From: 中原良太
自宅の書斎より、、、

ここでは、YouTube生放送の、
リスナーさんから頂いた、
質問に回答します。

今回、頂いた質問がコチラ:

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よく、インターネット・サーフィンをしていると、
「株では損切りが大事!」と書かれた
記事を見かけます。

その記事では、「逆指値」などを使った、
ロスカットを使った損切りが推奨されてました。

逆指値などを使った損切りテクニックを使うと、
運用成績は改善するものなのでしょうか?
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中原からの回答:

これも、「あるある」な質問ですね。

まず、そもそも論として、
「損切りが必要」という話をする人で、
合理的な説明をする人は稀でございまして。

しかし、この話を過度に、
単純化しすぎたせいで、

「5%下がったら売らないとダメ」
「10%下がったら売らないとダメ」

といった、間違ったテクニックに導かれ、
盲目的に守っているばかりの、
可愛そうな方を見かけます。

ここでいまいちど、
自問をしてみて欲しいのですが、

そもそもなぜ、
「損切りが必要」
なのでしょうか。

通常であれば、

「株価が下がれば下がるほど、
株は割安になるのだから売るより買うべき」
という考え方が普通でございます。

だから、
「株価が下がったから売る」という判断は、
どう考えても不合理なんですよ。

なので、
「損切りをするような事態になった、
その事実を猛烈に反省すべき」
というのが基本です。

とはいえ、
「合理的な損切り」
というのもありまして。

損切りが許されるのは、
おもに2つの場合だけです。

具体的には、
「損切りしないと損が膨らんで危険」
「損切りした方がチャンスを逃さず有利」
の2パターンです。

1つが、
「損切りしないと損が膨らんで危険」
な場合です。

それこそ、持っている株の会社が、
「粉飾決算」やら「不法行為」で、
干されている場合なんかは、

(規模が大きくて危険な場合は)
即刻、株を売った方が良いでしょうな。

この場合の損切りは合理的なので、
心を鬼にして粛々と対応する必要があります。

もう1つが、
「損切りした方がチャンスを逃さず有利」
な場合です。

持ち株が超優秀な会社な場合でも、
株価が伸び悩む時期はどうしてもあります。

仮に他にもっと有望な会社が現れた場合、
あるいは、目先の相場が暗くなる見込みがある場合は、

「別の会社にお金を移した方が有利では?」
「いったん現金化してチャンスを待った方が有利では?」
などの選択肢も、合理的になってきます。

損切りをして別の会社へとお金を移す
あるいは、現金化することで、
利回りを高められるんです。

ちなみに、

「逆指値を使ったロスカット」を、
得意げに推奨してくる人もいますが、
大半の素人にとっては「逆効果」です。

なぜかというと、

逆指値を使ったロスカットだと、
不当な理由で株価が下がったときに、
その巻き添えを食らってしまうからです。

つまり、
「逆指値のせいで、間違ったタイミングに、
損切りをさせられてしまうことが多い」
ということですね。

たいてい、不祥事が出た場合でも、
ロスカットが1日遅れるくらいでは、
大した差にはなりませんので、

小手先以上に、もっと大事なところに、
意識を向けるべきだと思いますよ。

まぁ、

筆者自身、偉そうな話をしてますが、
損切りしまくっております^^;

それもありますので、
「お互い、気をつけましょうや」
という言葉で、締めとさせて頂きます…。

– 中原良太