システムトレードの鬼門

システムトレードの鬼門
システムトレードの鬼門

もし、あなたがルールの改良にお悩みなら、、、

From: 中原良太
横浜の自宅より、、、

さいきんはずっと、
新しい投資戦略の開発に、
もっぱら時間を費やしています。

家にいるときは、つねにパソコンの前に座って、

検証ソフトを立ち上げて、
ああでもない、こうでもない…と。

ひたすら、新戦略の、
バックテストを繰り返しています。笑

でも、、、

たいていの場合、
売買ルール作りは上手くいきません。(´;ω;`)

「よっしゃ!これで行けるやろ!」
と思って、意気込んで検証したルールも、

検証するたびに、
成績がドカンと悪化してしまって、

「あれあれ? 前より悪くなってる…!」
なんてことも少なくありません。

何度やっても、上手くいかない。

もちろん、
上手くいくこともあるのですが、

失敗の回数と比べると、、、ね。苦笑

改良を1回成功させるには、
その裏に99回ぐらいの失敗があります(´;ω;`)泣

投資戦略を作るのは簡単なものではなく、
試行錯誤を繰り返しながら、

「あれも違う」
「これも違う」と、

消去法で考えることが多いですねー。

 

改良初期の鬼門

売買ルールの改良初期。

この段階では、
仕掛けの改良方法は、
比較的カンタンに思い付くものです。

統計的な傾向も見つけやすいですし、
伸び代も大きいですからね。

でも、、、

仕掛けばかりに目を向けていると、
いつも成績が頭打ちになってしまう。

思い付く限りの改良をしたところで、

資産曲線がガタついてしまったり、
平均損益が全然上がらなかったり。

特に改良の初期段階では、
こんな悩みばかりです。

なぜ、こんなことが起こるかというと、

仕掛けを改良しても上手くいかない場合は、
手仕舞いが問題であることが殆どで。

手仕舞いが雑過ぎるせいで、
成績が頭打ちになっちゃうんですよね。

そして、、、

この「手仕舞いの確立」が、
かなり骨が折れるんですよね…。

手仕舞いの改良は、

システムトレードを始めたばかりの方が、
初めにぶちあたる、大きな壁でもあります。

「鬼門」と呼ぶに相応しいぐらい、
改良が難しい部分でもありますね…。



ちなみに、、、

改良の初期段階。

売買ルールを作るときの、
いっちばん初めの頃は、

良い手仕舞い方法が思いつかないうちは、
たいていの場合、何をしても上手く行きません。

良い売買ルールを作る上で、
「手仕舞いの確立」は、まさに鬼門なんです。

これはぼくの経験則というか、
哲学のようなものなのですが、

「良い仕掛け」というのは、
常に「良い手仕舞い」の上に
初めて成り立つものだと思っています。

どんなに良い銘柄に仕掛けられたとしても、

出口戦略がしっかりしていないと、

利益のチャンスを逃してしまったり、
不用意に損失を被ってしまいます。

そんな状況では、

どんなに仕掛けを工夫しても、
上手く行きません。

ですので、、、

「仕掛け」は、
「手仕舞い」をしっかり固めてから、

それからやっと考えるぐらいで
ちょうど良いんですよね。

手仕舞いが確立される前に、
仕掛けをいくら改良したところで。

手仕舞いを変更したら、
仕掛け方を考え直さなきゃいけないですし。

それもあって、、、

ぼくがなかなか良いルールが作れないときは、

真っ先に、
「手仕舞いに問題があるんじゃないか?」
と、そこから疑うことにしています。

不思議なもので、
手仕舞い方法がガッチリと固まると、

驚くぐらいカンタンに、
売買ルールの改良が進むんですよねー。

出来上がったルールも、

手仕舞いがしっかりしているものは、
成績がグッと引き締まるような気がするんです。

やはり、、、

ルールづくりで一番難しいのは、
「手仕舞いの確立」なんだなぁと。

改めて、感じています笑

 

手仕舞いを改良するときのコツ

売買ルールの改良初期。

まだ手仕舞い方法が確立できていないとき。

そんなとき、
手仕舞いを改良するには、

「合計損益や平均損益を無視する」ことが、
改良の秘訣なような気がしています。

むしろ大切なのは、
資産曲線の形であったり、
最大ドローダウンだったり。

そういった点な気がするんですよね。



なぜ、合計損益や平均損益を
無視すべきなのかというと、

これらにとらわれて改良すると、
必然的にポジションの保有期間が長引くからです。

1トレードで大きな利益を出すためには、
長期保有するのが原則ですからね…

ですが、、、

保有期間が長引くと、

多かれ少なかれ、
突然の相場暴落で損失を被ったり、
突然の悪材料にやられたり、

不用意に損失を被ってしまう気がします。

大きな損失を被るトレードが多いと、

これまた必然的に、
資産曲線の形もなかなか安定しません。

ですから、、、

ぼくがルールを改良するときは、

改良する場所に応じて、
確認する指標を変えていて。

「仕掛け」を改良するときには、
合計損益やら期待値、PFといった点に、
気を配ることが多いのですが。

「手仕舞い」を改良するときは、
そういったものは殆ど確認しなくて。

むしろ、資産曲線やドローダウンに、
焦点を当てるのが良い気がするんです。

 

中原式:手仕舞いの心構え

これらを踏まえて。
ぼくが手仕舞いを考えるときには、
1つの心構えがあって。、

それは何かと言うと、
「買い付けたくない銘柄は真っ先に売る」
ことを考えています。

たとえば、、、

逆張り買い戦略は、
急落中の株を買い付けるものですので、

この場合は、
「株価が上がっている銘柄」は、
さっさと手仕舞うようにしています笑

逆に、損切りとかはあまり考えません。

逆張りでは、
「急落した株ほど反発しやすい」
という考え方を基にルールを作るので。

損切りによる手仕舞いは、
相性が悪い気がするんですよね。

他にも、、、

順張り買い戦略の場合は、
ジワジワと株価が上がっている銘柄を狙って、
利益を狙う投資戦略ですので。

「値動きが激しい銘柄」や、
「株価が急落した銘柄」などは、

これまたさっさと手仕舞うようにしています。

それだけで、
売買ルールの出来栄えも、
かなり良くなると思うんですよね〜。

 

楽しいのは鬼門を乗り越えてから

難しいモンで。

売買ルールを作るときに、

一番楽しいのは
「手仕舞いが確立した後の改良」です。

手仕舞いが確立されると、
驚くぐらいルールの改良がスムーズに進みます。

「手仕舞いの鬼門」を乗り越えて初めて、

改良がサクサク進んで、
楽しいものになると思うんですよねー…。

もし、あなたがルールの改良にお悩みなら、
まず初めに「手仕舞い」の内容から、
見直してみてはいかがでしょうか…?

– 中原良太

 

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