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REIT大暴落から学ぶ「3つの教訓」

2020年4月4日

From: 中原良太
自宅のリビングより、、、

ちょいと前の話になりますが、
REITが大暴落しました。

あれから数週間が経ち、
REITはまだ荒れています。

こういう価格暴落を見ると、
「やはり、市場は感情的に動くんだな…」
と実感します。

「事実は小説よりも奇なり」なんて諺もありますが、
この言葉は金融市場でこそうってつけですね。

先日、このREITの大暴落を受け、
YouTubeに解説動画をアップしました。

この動画がなかなか好評だったので、
今回はこの続編の話をしていきます。

…ということで今回は、
『REIT大暴落から学ぶ「3つの教訓」』
というテーマでお話ししていきます〜。

まず、3つの教訓は以下のとおり:

以降では、それぞれについて論じていきます。

教訓1:好調に値上がりした投資商品ほど危ないと考えるべし

全ての投資商品に言えるのですが、
「価格が上がっているから儲かりそう」
「価格が上がっているから安全そう」
と勘違いする人が多いです。

特にREITは2019年にめちゃくちゃ堅調に上がっていて、
「REITを買ってれば、金持ちになれること間違いなし!」
なんて夢を見ていた方もいたことでしょう。

ですが、真実は逆です。

ユニクロで洋服を買うときに、
「この服はタイムセールだから危ない!」
とは考えません。

むしろ、
「タイムセール中!お買い得!ラッキー!」
と思うはずです。

逆に、ユニクロで商品が値上げされたときに、
「やった!値上げだ!この服は安全だ!」
とも考えません。

むしろ、
「値上げしないでよ…。こんどから買い物控えよ…」
と、落ち込むはずです。

普段の買い物で考えれば当たり前のことなのですが、
こと金融商品になると発想が逆転してしまうのが不思議。

パフォーマンスが好調な金融商品は人気が出やすいですが、
論理的に考えれば「高リスク・低リターン」である可能性が高いです。

短期的な投機が目的なら手を出しても良いでしょうが、
長期投資をする先としては不適切でしょう。

「人気/不人気」で投資判断を下すと、
ロクな目に遭わないので気をつけましょう。

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教訓2:市場には割安をさらに投げ売る不合理さがあると考えるべし

次に覚えておきたいのが、
「市場には割安をさらに投げ売る不合理さがある」
という点です。

この点については、先日Tweetしました:

一般に、株式の適正価格は「利回り5%」と言われます。
これはPERが20倍くらいを指します。

ですが、適正価格の株は世の中にほぼありません。
「事実は小説よりも奇なり」という諺にもあるとおり、
市場は理解不能な値付けをすることがよくあります。

「過大評価」されているか、
「過小評価」されているか、
大体はこのいずれかです。

それこそ、
「1万円札が2万円で売られる」(≒バブル)とか、
「1万円札が5000円で売られる」(≒バーゲン)とか、
そういったことがよくあります。

しかも、
「1万円札が5000円で売られる」だけじゃなく、
更に値下がりして「2000円で売られる」こともあります。

良い例が1929年〜1932年の世界恐慌で、
このときはPER5倍の株がゴロゴロしていました。
(あらゆる株が7割引のバーゲン価格で売られていました)

洋服屋へ行って、
「半額セール中」の服を買って良い気になっていたら、
翌日に「80%オフになってた!」みたいなこともあります。

だからこそ、

金融商品を買うときには、
多少の「欲張り」が許されます。

つまり、

「ちょっと安い」株は買わないでもOKで、
「めっちゃ安く」なるまで待っていれば、
おのずとチャンスが降ってくるということです。

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教訓3:「今が底だ」と決め打ちしても当たらない。むしろ決め打ちは自滅につながると知るべし

さいごに覚えておきたいのが、
「決め打ちしても当たらない」
ということです。

ギャンブルが好きな方は、相場が暴落するたびに、
「いつが底か?」を当てるのが好きなようです。

ですが、「いつが底か?」は誰にも分かりません。

得てして市場は「行き過ぎる」ものなので、
「行き過ぎる」ことを前提にリスクを管理しましょう。

僕の知人に、株価が暴落するたびに、
「大量の株を余力一杯(レバレッジ3倍)で買う」という、
危ない取引をしている人がいましたが、

こういう人はいずれ痛い目を見ます。
(現にその人は、今回の暴落で痛い目を見ました)

僕らに分かるのは、
「いまの価格が割安か/割高か」
ということだけで、

「割安だからもう底打ちする」とか、
「割高だからもう天井だ」とか、
といったことまでは分かりません。

先日ご紹介したハワード・マークスのメモのとおり、
「割安なときにはゆっくり買う」「割高なときにはゆっくり売る」
のように、落ち着いた対応をするのが現実的なんですよね。

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まとめ:事実は小説よりも奇なり

3つの教訓をまとめたTweetを再掲:

3月のREIT大暴落から学べる教訓は一生モノでした。
自分の腕に自惚れず、バランス良い投資判断をしたいモンですなぁ。

– 中原良太

PS

YouTube動画でも解説しています。
ぜひご視聴くださいませ〜。