ほら、あなたの後ろにも…

ほら、あなたの後ろにも…
ほら、あなたの後ろにも…

キャニオニングをしていたとき、怖いことがありました。

From: 中原良太
横浜の自宅より、、、

大学生の時。
僕は、「飛び降りる」のが好きでした。

若気の至り、とでも言いましょうか。

スカイダイビングをしたり、
橋から川へ飛び降りたり、
キャニオニングをしたり、、、

スリリングなことを楽しんでいました。
…というか、飛び降りてばっかりでした笑

ジェットコースターみたいに、身体がフワッとする感覚が好きなのかもしれません。

むちゃくちゃ疲れるので、頻繁に行くことは無かったのですが…。

 

キャニオニング?

え、「キャニオニング」って何かって?

ああ、すいません。
すっかり説明を忘れていました。

キャニオニングというのは、川遊びの1つです。

流れが強めの川を「流される」遊びです。

イメージだけ伝えると、、、
僕らが、流しソーメンの「ソーメン」になるようなイメージです。

川の流れに身を任せて、
ひたすら流される。

流れが強いので、逆らうのはほぼ不可能です。
だから、ひたすら流される。

そんなに川は深くないので、基本溺れることはありません。だから、安全なのですが…。

でもやっぱり、スリルはありました。

道中、崖から飛び降りたり。

川に流されながら、そのまま滝に突入。
滝の上から、滝つぼに頭からダイブする。

なんてこともやりました。

…いやぁ〜。怖い。
今じゃ絶対に無理ですね( *`ω´)汗

 

怖くないワケじゃない

僕には根性がありません。
ものスゴく怖がりです。

だから、滝からダイブするときは、
「あぁ、やめときゃ良かった!」
と、心底後悔していました。

それでも飛び込んだのは、きっと良い思い出になると思ったからでした。

「怖くて帰りました」
なんて思い出、あまり楽しく無さそうだったので汗

「怖くてもやり遂げた」というのが、一種の達成感があったのかもしれません。

 

目の前で起こった悲劇

そうそう。キャニオニングをしていたとき、怖いことがありました。

「崖から川に飛び降りよう!」
と友人が言い出し、

そのまま、仲間全員で、崖から川へ飛び降りることにしたのです。

そのときに、ガイドのミャンマー人青年から、こんなアドバイスをもらいました。

「その崖から飛び降りるときは、遠くへ向かってジャンプしなきゃダメだよ。崖がでっぱってるから、大きくジャンプしないと、岩で身体を引っ掻いて、怪我するから。」

…なんと。

「遠くへ向かってジャンプしないと、怪我をする」なんて。

なかなか難しいですね。
こっちは、ただでさえ怖い思いをしてるのに。

「力一杯ジャンプしろ」なんてのは、
難しい注文です。

ただでさえ、身体が強張っているのに(´Д` )泣

僕はドキドキしながらも、自分が飛び込む番を待っていました。

ドキドキ。
ドキドキ。
ドキドキ。

いよいよ、僕の前の人、N君が飛び込む番。
あぁ、次は僕の番だ。

胸の鼓動が高まります。

N君は、思いっきりかがんで、大きくジャンプをしーー

ズルッ

嫌な音がした。
N君は、ジャンプの瞬間に足を滑らせたのです。

そのままN君はジャンプできず、岩肌に生身の身体を打ち付けながら、川へ転げ落ちて行きました。

「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!」

奇声を発しながら、岩肌を転げ落ちていくN君。

その姿を見て、僕の恐怖は、頂点に達しました。

「あぁ、もう、怖い、帰りたい!!」

 

姿を見ないと気付けない

それっきり、僕は、「崖から飛び降りる系」のことは、やらなくなりました。

あのときのN君の姿が目に焼き付いて、離れないからです。

あれはまさに、危険を目に焼き付けた瞬間でした。

あんなの見たら、もう口が裂けても
「崖から飛降りよう!」
なんて言えないですよ…。

「今までは大丈夫だったから気付かなかったけど、よくよく考えるとやっぱり危なかった」

こういうことって、案外たくさんありますよね。
終わってみると、「自分って、運が良かっただけなんじゃ?」と思ってしまうような。そんなことで。

株をやってる人なら、一度くらいは、こんなことあるんじゃないでしょうか?

「あのタイミングで買ったのはまずかった」
「あんだけたくさん買うのはまずかった」

「運が良かったから助かったけど、失敗してたら…」

思い返してみると、危なっかしいことが沢山あるはずです。

危ないことって、無意識にやってるものなんですよね。だから、不意打ちを食らって、大損することもあります。

無意識なので、ことさら気をつけなきゃいけないと思うのです。油断をしてる暇なんて、ありません。

なぜだか分かりませんが、油断をするとすぐに、利益が根こそぎ吹き飛ばされるんですよね…泣

 

定期的な振り返りを

「今まで気づいてなかったけど、危ないことをやってた」

これ、本当に沢山あるんです。
僕も、よくあります。

「うぉっ。あっぶねー!」
と気付き、あわてて手を引っ込めることも、少なくありません。

それほど、リスクに気づくのは難しいと思うのです。

お金を失ってからでは遅いです。

だから、お金を失う前に、定期的に「気づいていないリスク」を探すのが大事だと思うのです。

「株を買いすぎてはいないか?」
「保有期間が長すぎではないか?」
「バックテスト結果を過大評価していないか?」

定期的に振り返って、「今まで気付かなかったリスク」を取り払っていくべきだと思うのです。

そうしないと、岩肌に引っかかれながら、崖から転がり落ちることになりますので…。

ほら、あなたの後ろにも、魔の手が忍び寄ってるかもしれませんよ…。

– 中原良太

 

PS

奇跡的にも、N君には怪我ひとつありませんでした。良かった! まったく、怖がらせやがって!

 

PPS

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