From: 中原良太
自室で手帳を書きながら、、、

「相談させてください」

YouTube Liveや、
メルマガを配信していると、

よく相談を受けます。

投資に関する相談をもらうと、
僕は嬉しい気持ちになります。

なぜなら、

相談を受けるということは、
「この人なら教えてくれそう…!」と、
信頼してくれているということだからです。

相談をしてもらえると、
「あ、信用してくれてるな」と思えて、
配信に意義を感じるからです。

信じてもいない人に、
相談なんてしませんもんね。

◆  ◆  ◆

少し話は逸れます。

YouTube Liveでは話しましたが、
僕は「相談」するのが大の苦手です。

「人に相談する=迷惑」という、
考え方が頭に染み付いていて、

「時間を奪っちゃう…」とか、
「迷惑そうだから止めとこう…」とか、
そんなふうに感じてしまうのです。

たとえば、学生の頃。

授業で分からないことがあっても、
「きっと迷惑だよなぁ…」と感じて、
質問をしにいけませんでした。

他にも、旅行中。

道に迷っていても、
「道を尋ねたら迷惑かなぁ…」と感じ、
なかなか道を尋ねられません。
(今もそうです)

「相談する=借りを作る」という、
意識が働いてしまうんです。

僕の頭の中では、
「借りを作る=借りを作る=罪悪感」
という公式が成り立っているので、

なかなか相談できないんです。
(気持ち分かってくれますかね…?)

◆  ◆  ◆

話を戻します。

「相談をしてもらえる」のは、
嬉しいことです。

そして実は、

相談の内容を見ていると、
「この人は投資家として成功できなかそう」か、
「この人は投資家として成功しそう」か、
そこそこ目星がつきます。

というのも、

相談してくれる人によって、
「相談の仕方」が全然違うんですよ。

僕が「この人は成功しなさそう…」と感じる人は、
こんなふうに相談をしてきます:

「◯◯について、どうすれば良いですか?」

一方、

僕が「この人は成功しそう…」と感じる人は、
こんなふうに相談をしてきます:

「◯◯について、何か知っていますか?」

…違いにお気づきでしょうか。

失敗しそうな人は、
「どうすれば良い?」と、
最終判断を尋ねてきます。

成功しそうな人は、
「何か知ってますか?」と、
事実確認を尋ねてきます。

「最終判断」を仰ぐのか、
「事実確認」をするのか。

この2つは似ているようで、
全くちがいます。

この2つの違いは専門用語で、
「統制の所在」と言います。

統制の所在とは、物事を
「自分のせい(内側)」と捉えるか、
「周りのせい(外側)」と捉えるか、
の違いです。

お金持ちの共通点を調査した、
「The wealthy: A financial psychological profile」
という研究があるのですが、

この研究によると、
「お金持ちほど統制の所在を内側に捉えた!」
ことが確認されました。

つまり、

「自己責任」の意識が強い人ほど、
お金持ちの傾向が強かったということです。

これは相談についても同じです。

僕が「この人は成功しなさそう…」と感じる人は、
「◯◯について、どうすれば良いですか?」と、
最終判断を仰ぎに相談をしてきます。

成功しない人の相談には、
「あなたに判断を委ねます」(あなたの責任です)
という、「外側」の影がチラついています。

一方、

僕が「この人は成功しそう…」と感じる人は、
「◯◯について、何か知っていますか?」と、
事実確認をしに相談をしてきます。

成功する人の相談には、
「判断はわたしがします」(わたしの責任です)
という、「内側」の光が差し込んでいます。

投資の神様ウォーレンバフェットはこう言いました。
「他人の意見は読まない。ほしいのは事実。考えるのはその後」

優れた投資家は、
「事実」に基づき判断を行い、
「他人の意見」に振り回されません。

「自分で考えるため」に、
話を聴くのであって、

「他人に考えてもらうため」に、
話を聴くのではありません。

「事実」を求めて、
「意見」を無視する、

僕ら投資家としては、
バフェットの姿勢を見習うのが、
成功への近道だと思います。

相談の仕方1つで、
「ちょっとした心の隙」が、
にじみ出てしまうものです。

「人の振り見て我が振り直せ」と言います。
僕らも、気をつけなきゃいけないですね…。

– 中原良太