先読みの天才

先読みの天才
先読みの天才

「一つの道だけではなくそこから枝分かれして色々な道があり、その中で比較します」

From: 中原良太
横浜の自宅より、、、

6月16日。
とある26歳の青年が、
総理大臣顕彰を受け取りました。

彼は、先読みの天才です。

2手、3手先の事を読むのは、当たり前。
長い時は、20手、30手先を読みます。

13歳のときにプロ入りし、
既に13年ものキャリアを築いてきました。

そして、、、
幾多の戦いを勝ち抜き、
ついには、日本一の座に輝いたのです。

安倍首相は、彼に問いました。

「政治の世界ではなるべく先を読もうとしているが、なかなかうまくいかない。何手先まで読めますか」

そんな彼は、先読みのコツについて、首相にこう指南しました。

「一つの道だけではなくそこから枝分かれして色々な道があり、その中で比較します」

 

たったの1歳違い。

彼は、僕の1歳上です。

これまでも数々のメディアに取り上げられているのですが、、、

物腰は落ち着いており、
謙虚な姿勢を崩さず、
自分に厳しく、常に最善を目指す。

素晴らしい好青年だと思います。

というか、僕とたった1歳違い。こんなに凄い人が居ると、なんだか自分が情けなくなってきました(´Д` )笑

 

彼の名前は…

彼の名前は、井山裕太。
プロの囲碁棋士です。

こないだ、日本の7大タイトルをすべて獲得し、
「7冠」を達成した、唯一の人間です。

今まで、この偉業を達成した人は、誰もいませんでした。

日本の囲碁人口は約300万人と言われています。
彼は、その中の頂点です。

わずか26歳で…。
300万人の頂点…?汗

凄すぎて、到底理解できません笑

将棋で言えば、羽生さん並みの凄さと言えば、
伝わるでしょうかね…?

 

深みを感じた言葉

仕事、仕事、仕事…と、何かと忙しい世の中。

こんな生活をしていると、
腰を据えて考えるのが面倒臭くなってきます。

「とりあえず、何も考えずに終わらせとこw」
なんて思考放棄するのは、日常茶飯事。

気づけば「頭を使わず」
「身体だけ」を動かす。

生活を送ってきたような気がします。

「まぁ、これで十分でしょw」
と妥協し、何も考えない。

比較・検討を怠り、
「決め打ち」で動くようになる。

「最善」ではなく、
「完了」を目指してしまう。

僕は、こんな考え方をしていたような気がします。だから、腰を据えて「じっくり考える」なんてことは、あまりやってきませんでした。

もちろん、当時は考えていたつもりです。
当時の最善を尽くしたはず。

でも、まだ「深み」が足りなかった気がするのです。

井山さんは違います。

彼の場合は、腰を据えるのが基本です。

ときには数時間をかけ、1つのことだけを考え続ける。
数十〜数百にも分岐する道を一つ一つ読み、最善の策を探す。

こんな彼だからこそ、この言葉に深みを感じるのです。

「一つの道だけではなくそこから枝分かれして色々な道があり、その中で比較します」

彼の背景を知ると、この言葉は本当に深いなぁと思うのです。

 

比較と検討

株でも、比較と検討は、基本中の基本です。

「一つの道だけではなくそこから枝分かれして色々な道があり、その中で比較します」

この言葉は、基本中の基本なのです。

でも僕は、心のどこかで、
(時間も無いし、まぁ、これで十分かな…)

と、妥協していたのかもしれません。
勿論、当時の最善を尽くしているのですが…。

「もう少しだけ時間をかけて。じっくり考える機会があっても良いんじゃないかなぁ…?」
と思ったのです。

井山さんみたいに物腰が落ち着いている方を見ると、自分のしていることの浅さを、嫌でも感じてしまうのです。

 

損したときには、この言葉を思い出す

よくよく考えると、株で損をしているときは、
いつも僕は「決め打ち」をしていました。

「まさか、こんなことは起こらないでしょw」
とリスクを軽視した途端、、、

大やられするんですよね(´Д` )

そう考えると、僕にはまだ、
「比較・検討」の力が足りていないのだと思います。

あぁ、やっと分かった。
これがいけなかったのか。

馬鹿げた事を繰り返さないように。
人として賢くあり続けるために。

井山さんのこの言葉を心に刻んでおこう。

「一つの道だけではなくそこから枝分かれして色々な道があり、その中で比較します」

 

– 中原良太

PS

後で検討するには、普段から投資記録をつけるのが一番です。詳しい方法は、この本にまとめてあります。

http://goo.gl/s6kHkc