損切り不要論

損切り不要論
損切り不要論

主語を意識する

From: 中原良太
横浜の自宅より、、、

先週、読者の方から以下のお問い合わせを頂きました。

『損切り(ロスカット)の仕方で悩んでいるのですが、中原さんはどうやってますか?』

今日は、このお問い合わせについて、
私なりの回答をします。

もちろん、、、
この質問に、「100点満点」の正解はありません。ですので、あくまで「選択肢のうちの1つ」というように認識していただければと思います(^○^)

 

損切りとは?

まず、「損切り」の定義を共有します。僕は、損切りのことを、以下のように定義しています。

「自分が◯円(◯%)損したら、株を手仕舞うこと」
これが、僕の考える損切りの定義です。

なので、、、
「チャートがデッドクロスになったから手仕舞い」
「相場が下落トレンド入りしたから手仕舞い」
以上のような判断の仕方は、損切りだと思っていません。

あくまで、
【自分が】◯円(◯%)損したら、株を手仕舞うこと」
だけを、損切りと呼んでいます。

この3つ。何が違うのかというと、主語が違います。

僕が損切りと呼ぶのは、
【自分が】◯円(◯%)損したら…」
というように、主語に「自分」が来るものだけです。いわゆる、「自己都合」による決め方です。

他の、以下のような売り方については…

【チャートが】デッドクロスになったから手仕舞い」
【相場が】下落トレンド入りしたから手仕舞い」
のように、主語が違います。

僕はこれを「根拠に基づいた取引」だと思っています。損切りとは思っていません。

定義は人によって違いますが…。
少なくとも僕は、こう考えるようにしています。

 

損切り不要論

僕自身、損切りについては、
あまり意識して考えることはありません。

これには理由があります。

その理由とは、「相場は僕らのことを考えてはくれない」というものです。

考えてみると当然ですが、、、

【自分が】10%損失を出してるからそろそろ下落トレンド入りです。」
…なんて風に、株価は動きませんよね?

【自分が】と主語を置くこと自体に、違和感があります。こんなの、うまく行くようには、見えません。

だから、僕は、自己都合とは関係なく、「株を持ち続けるべきでない」タイミングで手仕舞いをすることが多いです。

株を売るタイミングは、以下のように考えることが多いです。

【個別株に応じた株の売却】
「今持っている株が◯◯のように動いたら、株を売る」というように、値動きに応じて手仕舞いを決める方法

【相場に応じた株の売却】
「相場が◯◯のように動いたら、株を売る」というように、相場に応じて手仕舞いを決める方法

大体、この判断材料を使って、株の売り方を決めています。

「損切り」「利益確定」という2択ではなく、
もっと細分化して、相場を動かす主要因を分析することが多いですね。

そうした方が、よっぽど、理に適ったトレードが出来ると思うからです。

 

役立たずという訳ではない。

ここまで読むと、
「じゃあ、損切りしない方が良いんじゃん!」
と、思った方もいるかもしれません。

中には、
「その考え方は、ちょっと過激ではないか?」
と思った方もいるかもしれません。

…あまり、深刻に受けないでくださいね苦笑。
これは、僕の考え方であって、正しいものか分かりません。

それに、損切りだって役立たずという訳ではありません。ちゃんと使えば、ものすごく有効だと思っています。

損切りすれば、含み損のストレスから解放されたり、
現金化された資金を、別の株に回したり、

色々と役立ちます。

 

主語を意識する

今日、ぜひあなたに覚えておいて欲しいのは、

「主語は誰なのか?」という話です。

僕は、株の売り時を決める考え方は3つしかないと考えています。

1つ目は、【自分が】と考える方法。
2つ目は、【個別株が】と考える方法。
3つ目は、【相場が】と考える方法。

これらを組み合わせるのが、大事だと思うのです。そうすれば、きっと、ベストな売り方が見つかると考えています。

手仕舞いってのは、あやふやな所もあり、難しいかもしれません。でも、極めてみると、凄く面白い分野でもありますね(^○^)

もしかすると、あなたも「主語を意識する」だけで、利益を倍増できるかもしれません…。

– 中原良太

 

PS

着実に利益を出す6つのポイントを、この本にまとめました。

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