相場に潜む「認知負荷」のワナ

相場に潜む「認知負荷」のワナ
相場に潜む「認知負荷」のワナ

ひとの注意力には限界があります。

From: 中原良太
横浜の自宅より、、、

ほう。すごい。

そうかそうか、
いたずら描きが、ねぇ…。

集中力を高めると、
…ふむふむ。なるほど。

面白い!

 

とても面白い記事を見つけました。

おっと、すみません。

つい興奮してしまいました。

なんで僕がこんなに興奮してるかというと、
心理学に関する面白い記事を見つけたからなんです。

その記事がコチラ

WIRED:「いたずら書きは集中力を高める」その理由は

この記事では、
「いたずら書きをしながら作業した方が、記憶力が高まる」
という研究結果が紹介されています。

この記事が、面白い。

中でも興味深いのが、
「認知負荷理論」という理論です。

認知負荷理論とは、
人間の心理特性を示す理論です。

具体的には、
「人間の注意力には限界がある」
「注意力を使い切ると情報処理がストップする」
といったことが説明されています。

たとえば、、、

「テレビに集中しているときに誰かに声を掛けられても聞こえなかった」とか

「スマホをいじりながら歩いていたら人にぶつかりそうになった」とか

「電車の中、集中して本を読んでいたら、目的地を乗り過ごしてしまった」とか。

こういったことが、
認知負荷理論で説明されています。

要するに、
「何かに集中していると、他のことに気付けなくなる」と。

そういうことを示す理論なんですよね。

 

マジックやスリにも応用されている!

ちなみに、この「認知負荷理論」というのは、

マジシャンやスリも応用しています。

つまり、どういうことかというと、
「注意を他に逸らしてタネに気付かせない」
「注意を他に逸らしてスリに気付かせない」
といったことをするんです。

先述したとおり、
ひとの注意力には限界があります。

そう、こんな具合に。

TED:注意をそらすテクニック(アポロ・ロビンス)

上の動画では、
「認知負荷理論」を使って、

多くの聴衆の面前で、
スリが実演されています。

認知負荷理論の凄さや、
スリの恐ろしさが分かる動画です…。

 

難しさに負けるな!

要するに。

人間というものは、
思った以上に頭が良くないもので、

「なんだかよく分からない」
そんな出来事に直面すると、
思考が停止してしまうんですよね。

中でも「分からないことを考える」ことは、
人間の注意力を著しく消耗するんです。

そう考えると、、、

この「認知負荷」の恐ろしさは、
僕らトレーダーも知っておいた方が、
良い気がします。

それこそ、相場というのは、
分からないことだらけの世界です。

それもあって、考えても考えても、
「訳がわからない!」と思うことが多々あります笑

本当は分かっていないのに、
「分かったつもり」になることさえあります笑

そして、

考えて、考えて、考えて。

注意力が消耗して、
全て使い尽くしてしまうと、

普段だったら絶対にしないような、
愚かな選択をしてしまうことすらあるでしょう。

たとえば、
「分からないけど、◯◯が良い気がする」
「テキトーに◯◯でも買っとくか」
などなど。

こんなことを考えてしまうほど、
注意力が削られるんですよね。

(まぁ、僕らシステムトレーダーなら、そんなことは無いでしょうがw)



トレードは、
複雑で難しいものです。

ただ、その難しさに負けて、
思考停止してしまうことほど、
危険なことは無いと思うんですよね…。

– 中原良太

 

PS

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