サンタさんの違和感

サンタさんの違和感

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最年少で「YAHOO! 投資の達人」に選ばれた(当時22歳)。同サイトでの予想の年別パフォーマンスは、2015年「+480%」、2016年「+1024%」2017年「+943%」。最年少ながら、2015 年に「ベストパフォーマー賞」「通年最⾼勝率者賞」の2⼤タイトルを獲得。TV 出演や四季報オンラインでの連載を経験。
サンタさんの違和感

「まさか…。じゃあ、今までプレゼントをくれていたのは、誰?」

From: 中原良太
東京の実家より、、、

あれは小学5年生のとき。
12月20日の真冬のことでした。

担任の先生の口からポロリと出てきた言葉に、
僕はショックを隠しきれませんでした。

 

クリスマス!

小学生5年生だった当時、
12月24日は特別な日でした。

その日はクリスマス・イブ。
サンタさんがプレゼントをくれる日です。

当時、僕は「ヒカルの碁」という、
少年漫画にハマっていました。

それもあって、プレゼントには
「サンタさんからは碁石を貰う!!!」
と言っていたのを覚えています。

碁石屋さんなんて、
近場にはなかなか見当たりません。

僕の両親は、プレゼント探しのために、
よほど苦労したことと思います笑

後から話を聞いてみると、
慣れないパソコンで必死に碁石店を探し、
なんとかして間に合わせてくれたのだとか。

気づかぬうちに、
多大な迷惑をかけていたのだなぁ。(;´д`)

 

サンタさんの秘密

とはいえ、僕だって小学5年生です。

「サンタさんの違和感」には、
少なからず気付いていました。

「どうやってうちに入ってきているのだろう?」
「うちに煙突は無いぞ?」
「どうして欲しいものが分かるんだ?」

「サンタさんは、何人いるんだ?」
「どうやって、子供全員分のプレゼントを用意しているんだ?」

などなど。
疑惑は次々に浮かんできました。

そして、一つの核心に行き着きました。

「もしかすると、サンタさんは実在しないのではないか?」と。

あまりにショッキングな結論に、
僕はとても信じられませんでした。

「まさか…。じゃあ、今までプレゼントをくれていたのは、誰?」

疑惑が疑惑を呼び。
僕の頭の中は完全に混乱状態でした。

とはいえ、まだ僕は、
サンタさんの夢を諦めきれませんでした。

「いやいや、きっと彼は何かしらの方法を使っているんだ!」
「お父さんも、お母さんも。サンタさんは居ると言っていたじゃないか!」
「そうだ。サンタさんは実在する。そうに決まっている!」

まだ小さな頭を捻り、
僕は考えられるだけのことを考えました。

そして、「サンタさんは実在する」と。
そう考えることにしたのです。

 

ホームルーム

12月20日のこと。
クリスマス・イブまで、あと少し。

プレゼントが楽しみだった僕は、
早く時間が経って欲しいと。

そう願って止みませんでした。

帰りのホームルームのことでした。
担任の先生が口を開きました。

「もうすぐクリスマス・イブだね!」
「みんなは、どんなプレゼントを貰う予定?」

担任の言葉もあり、
僕は頭の中で碁石を想像し、
ニヤニヤしていました。

(楽しみだなぁ。)
(サンタさん、早く来ないかなぁ。)

担任は続けて言いました。

「みんなももう知ってると思うけど・・・」

 

悲しい現実

担任は続けてこう言いました。

「みんなももう知ってると思うけど。サンタさんの正体。えっ。もう知ってるよね?」
「プレゼントをくれたご家族の人には、ちゃんとお礼を言うんだよ?」

彼の口から出てきた言葉は、
あまりにショッキングなものでした。

できるだけオブラートに包んだつもりなのでしょうが。

「サンタさん=家族の誰か」
というのは、誰が聞いても明らかでした。

僕は不意に耳にしたその言葉に、
ただただ呆然としていました。

周りを見渡すと、僕と同じように、

(え…サンタさんが家族なんて…ウソでしょ!?)
と、信じられなさそうな表情をしている友人が、
何人か居ました。

あまりにあっけない。

「現実なんて、こんなもんなのかぁ。」と。
子供心に、そう思った記憶があります。

僕の心の中で、サンタの魔法話が、
ガラガラと音を立てて崩れ去った瞬間でした。

 

魔法なんて存在しない

当たり前の現実の話ですが、
受け入れるのはなかなか酷な話です。

株の話で言えば、
「怠けて利益を出せる【魔法】は存在しない」
「【ノーリスク】で利益を得る方法なんてない」
などなど。

そういった話が挙げられるでしょうね。

巷では「一発ドカン」なんて、
そんな誘惑が沢山ありますが…。

一発ドカンほどの遠回り、
他に存在しませんからね。

宝くじと同じです。

この「一発」のために、
何10万人という人達が、損してる訳ですからね笑

しかも、宝くじに当たった人たちの殆どが、
不幸な末路を辿っているという…。

そういう現実を追い求める時点で、
どう転んでも不幸になるのが確定なんですよね。

でも、、、

「頭では分かっていても、心がついて来ない」

そんなことになるのだと思います。

「確かに、正攻法で勉強すべきだよな。」

「それでも、実は…。誰も気づいていない、ノーリスクで魔法のような投資法がどこかにあるんじゃないか…?」

みたいに、考えたくなってしまう気持ちも分かります。

 

小さな「甘え」が大きな「隙」を作る

ただし。
そういった小さな「甘え」が、
大きな「隙」を作るものです。

「もしかしたら、怠けられるかも」
と思うから、努力ができなくなる。

「もしかしたら、ノーリスクでイケるかも」
と思うから、リスクを取れなくなる。

心のどこかで魔法を信じてしまうこと。

これこそが隙を生んでしまう、
諸悪の根源だと思うのですよねー。

– 中原良太

 

PS

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