がいます。それが、「ポジポジ病」です:

“追加。ポジポジ病も損切り貧乏にありがちです。せっかく損切りに成功しても、乗り換え先の株で損をするからです。
損切りで失敗したくない人は、以上3つの点をひっくり返すと良いです:
①相場が不調なときに損切りしている
②暴落していない時に損切りしている
③キャッシュポジションを持てる"

ポジポジ病とは「ポジション(株を買い持ち/売り持ちすること)」を持たずには居られず、「ポジション!ポジション!」となる人のこと。

ポジポジ病の人は、1つの損切りがうまくても、売った矢先に違う株へと乗り換えます。そして、そっちで損をしてしまい、せっかくうまくいった損切りを台無しにします。

チャンスが無いときには「株を持たず、現金で待機する」ことも大事です。損切り貧乏になりたくない方は、ポジポジ病から脱却すると良いでしょう。

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損切り貧乏と損切りできる人は何が違う?

ここまで「損切り貧乏」の話をまとめました。ここで気になるのが、「じゃあ、損切りできる人はどんな人なんだ?」という点。

この点については、以下のツイートにてまとめました:

“なお、損切りがうまいひとは利益確定もうまいです。株価は自分の買った額面とは無関係に動きます。だから、「利益確定」と「損切り」の間に明確な差はありません。強いて挙げるとすれば、税制度の差です。利益確定では税金が増え、損切りでは減ります。節税に長けたひとが、両方を上手くやれます。"

損切りが上手な人は「利益が出ていようが、損失が出ていようが、適切な頃合いを計らって株を手仕舞うことができる人」のことです。

利益か損失かは関係なく、「退きどきをわきまえている」ということです。

しいて「損切りの腕」を測るのであれば、それは税金の扱いに長けている人です。損切りをすれば税金を節約できる場合があります。

この法制度をたくみに駆使して、トカゲのしっぽ切りと「上手く節税する」ことを両立できる人は損切りの達人と言えるでしょう。

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まとめ

話をまとめると、以下のとおり:

【損切り貧乏・ポジポジ病で失敗しない方法】
◯損切り貧乏にならない基本:トカゲのしっぽ切り
◯損切り貧乏になる人の典型例:ポジポジ病
◯損切りの達人=退きどきをわきまえた、節税の達人

今日の話はあくまでトレードの話で、長期投資になるとちょっと変わってきます。

とはいえ、長期投資でも応用できる部分はあると思います。それは工夫しだいですね。

さいごに、そもそも論の話を補足します:

“最後に。トレードの達人は、そもそも損切りが少ない。なぜなら、「損切りが必要=期待を裏切られた失敗」だから。損切りは柔道で言えば「受け身」です。ダメージを最小限に食い止めるためには重要ですが理想は「受け身を取らずに勝つ」こと。受け身の達人ではなく、柔道の達人になりたいものです。"

たまに「ワシは損切りが上手い!」なんて自慢をする人がいます。損切りが上手いのは立派ですが、それでは目的から逸れています。

「ワシは受け身が上手い!」なんて言われても、柔道家からは尊敬されません。負け戦ばかりということですからね。

「損切りなんて要らない」というのが理想。損切りはあくまで保険です。保険は必要ないのがベスト。基本を押さえたあとは、使わずに済ませるために知恵を絞るのが本筋ですよ。

– 中原良太