テクニカル分析の要点

テクニカル分析の要点
テクニカル分析の要点

「周りの投資家と同じ視点に立つ」

From: 中原良太
横浜の自宅より、、、

ぼくが売買ルールを作るとき、

特に気をつけていることは、
「複雑な条件式を使わない」
ということです。

可能な限りシンプルな条件式を使って、
それでいて、利益につながりやすいものを、
作るように心掛けています。

たとえば、

最近使わないようにしているのが、
「移動平均乖離率」です。

この条件式は、
「終値と移動平均線がどれだけ離れているか」
を定義するものなのです。

有効なのは嫌というほど分かります。

じっさい、この条件式を使うことで、
利益を出しやすいルールを作れるのも、
これまた事実なのですが。

その一方で、
「そんなとこ、他の投資家が見るかなぁ?」と、
やや懐疑的に考えているところがあるんです。

たとえば、、、

「終値と5日移動平均の乖離率が-3%」
と設定するとして、

これ、いくらでも別の表現のしようが、
ある気がするんですよね。

他の表現の例としては、

「終値が直近5日間の終値の最安値を更新」
「5日間で株価が10%以上下落している」
などなど。

わざわざ「移動平均」という
複雑な指標を使わなくとも、

もっとシンプルな形で
表現できると思うのです。

逆に、

より複雑な指標を使うとすると、
RSIがうんぬんとか、
ADXがうんぬんとか、

そういった定義の仕方もあります。

ただ、、、

どうしても、他の投資家たちの、
行動特性を考えると、

どうしても、
「RSIが◯◯だから買い」
「ADXが◯◯だから買い」
といった感じで、

意思決定しているようには、
とてと思えないんですよね…。

もっとシンプルな指標を使って、
チャートを見てパッと分かるものを、
判断材料にしている気がしてならないんです…。

 

他の投資家と同じ指標を見る

当たり前のことですが、

テクニカル指標を分析するときには、
可能な限り、他の投資家と同じ視点から、
チャートを分析するのが大事だと思っています。

マイナーな指標を使ったところで、
他の投資家の方が同じ視点でないと、

彼らがいつを買い時だと考え、
彼らがいつを売り時と考えているのか、

その点が、なかなか分からないんですよね。

逆に、周りの投資家が、
何を参考に取引しているかが分かれば、

彼らに先んじて株を売買できると、
そう考えています。

 

銘柄によって見る指標を変える?

あ、そうそう。

テクニカル分析について、

知人のトレーダーから、
面白い話を聞きました。

彼女によると、
「銘柄によって使う指標を変えている」
とのことでした。

当たり前のことかもしれませんが、

取引する銘柄が異なれば、

その銘柄を取引する投資家の
好みや傾向も、変化します。

ですから、銘柄に応じて、
その銘柄を取引する投資家の好みに合わせて、
自分も見るべき指標を変えるべきと言うのです。

システムトレードでは、
銘柄によって指標を変えると言うことは、
あまりないのですが、

ただ、利益を最大化するためには、
このような視点で考えることも、
また重要な気がしますねー。

「周りの投資家と同じ視点に立つ」

これ、当たり前過ぎて
軽視されがちのことかもしれませんが、

突き詰めて考えていくと、
むちゃくちゃ奥が深い気がするんですよねー。

– 中原良太

 

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