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[4/13〜]NYダウの見通し:現金はゴミ

From: 中原良太
自宅のリビングより、、、

昨日は
「FRBがジャンク債を買いに動く!」
というネタを中心にお話ししました。

FRBだけでなく、世界各国が、
次々に金融緩和を打ち出しています。

それもあり、
「ハイパーインフレが起こるのでは?」
と心配している方も増えているようです。

そこで今回は、数々の金融緩和を踏まえ、
「NYダウの見通しは上がるのか下がるのか?」
「投資判断の落とし所はどんなもんか?」
といった話をしていきます。

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そもそもハイパーインフレって何?

「ハイパーインフレって何?」
という方もいるでしょう。

まずは、このことばの意味から説明します。

ハイパーインフレとは、
文字通り「ハイパー(超)」な「インフレ(物価上昇)」です。
つまり、「めっちゃ物価が上がる」ことを指します。

ハイパーインフレが起きた歴史としては、
50年前、1970年に起きたものが有名です。
日本ではこの現象は「狂乱物価」と呼ばれてます。

ひどいときは年20%〜30%も物価が上昇し、
現金の価値がみるみる薄れていきました。

多少の経済知識があれば、
「金融緩和がインフレにつながるのでは?」
と心配する方は多いでしょう。

仮にいま、ハイパーインフレが再来すれば、
「給料はもらえず手元資金は底を尽き」
「しかも物価も上がって二重苦になる」
という悲劇が訪れることに。

ハイパーインフレは、再来してしまうのでしょうか?

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「緩やかなインフレ」が現実的か

僕らは扇情的なニュースを見慣れているので、
つい、このような極端なシナリオが頭をよぎってしまいます。

とはいえ、現実的な結末としては、
「緩やかな(だけど無視はできないほどの)インフレが来る」
という未来でしょう。

日本や米国はGDPの10%〜20%の経済対策をするようですから、
物価が1割くらいは上昇するかもしれません。

とはいえ、この物価上昇は一気にくるものではなく、
5年くらいかけてゆっくり来る…というのが現実的な気がします。

経済学者ジェレミー・シーゲル氏も、
だいたい僕と同じ見解であるようです:

同記事で解説されたシーゲル教授の見解を要約すると、
「度重なる金融緩和の影響でインフレが起こる可能性がある」
「とはいえ、インフレは年4〜5%のマイルドなものだろう」
といった見方をしているようです。

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もっとも危険な資産:預金

「ハイパーインフレ」にせよ、
「マイルドインフレ」にせよ、

インフレのご法度は、
「現金を眠らせておくこと」です。

需要と供給を考えれば、
インフレが起こる可能性は高そうです。

インフレが訪れたときに最も損をするのは、
「円建て預金」や「外貨建て預金」で、
大量に貯蓄している人でしょうね。

多少の金利がついても預金はしょせん預金。
物価上昇には勝てずみるみる価値を失い、
めっちゃ損をしそうで怖いです。

2月、3月に株価暴落にビビッて株を止めた人は、
これからもっと恐ろしい目に遭うかもしれませんね。
(株で損をするわ、物価が上がって現金も価値が下がるわ。最悪ですね)

ヘッジファンドの帝王レイ・ダリオは、
「現金はゴミだ」と言っているくらいです。
資産運用を知らない日本人はめっちゃ損をしそうです。

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インフレに負けない唯一の方法

こんな話をすると、
「じゃあインフレに負けないためには何をすれば良いか?」
って話になるわけですが。

正直、インフレに勝つのはめっちゃ難しいです。
投資の神様バフェットも苦戦するくらい。

とはいえ、解決策はひとつだけあります。

それは、
「物価上昇に負けないくらい稼ぐこと」

言い換えると、
「物価上昇の負けないペースで資産を増やすこと」

です。

タンス預金を家に眠らせておくとか、
ゼロ金利でちんたらお金を増やすとか、
こういった対策は出遅れそうで心配ですね。

ちなみに、

投資の神様ウォーレンバフェットは、
1970年代のハイパーインフレを、
こんな方法で乗り切りました:

要は、
「金を稼ぐチカラのある企業に投資しろ!」
ってことですね。

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米国株はまだまだ割高水準

ここで悩みの種が1つ。
それは「米国株が割高だ」という点です。

先日にも取り上げましたが。アメリカの個人投資家は強気すぎます。

それに、NYダウは日に日に値上がりしているので、
「株を買っても高値づかみになりそうで怖い」
というのが正直なところですね。

僕らはいま、
「割高と分かっていて株を買うべきなのか?」
「株を買わずにインフレのリスクを受け入れるか?」
という難しい二択を迫られています。

どちらか1つを「ゼロか」「百か」で選ぶ必要はありません。
大事なのはバランスなので、どう重み付けするかが大事です。
バランスのとり方は、個人の好みによりけりですね。

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現金の比率を少しずつ下げる

ちなみに我が家では、
「ゆっくりゆっくり現金の比率を下げる」
という投資方針で行くつもりです。

NYダウは上がるか下がるかで考えると、
「どちらかと言えば上がる可能性が高い」
と考えています。

(割高な株を買う方が、現金を持つよりいくぶんか"マシ"に見えます)

これまで我が家の運用資金は、
「株式:現金」は「1:1」
と中立的な運用を目指していましたが、

今年〜来年のうちに、
「株式:現金」を「2:1」
くらいまで引き上げようかと。

先にも触れましたが、

万人が得する施策はありません。

だから金融緩和があったときは、
「誰がツケを払うのだろう?」
と考えるのが基本です。

大体ツケを払うのは、
経済にうとい人です。

「ツケを払う側」にならないためには、
僕らは上手に立ち振る舞う必要があります。

NYダウはまだまだ割高なので、
「いま買うのは、気持ち悪い」
という一言なので…。

せめて米国株の購入は最小限にとどめて、
ぼくは日本株の購入で対応するつもりです…。

– 中原良太

PS

YouTube動画でも解説しています。
ぜひご視聴くださいませ〜。