高配当株として人気なあの銘柄について、
今日は徹底的に考えてみましょう!

◯JT<2914>

言わずとしれたタバコ企業。

配当利回りが6%近くと高い水準なので、
配当目当てで買われることが多いみたいです。

同社のROEは10%を超えており、
収益性はほどほどに良いです。

たしかに、投資先には良いかも。

ただ、1つだけ懸念事項がありまして。

さいきん流行っている、
「配当再投資」という作戦のために、
同社株を買うのはいささか非効率に思います。

配当再投資とは、

「JT株を買う」

「配当金を受け取る」

「受け取った配当金でJTへ再投資する」

という類の作戦です。

なぜ、配当再投資が非効率なのかというと、
配当金にかかる「税金」という、
摩擦コストがかかるからです。

JTという大企業は、
すでに成熟していると考えられるので、
利益を伸ばせても限界があります。

「複利で成長していく」と考えるのは、
いささか楽観的に思えます。

よって、

同社の成長は、
「複利」というよりは、
「単利」で成長すると考えるほうが、
妥当でしょう。

また、

成長可能性が高い企業は、
配当よりも内部留保を優先するものです。

しかし、

同社の配当性向は7割近く、
かなーり高い水準です。

つまり、

「企業の成長のために内部留保するより、
配当金を出した方が株主にとって有利」

と考えての施策だと考えられます。

「同社へ再投資しても、
複利での利回りが期待できない」

と考えると、

同社への投資はあくまで、
「安定的な収入源を確保するため」
にとどめておくのが無難に感じます。

仮に僕が同社の株を買うのであれば、

「JTの株を買う」

「配当金を受け取る」

「受け取った配当金はJT以外の割安株へ再投資」

という流れを作るのが、
良い作戦だと思います。

ちなみに、

あなたであれば、
JTの株を買って配当金を受け取ったら、
どのように有効利用しますか?