ダウ理論、100年以上有効な最強理論

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ダウ理論、100年以上有効な最強理論

多くの投資家が一度は耳にしているかと思いますが、その実中身を詳しく知っている人は非常に少ないです。

実に勿体ない!

今回は、そんな方々の為に、ダウ理論がどのようなものなのか、解説していきます。Charles Dowが提唱したこの理論には、いくつもの重要な格言も含まれていますから、必ず最後まで読んで下さいね。

 

目次

  1. ダウ理論とは?
  2. まとめ

 

1. ダウ理論とは?

Charles Dow

(画像元:Wikipedia

ダウ理論(Dow Theory)とは、チャールズ・ダウが提唱した市場での値動きを評価するための理論です。

(1) 平均は全ての事象を織り込む

NYダウなどの平均指標や、移動平均などが重要であるという指摘。「経済統計や企業の業績・更には予測不可能な事象に至るまで、需給に関するあらゆる事象・材料(ファンダメンタル)は全て市場価格に織り込まれる」という仮説を立て、テクニカル分析の重要性を示唆しています。

(2) トレンドには3種類ある

長期トレンド、中期トレンド、短期トレンドの3種を指す。ダウ理論では、

  • 長期:1年〜数年
  • 中期:3週間〜3ヶ月
  • 短期:3週間以下

と提案されている。
大きなトレンドは、小さなトレンドの複合から形成されている。よって、それぞれのタイムスパンを利用して複合的に相場を観察するのが寛容でしょう。

(3) 上昇トレンドは3段階からなる

先行期、追随期、利食い期の3種を指す。それぞれ、以下のような定義だ。
先行期:全ての材料が織り込まれ、底値を打ったと判断された状況。一部の投資家が底値買いを仕掛けるフェーズ。
追随期:株価が上がってきたのに起因して追随者が買いを入れる状況。より多くの投資家が買いを入れるフェーズ。
利食い期:先行期に買いを入れた投資家が利食いを入れる時期。売り勢力が強まり始める。
順張り・逆張りのどちらなのか。あるいは、バリュー・モメンタムのどちらを重視するかによって、仕掛けを入れるフェーズや、手仕舞いを入れるフェーズ、保有スパンは全く異なります。自らがどのようなタイミングで売買しようとしているのか、俯瞰したい時にこのフレームワークが有用と言えるでしょう。

(4) 平均は相互に確認されなければならない

同方向のシグナルが、複数の平均指標から見られなければ、トレンドは明らかでないという指摘。例えば、複数のタイムスパンにおいて買いシグナルが発生していれば、それぞれのシグナルは強化されるが、一方が買い、もう一方が売りを示すように、矛盾した結果を孕んでいるのであれば、トレードを控えるべきでしょう。

(5) トレンドは出来高でも確認されなければならない

値動きのみではなく、トレンドに対する参加者の人数(=出来高)が重要であるという指摘。例えば、上昇局面においては値上がり時に出来高が増加し値下がり時には出来高が減少、下降局面においては逆になるとされています。

(6) トレンドは明確な転換シグナルが出るまでは継続する

「利益を伸ばし、損失を低減する」ための投資法として、トレンドフォロー(トレンド追随型)が有効であるという主張です。そして、手仕舞いのタイミングには、「転換シグナル」を利用するのが有効だということでしょう。

 

2. まとめ

まとめ

100年前に作られたダウ理論ですが、今なお強烈な説得力を持っているのが凄いですよね。丸暗記する価値がある理論ですから、ぜひこの機会に頭に叩き込んでおきましょう。