自由 vs 利益

自由 vs 利益
自由 vs 利益

アニメオタクから学んだ、投資哲学。

From: 中原良太
横浜のドトールより、、、

「アニメは遊びじゃ無いんだよ!」

やめて。
そんなことを大声で言わないで。
周りの人たちが、訝しげに僕らを見つめる。

「分かった。分かったから。」

彼の怒りを収めるため、
僕はその場を取り繕うのに必死だ。

見るからにオタクな彼が
「アニメは遊びじゃ無いんだよ!」
と、叫んでいるのだ。

明らかに危ない。

チェック柄のシャツ。
ヤケにピチピチなジーンズ。
大きめのリュック。

喫茶店に居るにも関わらず、、、

何故かパソコンを開く。
萌えキャラが描かれた背景がまぶしい。
極め付けは、美少女モノのマウスパッドだ。

見るからにオタクだ。
もちろん、彼の場合は中身も伴っているのだが。

内心、僕は恥ずかしくてしょうがなかった。

とりあえず、「まぁまぁ」と声を掛け、
彼の怒りを収める。

あぁ、良かった。
どうやら彼の熱は収まったようだ。
頼むから、そのまま静かにしていてくれよ?汗

やっちまった。
アニメ好きの僕の友人は、怒りっぽいのだ。
…いや、「アニメ好き」という表現は違うな。

 

彼の場合は、「アニメは仕事」なのだ。

別に彼はアニメ制作をしているわけではない。
何かグッズを販売しているわけでもない。
そして、漫画家……でもない。

違う。別に彼はアニメを作ったり、売ったりする、
そんな立場の人間ではない。ただのオタクだ。

オタクの中でも、重度のオタク。

そんな彼は、「アニメを観る」ことについては、徹底的に貫き通しているのだ。

彼のノルマは、1日4本。1週間で20本。
これだけのアニメを、ずっと継続的に、
しかも同時並行で見続けているのだ。

しかも、驚くことなかれ。
彼の場合は、この20本が全て違う作品だ。

つまり、20冊の小説を同時並行で読んでいるようなものなのだ。

 

彼のアニメ生活に自由は無い。

不思議なもので、彼の場合、
アニメを観ること自体は「楽しくない」のだと言う。
それだけ好きなことをやっていれば、そりゃあ楽しいだろう?と思うのだけど、どうやらそうじゃない。

彼は、アニメを観るために時間割を組んでいる。
「月曜の通勤電車では◯◯と△△を観る」
「火曜の帰宅電車では□□と☆☆を観る」
というように、通勤電車内で全てのノルマをこなしているのだ。

それもこれも、全てはオタク仲間と話を合わせるため、らしいのだけど…。

それにしても、かなりの入れ込みようだ。
だって、20本のアニメを同時に見て、理解できる時点で既におかしいでしょ?笑

普通、レジャー感覚でアニメを楽しむのなら、

好きな時間に、
好きなアニメを、
好きな場所で、
好きな人と、

観れば良いだけのこと。
それが、レジャーというものです。

だけど、彼は全く逆のことをしていました。

決まった時間に、
決まったアニメを、
決まった場所で、
一人で…。

まるで仕事です。彼の中にはアニメを観る「ルール」があり、「ルールに従う」ことが、彼にとっての成功の秘訣なのです。

…まぁ、これは極端な例ですが苦笑

でも、彼のこの態度って、僕らシステムトレーダーに似ているところがありませんか?

 

自由 vs 利益

不思議なもので、人というのは本気になればなるほど、自由を捨てられるようになります。

そして、当然ながら、自由を捨てた人の方が、得られる成果は圧倒的に大きいです。そりゃあ、そうでしょう。仕事してる人が、レジャーやってる人よりもパフォーマンスが悪かったら、そりゃあ笑いものです苦笑

好きな時間に、
好きな株を、
好きな場所で、
好きな人と、

トレードして勝てる、ですって?

ふぅーん。そうなのか。そんな秘密があるのか。
もちろん、それ自体は否定しません。きっとそういう方法があるでしょうからね。

…でもさ。
普通に考えて、

決まった時間に、
決まった株を、
決まった場所で、
決まった人と。

しっかりと計画してトレードした方が、上手くいくと思わない? 少なくとも、レジャーでやるよりは、利益を出せる確率は上がりますよね。

これは、当然のこと。だからこそ、僕らは「トレードのルール」に従い、その通りに動くんです。

僕らシステムトレーダーは、「成功の法則」の下僕です。だから、決して「自分のやりたいように」動くことはしません。好きなようにやる…っていうのは、ただのレジャーですから。まぁ、ギャンブルですよね。

レジャー感覚で株取引?
いやいやいや、甘過ぎるでしょ。無理無理。

アニメが遊びじゃないように…
トレードだって、遊びじゃないんです。

本気で利益が欲しいなら、自由を捨てなきゃ。
あなただって、そう思うでしょ?

– 中原良太

 

PS

自由を捨てる準備はいいかい? 準備ができたら、ぜひこの本を読んでみて欲しい。きっとお役に立ちますよ!

http://goo.gl/rFhVko