スポンサーリンク

過去のテンバガー銘柄を分析して辿り着いたおすすめスクリーニング条件

2020年5月10日

どうも、中原良太です。

18歳の頃に株をはじめ、なんとか30歳になる前に準富裕層に食い込むことができました。

さいきん、テンバガーの分析にハマっています。RIZAP、セリア、寿スピリッツ、JINSなどなど。けっこう日本にはテンバガーがあります。

中でも僕が注目しているのが「成熟産業での成長企業」です。

というのも、成長産業には「トレンドに乗っているだけの成長企業」もけっこう紛れこんでいて、ハズレも多いからです:

“成長産業のトレンドに乗って成長するビジネスは沢山あります。しかし、その手のビジネスは追い風が止んだ途端に平凡なビジネスになります。一方、成熟産業などの地味な領域で、一歩ずつ着実に成長しているビジネスは違います。この手のビジネスは追い風がなくても前へ進むので本当に実力があります。"

トレンドは大事です。しかし、追い風に乗って成長してきたビジネスが、追い風が止んだとたんに平凡になる例は山ほどあります。

最悪、逆風が吹き始めたらこの手の会社は衰退するか潰れます。そう考えると、追い風に頼り切りの会社は投資先としては貧弱だと思うのです。

本当にすごい会社は、「成熟産業」などの追い風が吹かないときですら着実に成長していくものです。それに、成熟産業はすでに熾烈な競争にさらされているケースが多いです。

これらの点も踏まえて、「厳しい環境でも伸びていく成長企業こそホンモノだ!」と思い至った訳です。

注:成長産業が悪いという話ではなく、成長産業はいわば「バカでも儲かる」ので、経営手腕の良し悪しが見えにくいと言いたいのです。

過去のテンバガー銘柄を分析して辿り着いた
おすすめスクリーニング条件3つを解説

過去のテンバガー銘柄を分析して辿り着いたスクリーニング条件が以下の3つでした:

“【テンバガーを分析して感じたこと3つ】
①健全に成長している会社は借金が少ない
②収益性が高いビジネスに一点集中している
③ブランド力を維持できるカラクリがある
なお「レバレッジを高めて成長した会社」にはカリスマ経営者が必要です。カリスマが去れば平凡になります"

以降では、それぞれのポイントについて解説していきます。

過去のテンバガー銘柄を分析して辿り着いた
おすすめスクリーニング条件①:借金が少ない

過去のテンバガー銘柄を分析して辿り着いたスクリーニング条件1つ目が「健全に成長している会社は借金が少ない」です:

“健全なテンバガーは借金をしなくても自分でお金を稼げます。なお借金して「成長を急ぐ」方法もあります。が、スピード重視で先行者利益を得るより、後発でも戦略的にシェアを奪える会社のほうが競争力が高いです。新しさはそんなに重要じゃないです。"

そもそも、優れたビジネスをするのに借金は必要ありません。借金が必要になるビジネスは「先手必勝型」のものくらいです。(鉄道とか)

だいたいのビジネスは「後発組」でも良い製品、良いセールスがあれば勝てます。

成熟産業で無借金でも成長できる会社は、だいたい競争力があって「急がずゆっくり前に進んでりゃそのうちデカくなる」ところです。この手の会社は無茶をしないので着実に一歩一歩進みます。

過去のテンバガー銘柄を分析して辿り着いた
おすすめスクリーニング条件②:一点集中

過去のテンバガー銘柄を分析して辿り着いたスクリーニング条件2つ目が「収益性が高いビジネスに一点集中している」です:

“高収益ビジネスでの成功はカンタンじゃないです。高収益がゆえに人が群がり、激しい競争に晒されます。多角化すると経営資源が分散してしまうので競争に勝てません。成功企業は、差別化(ブランド育成)にとことん集中して、さらにリードを広げます。"

どんな世界もそうですが、「片手間な努力」で勝てるほどビジネスは甘くありません。だから、あれこれ幅広く手を出す会社は微妙です。

名だたる成功者は、だいたい「一点集中」で成功しています。アマゾンのジェフ・ベゾス、マイクロソフトのビル・ゲイツなどなど。彼らは「マルチプレイヤー」だったから成功した訳じゃないです。

むしろ、限られたエネルギーを、自分の得意分野に「一点集中」することで成功を収めています。なんでも屋に成功者はいません。

過去のテンバガー銘柄を分析して辿り着いた
おすすめスクリーニング条件③:強力なカラクリ

過去のテンバガー銘柄を分析して辿り着いたスクリーニング条件3つ目が「ブランド力を維持できるカラクリがある」です:

“ブランド力を維持するには、「凡人でも大勝ちできるカラクリ」が頼りになります。いい例が、地域の気候を活かした特産品です。北海道の天才が、熱帯でバナナを育てる凡人に対抗しても勝てません。このカラクリには、優秀な人材以上の価値があります。"

脳みそまで筋肉の「脳筋プレイヤー」では企業を成長させることはできません。できたとしても、ある程度までいったら頭打ちします。

それもそのはずで、僕ら人間が使える時間は1日24時間まで。脳筋プレイで週30時間残業したとしても、できることには限りがあります。

だからこそ、「苦労しなくても競争に勝てる環境」や「効率的に仕事をこなす仕組み」がある会社は強いです。

それこそ、生産性が2倍ある会社では、従業員が平均の半分で済みコストカットできます。あるいは、同じ従業員を雇って売上を倍増することもできます。

[ads]

「ホンモノの実力」を見極めたい!

今回の話を改めてまとめるとこんな感じ:

①健全に成長している会社は借金が少ない
②収益性が高いビジネスに一点集中している
③ブランド力を維持できるカラクリがある

僕が知りたいのは「トレンドに乗って成功する会社」じゃなく、「トレンドに頼らなくても成功できる実力のある会社」の共通点です。

ホンモノの実力がある会社は、成長産業じゃなくても成長します。それこそ、スターバックス<SBUX>なんか、シンプルな「コーヒー屋さん」ですが世界規模の超絶優秀な成長企業になりました。これこそホンモノの実力です。

ホンモノの成長企業はトレンドに左右されません。衰退産業への投資はキツイですが、「ほぼ確実になくならない産業」に焦点を絞り込めば、かなり高精度で勝てる気がするのです。

– 中原良太