金ETFが5年高値を更新。純金バブルが到来か?

From: 中原良太
自宅の書斎より、、、

4/24に「純金が上がってるぞ!」というツイートをしました。このツイートがけっこう読まれました。金が気になっている人が多いみたいです。

純金価格に連動するETF(上場投資信託)である「GLD」は、ここ5年間での最高値を更新しています。ゴールドの人気が高まっていますね。

僕自身も運用資産のうち100万円ほどは「金ETF」に投じています。目先はしばらく「株よりも金が上がるかも?」なんて可能性も有力です。

そこで今回は、いま注目されている「金ETF」の投資可能性について考えていきます。面倒くさがりな人には良い避難先かもしれません。

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純金の魅力1:「増えない」こと

なぜ今、純金が注目されているのかというと、これには2つの理由があります。その理由は、純金が「増えない」ことと「劣化しない」ことです。

1つ目の理由が、純金は「増えない」点です。純金はリアルの金属なので、紙幣と違って増刷できません。埋蔵量にも限りがあります。

足元では世界各地の中央銀行(日銀やFRB)が、次々に経済施策を発表しています。いわば「カネのばら撒き」をしているのです。

「カネがばら撒かれる」と、紙幣の流通量が増え、価値が薄れてしまう恐れがあります。ハワードマークスなどの大物投資家はこの可能性を恐れています。

その点、純金は「増えない」です。この「増えなさ」が大事で、むやみやたらに増刷される紙幣より「価値が薄れにくい」と考えられてます。

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純金の魅力2:「劣化しない」こと

2つ目の理由が、純金は「劣化しない」点です。純金は錆びません。一部の酸(王水)を除けば、溶けるようなこともありません。

この安定性はけっこう大事で、投資先はよく劣化するんです。たとえば株式。株式投資では企業のオーナーになる訳ですが、企業は劣化します。

それこそ、「収益が減ってしまう」とか「所有している財産の価値が毀損してしまう」とか、企業ではこの手の事件は日常茶飯事です。

今のように「不況が来る!」と言われている状況はなおさらで、業績が悪化してボロボロになる企業もわんさか出てくるでしょう。

ですが、純金ならそういう心配はありません。少なくとも「企業のように劣化してしまう心配」はないので、銘柄選びがヘタな人は金を好むでしょう。

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純金の扱い方:「何に投資をすれば良いか分からないとき」の逃げ道

「増えない」ことと、「劣化しない」こと。この2つの特性を持つ純金は、「何に投資をすれば良いか分からないとき」の逃げ道になります。

いまのように、「現金を持っていてもインフレで価値が薄れてしまいそう」という時期は、現金よりも純金が好まれます。

また、いまのように、「株式を持っていても不景気で劣化してしまいそう」という時期は、株式よりも純金が好まれます。

足元では純金が5年高値を更新しました。この動きは、「何に投資をすれば良いか分からない」という露頭に迷った投資家の表れなのでしょう。

コロナ不況が始まってまだ3カ月。本番はこれからでしょう。このまま不透明感が続くのであれば、「純金バブル」が訪れる可能性もありそうです。

– 中原良太

PS

YouTube動画でも解説しています。
ぜひご視聴くださいませ〜。