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超富裕層が株を爆買い中!?:今からできること

2020年3月29日

From: 中原良太
Bloombergで記事を読みながら、、、

ちょいと前の話ですが、
こんな記事を見つけました:

この記事を要約すると、
「株価暴落を受け、世界の超富豪層が株を爆買いしてるぞ!」
「いまが一生に1度の大バーゲンという人もいるぞ!」
という感じ。

たしかに、

2020年に入ってから世界株式は、
20%〜30%ほど下落してます。

スーパーで言えば、
「2割引の特売タイムセール中」
といったところでしょうか。

そう考えると、

超富豪層が株を爆買いするのも、
なんとなく納得できますよね〜。

僕らも爆買いすべき?…否!

妻
えっ。じゃあそろそろ、うちも株を買おうよ!

中原
中原
いや、ちょっと待って。

こんな話をすると、
「うちも株をたっぷり買おうかな」
なんて考える方が出てくるかもしれません。

ですが、それはちょっと待った。

実は先ほどの記事、タイトルがかな〜り
「煽って」いるんですよ。

当記事によれば、
「超富裕層が10億ドル単位で株を買ってる!」
そうなのですが、

内訳を見てみると、
「爆買い」というほど、
株を買っている様子じゃなかったです。

たとえば、

投資の神様ウォーレンバフェットは、
2019年末時点で1280億ドルのキャッシュを持っていましたが、
デルタ航空に投じたお金はわずか4500″万"ドルに過ぎません。

保有しているキャッシュのうち、
わずか0.2〜0.3%ほどの投資額です。
彼らからすれば「小銭程度」しか買ってません。

“爆買い"というタイトルに煽られて、
慌てて株を買い過ぎる投資家が、
増えないことを祈ります…。

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いつ・いくらで底打ちするかは、誰にも分からない

妻
ぜんぜん買ってないじゃん!

中原
中原
そうなの。彼らの財産規模から見て、まだ買い始めたに過ぎないと思うよ

先ほどの記事を見る限り、
「名のしれた億万長者たちがゆっくり買い始めた」
くらいに捉えておくと良いでしょう。

3月3日、

ビリオネアでもあり、
バフェットも認める投資家である、
ハワード・マークスはこんなメモを公開しました:

誰にも分からない(2)

買うべきか、売るべきか、現状維持か。私は「いくらか買うのはいい」と思います。安くなってきたからです。とはいえ、手持ちのカネ全てを投じてよいと言えるような、合理的な根拠はありません。将来どれだけネガティブなイベントが起きるか分からないからです。私なら(いつになるにせよ)底打ちするときまでにどれだけ投資しておきたいかを考えておきます。そして、きょう買うのは一部にとどめます。もし株価が反発すれば、買ってよかったと嬉しく感じるでしょう。あるいは続落すれば、追加で買うカネ(そして度胸も)もあります。「未来はわからない」ことを受け入れるのが、人生というものです。

No body Knows II

Buy, sell or hold? I think it’s okay to do some buying, because things are cheaper. But there’s no logical argument for spending all your cash, given that we have no idea how negative future events will be. What I would do is figure out how much you’ll want to have invested by the time the bottom is reached – whenever that is – and spend part of it today. Stocks may turn around and head north, and you’ll be glad you bought some. Or they may continue down, in which case you’ll have money left (and hopefully the nerve) to buy more. That’s life for people who accept that they don’t know what the future holds.

僕はハワード・マークスの大ファンで、
彼が公開したメモはなるべく目を通すようにしています。

そして、

僕はハワード・マークスと大体同じ見解で、
「株が安く、お買い得になってきたのは間違いない」
「どれくらい長く・深く下がるかは誰にも分からない」
「だから、株をゆっくり買い増すのが正解だろう」
と考えています。

先日にもお話ししましたが、

日本株は「リーマンショックの底より15%ほど高い水準」
米国株は「リーマンショックの底より40%ほど高い水準」

というのが先週末時点での状況でした。

日本株はそろそろ買い始めて良さそうですし、
米国株がもっと下がったら買っても良さそうです。

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目安は「ブラック・マンデー」以上「リーマン・ショック」以下

ここからは完全に僕の憶測です。
(間違えている可能性は大です)

過去の数ある暴落を振り返ってみると、
今回の暴落の規模と根の深さは、

1987年の「ブラックマンデー」以上、
2008年の「リーマンショック」以下、
…くらいに感じています。

ブラックマンデーが起きたとき、
株価が底打つまでにかかった期間は約2カ月。

リーマンショックが起きたとき、
株価が底打つまでにかかった期間は約1年半。

そう考えると、

底打ちまでには、
「2カ月〜1年半」くらいの、
幅があると見ています。

ピークを付けてから2カ月が立ちましたから、
「今すぐ〜1年4カ月後」のどこかで、
底打ちするだろうと考えます。

この位の日数をかけて、
コツコツ地道に株を買い集め、

「株価が底を打つ」あたりで、
ちょうど買い切れるペースで行きたいですね。

…途中で反発してしまえば、
「まぁ、そんなモンかw」と、
諦めば良いだけです。

大事なのは、
「意味があるくらいの早いペースで」
「持続できるくらいの遅いペースで」
ほどほどに買い増すことだと思います。

iDeCoやつみたてNISAが、
火を吹く時代になりそうですなぁ…。

– 中原良太

PS

YouTube動画でも解説しています。
ぜひご視聴くださいませ〜。