From: 中原良太
自宅の書斎より、、、

ここでは、YouTube生放送の、
リスナーさんから頂いた、
質問に回答します。

今回、頂いた質問がコチラ:

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高配当株への投資を考えています。
中原さんは高配当株についてどう思いますか?
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中原からの回答:

詳しい話をする前に、
1つだけ復習しましょう。

配当による利益は、
「インカムゲイン」
と呼ばれています。

一方、

株価の値上がりによる利益は、
「キャピタルゲイン」と呼ばれます。

ここからが大事なポイントです。

「インカムゲイン」と
「キャピタルゲイン」は、
簡単に入れ替えできます。

つまり、

「配当金は値上がり益の先取り」
というだけで、

税金の負担が増えるばかりで、
「オトクでもなんでもない!」
ということです。

投資の神様ウォーレン・バフェットや、
アマゾンの社長ジェフ・ベゾスも、
配当への立場は否定的ですよ。

さて。

この点を踏まえて、
詳しい理論の話をします。

アメリカの経済学者に、
フランコ・モディリアーニと、
マートン・ミラーという、
超有名人がいます。

彼らが1958年に作った「MM理論」では、
「配当と企業価値は無関係だ!」
と結論づけてるんですよ。

だから、

「配当の多さ」を投資の基準に使うのは、
(理論上は)ナンセンスなんですよ。

まあ、

現実問題として、
「高配当の会社の多くは割安!」
という傾向もあります。

だから、高配当株への投資は
「結果的に悪くない」ことも多いです。

とはいえ、

「配当」という言葉を聞くと、
甘い匂いを感じ取る方も多いでしょう。

配当を目安にするくらいなら、
「予想PERが低い会社の株を買う」など、
直接割安株を探した方が王道です。

「高配当=良い株」と考えていると、
遅かれ早かれ、足元を掬われるでしょうな。

– 中原良太