From: 中原良太
自宅の書斎より、、、

2月6日にソフトバンクグループが、
大規模な自社株買いを発表しました。

IPOしたソフトバンクが、
初値割れをしていて、

損失を被った投資家が、
わんさか居るなかでの、

「自社株買い」ですから、
市場参加者の間では、
議論の的ですなぁ。

ちなみに、

「自社株買いをすると、
投資家への還元になる!」

なんて話をする人もいますが、
これは俗説でございまして。

「モディリアーニ・ミラーの定理」(通称:MM理論)
という考え方に基づいて考えると、

「自社株買いは得でも損でもない!」
ってのが正しい考え方かと思います。

とはいえ、

「自社株買いをする」ということは、
「うちの株はまだ割安だから自社が買います!」と、
宣伝しているようなものなので、

投資家からすると、
ポジティブな反応を受けるのが、
一般的みたいですなぁ。

さて、

そんな中、話題の、
ソフトバンクグループですが、
同社の株はお買い得なのでしょうか?

僕なりの見解をお伝えしていきます!

◯ソフトバンクグループ<9984>

僕はファイナンス畑の人間ではないので、
「決算が複雑でよく分からない」というのが、
正直な感想でございまして。

「分からないものには手を出さない」精神の、
僕のようなチキン投資家としては、

「分からないから買うことは無い」
というのが現状でございます。

少なくとも、

2019年3月期の決算内容は、
ソフトバンク株の売却によって、

一過性の利益が出るだろうなぁとは、
考えているのですが、

目立った業績予想も無いし、

業績が乱高下しているので、
「なんだかなぁ」と思うのが、
現状でございます。

ちなみに、

株価が上がりやすい会社には、
「クオリティが高い」という、
傾向がございまして。

クオリティが高いというのは、
「利益の変動幅が小さい」とか、
「財務レバレッジが低い」とか、
「利益率が高い」とか、
そういった観点の指標で、

この点だけで見ると、
同社は利益率が高いのですが、
利益変動が激しくレバレッジも高いので、
株を買うのはちょっと怖いです…。

同社の株のほかにも、

「有望だ!」
「安い!」
と思える日本企業は、

他にもたくさんある訳ですし、

「銘柄に惚れる」ことは、
投資家が失敗する大きな要因の1つなんで、

同社にこだわらず、幅広く分析するのが、
正解なんじゃないかと思いますなぁ…。

– 中原良太