From: 中原良太
奥さんとのデート中に、、、

ずっと来たかった、
「美味しいケーキ」
のお店に来ました。

このお店は食べログでも有名で、
「TOP5000」のお店に入るくらい。

なんと、

食べログの評価が、
「4」以上もあるんです。

食べログの評価は辛口なので、
「3.5」を超えるだけでも超良い店。

そんな辛口評価に関わらず、
「4」を叩き出すお店は、

「猛者の中の猛者」と言って良いでしょう。

…話が逸れました。

このお店で、

奥さんは「マンゴータルト」
僕は「チョコレートケーキ」
をそれぞれ頼みました。

奥さんは無類のフルーツ好き。

我が家にもフルーツが常備してあります。
フルーツがないと奥さんはピリピリします。

フルーツが「お守り」みたいなものなので、
ないと、それだけで不安になるみたいです。

そんな彼女が「マンゴータルト」を選んだのは、
自然の摂理、しごく当然の選択でした。

一方、僕は無類のチョコ好きです。

昔は、スーパーでお得用チョコを買うと、
1日で全てを食べきってしまうほどでした。

そんな僕なので、
「チョコレートケーキ」
を頼まずにはいられませんでした。

これまた自然の摂理、しごく当然の選択です。

実は、

我が家では、
「家でお菓子を食べること」
を全面的に禁止しています。

家にあるとそれだけで、
ずっと食べ続けてしまうからです。

お菓子は麻薬です。
あるだけで、僕らの自制心を崩壊させます。

それもあり、

「ヤバイ!」と感じた僕らは、
全面禁止に踏み切ったのです。

その代わり、

週に1度だけ、
「お菓子を食べても良い」
ズル休みの日を作りました。

それが今日です。

1週間の禁欲生活をしてきたので、
僕らは2人とも甘味に飢えていました。

◆  ◆  ◆

ついに届いた、チョコレートケーキ。

大事な大事な甘味なので、
うすーくスライスして、
小さく小さく頂きます。

厚さ5ミリほどにスライスして、
それをさらに2等分してから頬張る。

ひさびさに食べる甘味は、
涙が出るほど美味でした。

「ほっぺたが落ちる」とは、
まさにこのこと。

毎日毎日、お菓子を食べていると、
「食べることが当たり前」になって、
【ありがたみ】が薄れてしまうものですが、

こうやって1週間の禁欲生活をすると、
1つのチョコレートケーキが、
こんなにも尊くなるんですね。

めちゃくちゃ美味かった。
また食べに行こう…。

◆  ◆  ◆

【ありがたみ】の話で思い出しました。

きっとあのチョコレートケーキも、
毎日、毎日、同じように食べていたら、

「当たり前」になってしまって、
きっと、【ありがたみ】が無くなります。

【ありがたみ】が無くなると、
存在を軽視してしまいます。

そして、

存在を軽視すると、
「深く味わおう」という、
初心を忘れてしまいます。

ぼく、このことを、
株式投資でも実感しました。

ぼくはこれまで、
「科学を味方にした投資」
をモットーに活動していました。

それもあり、

毎日のように読書をし、
毎日のように論文を読み、
毎日のようにデータを分析します。

これが日課であり、
仕事でもあるからです。

でも、

あまりに日常的にやっているので、
【ありがたみ】を忘れてしまうことが、
たま〜にあるんです。

どういうことかというと、
「読み込みが甘くなる」
ということです。

1冊の本を読むにしても、
目次をさらっと読むだけで、

「読んだつもり」
になってしまったり、

1つの論文を読むにしても、
要旨(Abstract)と結論(Conclusion)に、
ザッと目を通しただけで、

「分かったつもり」
になってしまったり、

1つの検証を行うにしても、
次から次へと流れ作業になってしまい、

「やったつもり」
になってしまったり。

ちょっと気を抜くと、
こういうことが増えるんです。

でも、そのたびに思うんですが、

情報は
「広く知ること」より、
「深く知ること」の方が、
よっぽど大事なんです。

僕らはいつだって、
「新しいチャンス」とか、
「新しい情報」を求めます。

これは本能みたいなものです。

でも、

本当に成功している投資家は、
「次から次へと新しい情報を求める」
ハンターのような人かと聞かれると、

違うような気がします。

むしろ、

同じ問題に対して、
いろんな角度から見直してみたり、
新しいアプローチを試したりして、

「深く知る」人が成功すると思うのです。

株式投資は、
「広さ」を競うより、
「深さ」を競った方が、
理にかなっている気がします。

実際、僕ら投資家のお手本である、
ウォーレン・バフェット氏にしても、

「いかに新しいニュースを得るか」よりも、
「いかの公開情報を深く読むか」に力を入れています。

「情報」は「知る」ために、
存在するのではありません。

「情報」は「行動を改善する」ことで、
価値を引き出すことができます。

「なんとなく分かった気がする」くらいの、
浅い理解では人生は改善できません。

1つ1つの情報の【ありがたみ】を忘れず、
深〜く、深〜〜〜く読み込むことが、
大事だと思うのですよ。

さて。

この話を聞いて、

あなたは、どう感じましたか?

情報を【使い捨て】にして、
【ありがたみ】を忘れてませんか?

– 中原良太