ハリネズミの概念

ハリネズミの概念
ハリネズミの概念

「さすがにその格好はダサすぎると思うよ」

From: 中原良太
横浜の自宅より、、、

高校生の頃。
僕は、クラスの誰よりも、

ダサかったです。

服装はスーパーの安売りで買ってきた、
黒のジャージ姿。

教科書がぎっしり詰まった、
黒くて大きなリュックを背負い。

毎日学校に通っていました。

その頃から、すでに、
「中原って、いつも同じ服装してるよな」と。

そう言われるぐらい。

同じ服を、何度も何度も、
着まわしていました。

 

クラスメイトに…

それまで一度もお洒落には、
興味のカケラも無かった僕ですが、

クラスメイトの女の子に、
「ルビ、もう少し身だしなみに気をつかったら?」と。
そう声をかけられたのです。

暗に、
「さすがにその格好はダサすぎると思うよ」と。
そう言われたのです。

実際、僕の服装は、
あまりにダサすぎたようで、

クラスメイトからは、
影で笑い者にされているところも、
あったらしいのです。

その話を聞いた時。

お洒落に興味がなかったといえども、
さすがに、「ちょっとは気をつかわなきゃ」と。

慌てふためいたのを覚えています。

それと同時に、
「お洒落すれば、モテるようになるかもしれない!」
という下心にも火がつきました。

そして、、、
僕はついに、
お洒落に覚醒したのです。

 

ハリネズミ…

お洒落に火がついたものの、

当時の僕には、
センスのかけらもありませんでした。

お洒落をすればするほど、
どんどん、ダサくなってゆく…。

手をつけたところから、
どんどん劣化していきました。

僕が初めに手をつけたのは、
ヘアワックスでした。

靴や服とは違い、
ワックスは高校生にも手軽に買えます。

なけなしの小遣いで
ギャッツビーのワックスを買い、

僕は、思いつく限り、
格好いい髪型を目指しました。

その結果が、、、

ドラゴンボールの悟空?
ライオン?
ウニ?

あぁ、、、
ハリネズミか。

とにかく、そんな具合の、
髪型になっていました。

とげとげ。
つんつん。

僕の髪の毛は立ちが悪いので、

一度のヘアセットでは、
大量のギャッツビーを消費しました。

1か月もしないくらいで、
すぐにワックスが切れてしまう。

ヘアセットには、毎朝、
30分から1時間ぐらいをかけていました。

サザエさんのタラちゃんみたいな髪型から、
30分かけて、ハリネズミヘアーに大変身。

ときには雨や風に負けて、
全てが台無しになってしまったり。

下校までの時間に
ワックスの効力が切れて、

つんつんヘアーが、
ただのぼさぼさヘアーになってしまったり。

ワックスを使い過ぎて、
あたまから粉が吹き始めたり。

もう、散々でした。

正直、クラスメイトたちも、
劣化して行く僕の髪型を見て、
さらに笑い者にしていたことでしょう。

時間とお金を使って、
毎日毎日髪の毛をセットして、、、

僕自身は、
「おおっ、ライオンみたいで格好良い!」
なんて、自己陶酔していました。

ただ、、、

クラスメイトの皆からすれば、
「中原がまたハリネズミみたいになってるwww」
ぐらいに思っていたのだろうなぁ。

あぁ、思い出すだけでも、
恥ずかしくて、身体がムズムズする。

ひどかったなぁ…。

 

ハリネズミの概念

まぁ、、、
こんなどうでも良い話はさておき、、、

話の中で、ハリネズミという、
動物が登場しましたが。

「ハリネズミの概念」という言葉を、
あなたは知っていますか?

これは、ビジョナリーカンパニー2という名著で、
紹介されている概念なのですが、

成功している企業の多くが実践する、
「成功のためのエッセンス」にも似た、
そういったものです。

この概念のもとは、
古代ギリシャの寓話みたいです。

キツネとハリネズミが争い、
ハリネズミが勝利する話なのですが、

キツネはたくさんのことを知り、
すべてをうまくこなす「何でも屋」、

キツネのように、
あれこれ何にでも手を出す、

思考の浅い「何でも屋」は、
成功できないってことですね。

興味本位で、
無学のままヘアセットを始めた、

僕の失敗も、こういったところが、
原因だったように思えます。

一方のハリネズミは、
「1つのことを極めた職人」
であると示唆されています。

逆に、多少、不恰好であったとしても、

ハリネズミのように
一つの頃を極め尽くした「職人」は、

結果的には、勝利を収められると。

そういう話なんですよね。

そう考えると、、、

当時の僕は、
ハリネズミのような、
髪型をしていたものの、

心根は、キツネのように思考が浅く、
「モテたい!」という欲にまみれただけの、
軽薄男だったのだろうなぁ。

 

キツネになってない?

ハリネズミの概念は、
株式投資にも当てはまります。

キツネのように、
なんでもかんでも情報に手を出したり、
感情の赴くままに、好き勝手をやる投資家は、

たいていの場合は、、、
上手く行ってませんね…汗

軸がブレブレなので、

何かを学んでるつもりでも、
何も身についていないというか…。

そんな虚しい状況なのだと思います。

やはり、ハリネズミのように、

一本筋を通して、
1つの領域のことを徹底的に極めていく。

そんな姿勢が大事なんでしょうね…。

あなたはキツネになってませんか?

もしそうなら、
心をハリネズミに入れ替えるのが、
良いと思います。

そうでないと、高校生の頃の僕のように、
赤っ恥をかくことになる気がするので…

– 中原良太

 

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