[4/27〜]NYダウの見通し:底打ちの可能性/バブルの前兆

From: 中原良太
自宅の書斎より、、、

4/21あたりがNYダウの底であった説が浮かび上がってきました。というのも、米国個人投資家達が原油安でビビッたからです。

AAIIセンチメント調査は週1回更新されるアンケートで、個人投資家の投資スタンスを「強気」「中立」「弱気」の3つで集計しています。

原油価格がマイナスになった翌日に行われたAAIIセンチメント調査では、米個人投資家はかなりの弱気に傾いていました。

センチメント調査が弱気に傾いたときは「株を安く買うチャンス」と言われます。2019年5月も弱気になったのですが、良い買い時でした。

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NYダウに二番底は来ない?

これまで僕は「年末あたりに二番底が来るかも?」というシナリオを想定してきたのですが、この可能性は思ったより低いかもしれません。

というのも、AAIIセンチメント調査の結果が極度の弱気をつけた際、それから目先は半年ほど強気な推移を続けることが多いからです。

ひとまず「底打ちした」と考えて良さそうです。

ただし、これはあくまで短期の話。長い目で見れば、「米国株は割高だから、下がるリスクもあるんじゃないか?」と思う方もいるでしょう。

その認識は間違っておらず、米国株のPERは約20倍と歴史的な高水準です。むやみに株を買うのでなく、なるべく安い株をかいつまむのが良さそうです。

そして、これがまた難しい話なのですが、米国株のPERは約20倍でも「そう割高とも言えない」という見方もできます。

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割高な株式、つまらない現金

というのも、2020年3月にFRBが緊急利下げを発表し、米国国債(10年)の利回りが0.6%ほどまで下がってきたからです。(去年までは1.5%でした)

金利が下がるということは、「銀行にお金を預けても増えない」ということです。今ほど現金がまずくなった時期はないとも言えます。

たびたび僕はインフレのリスクを指摘しています。ですが、今の金利水準ではインフレに叶うほどの利回りは得られないでしょう。

投資の旨みは株の利回りから金利を引くことで決まります。3月の利下げの影響で、「リスクを取らないことの旨み」が薄れてしまいました。

金利の下落によって、株式がバブルになる可能性が大きく低下しました。低金利がバブルの引き金となり、「割高でも現金より幾分かマシな株式が買われ続ける」という動きが起きてもおかしくありません。

だから、僕はいま、「景気悪化は確実だし怖いけど、すこしずつ株を買い増す」という投資判断に至っています。

4月には米国株を少し買い増しましたし、GW期間中には日本株も買い増します。株式を持つことのリスクのほうが、現金でいることのリスクよりはマシかもしれません。

– 中原良太

PS

YouTube動画でも解説しています。
ぜひご視聴くださいませ〜。