ウラ話

ウラ話
ウラ話

僕「え〜(´Д` ) もっと話しましょうよ。」

From: 中原良太
八丁堀のカフェより、、、

先ほど、雑誌の取材を受けてきました。

いつもの喫茶店で、
いつもの担当の方と、
いつもの時間。

いつものメニューを頼んで、
いつも通り、世間話から始まる。

彼から取材を受けるのは、これでもう何回目だろう? 少なくとも、片手では数え切れません。幾度と顔を合わせてきたこともあり、やっと信頼関係ができてきました。

最初、僕は緊張しすぎて完全に不審者でした。

「あ、こ、こんにちは〜…」
「ど、どうも、はじめまして…」

あまりにコミュ障だったので、
きっと彼も困ったことかと思います。(´Д` )

最初はまともに会話すらできなかったのに、
今頃になり、世間話ができるようになりました笑

 

世間話で浮かんだ記者の精神

勿論、取材中は真剣な話し合いをします。
ですが、世間話が弾んでしまうと、ついつい時間がオーバーしてしまうんですよね。

世間話をするときの僕はちゃらんぽらんです。

「最近太ってしまって…」
「そういえば、SMAPが…」
「こないだ、料理教室に行って…」

と。他愛の無い話ばかり。

記者にとっては迷惑な話かもしれません。ですが、この世間話、僕にとっては大事なウォーミングアップなんですよね。

何気無い話をしながら口を動かしていると、頭が動いてきて、取材の内容も充実するような気がするんです。

頭の体操といった所ですかね。

あ、、、そうそう。

先ほどの取材でも、僕はいつも通り世間話をしていたのですが、、、

世間話をしているときに、
記者の男性が、興味深い話をしてくれたんです。この言葉、深く僕の心に突き刺さったんですよね。

ちょっとした、ウラ話という奴です笑

今日はこの話を、
あなたとシェアしようと思います。

それでは、楽しんでお読みください…。

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僕「記者さんて、いつも仕事大変なんじゃないですか? 休日とか無かったりして笑」

記者「はい、無いですよ、休日。」

僕「え(´Д` ) 本当に無いんですか!? じゃあ、いつ休んでるんです?汗」

記者「雑誌って、ほぼ毎日が締め切りなんですよ。企画の締め切り、ラフの締め切り、デザインの締め切り、完成稿の締め切り…。1本書き上げるのに、それこそ1日おき位に、4〜5回の締め切りが来るんです。」

僕「ひぇぇ、締め切り多過ぎ!(´Д` )」

記者「そうでしょ?笑 こんだけ締め切りが多いと、まず土日の休みは無いです。僕なんかフリーでライターをやっているので、もう休まずに3ヶ月目に入りましたよ笑 週刊誌とか、本当にスケジュールがキツキツで…。」

僕「いやあああ、大変そう!(´Д` )」

記者「まぁ、好きでやっているので笑 楽しくやっていますよ。」

僕「凄いですよねー。企画をし、取材をし、構成をし、編集をし、、、。記者の仕事って、やっぱ奥が深そうですよね。」

記者「そうですねー。深いですよ。いくらやっても、キリがありませんからね。そうそう。良い記事を書く時の心構えって、知ってます?」

僕「え、なんですかそれ。知らないです。教えて下さい!」

記者「それはですね…。【取材に全力を注ぐ】ことです。」

僕「え、【取材】ですか? 企画とか、構成とか、編集ではなくって?」

記者「そう。取材です。」

僕「なんでまた、取材なんですか?」

記者「企画とか構成なんてのは、出来るようになってくれば、ある程度パターン化されて来るんですよ。そこそこ経験があれば、程度に違いこそあれ誰にだって出来てしまうんです。でも、唯一、他の人にはできないことがある。それが、取材なんです。」

僕「深そうな話ですね。」

記者「そうですかね?笑 当たり前の話をしてるだけですよ。取材では、自分では知り得ない情報がかなり仕入れられるんです。つまり、【誰から】【何を】聞き出すかによって、記事の内容はいくらでも変わるんです。「A株は買いだ」「A株は売りだ」なんて、どちらにでもひっくり返る。」

僕「確かに。そうなりそうですね。」

記者「実際に、そうなんですよ。でも、僕ら記者は、自分の意見は書けないんです。自分の言いたい事を伝えるのは、僕の仕事じゃないですからね。僕の仕事は、【本当に良い事・役に立つ事を言ってくれる人の声を、世の中に広めること】ですから。」

僕「なんか、かっこいい。」

記者「いやいや。現実問題、「スクープだぁぁ!!」なんて、流行りものを追いかけてたらキリが無いんですよ。継続性も無いし。そんな仕事の仕方では、歳を重ねていくうちに無理が出ますから笑」

僕「なるほど、現実的ですね笑 …そう考えると、編集だとかそういうのって、本当に氷山の一角なんですね。」

記者「そうですね。【どんな表現で伝えるか】という意味では、あまり関係無いですね。言葉尻を変えるなんてことは、誰にだってできることなので。だから、常に【何を伝えるか】の方が大事だと考えています。取材では、その所を深く伺うようにしています。そして、できるだけ長くお付き合いしてくれる、良いアナリストの方を探すのが、一番大事なところかも」

僕「たしかに笑 いやぁ凄いなぁ。そんな奥の深い仕事だったんですね〜。」

記者「さて。雑談はこれ位にしておきましょう。」

僕「え〜(´Д` ) もっと話しましょうよ。」

記者「次の予定が迫ってるんで笑 本題へ行きましょう!」

僕「え、次あるんですか! すみません。早速、本題ですが、、、」

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・・・

とまぁ、こんな話をしてきました!笑

他愛もない雑談ですが、、、
僕はこの話の中で、「あぁ、なるほど!」と納得したところがあったんです。

それは、、、

「常に【どんな表現で伝えるか】よりも【何を伝えるか】の方が大事」

という所でした。

更に抽象化すると、

「どうやるか(How)」よりも、
「何をやるか(What)」の方が大事ということ。

トレーリングストップを使うだとか、
指値の位置を工夫するだとか、
MACDを使うだとか。

そんな些細なテクニック(How)ではなく…。

そもそも、どんなトレード法(What)を使うのか?
という所が、一番大事なんですよね。

ちなみに、僕は「システムトレード」という方法論を使っています。

色々なテクニックやら、分析法やら、様々な知識もありますが…。

システムトレードを使う時には、決まって「統計的根拠」を重視します。テクニックは、ほぼ考えないんですよね。

なぜなら、テクニックうんぬんよりも、「システムトレードが成り立つ根拠(=統計)」を確保しなきゃ、話にならないからです。

分かってはいることなんですが…。

実際に始めてみるとテクニックばかりに目が行ってしまって。基本の部分、もっと大事なことを見失ってしまうんですよね。

「何をするか(What)」>「どうやるか(How)」

記者の彼はトレーダーではありませんが、
それでも、記者としての考え方は、トレーダーにも通じるものがあると思ったのです。

テクニックに振り回されないために、
もっと大事なものを見失わないために。

自分に言い聞かせておきたい言葉ですね…。

– 中原良太

 

PS

テクニックよりも大事な知識を、この本にまとめました。

http://goo.gl/s6kHkc