回り道

回り道

ABOUTこの記事をかいた人

最年少で「YAHOO! 投資の達人」に選ばれた(当時22歳)。同サイトでの予想の年別パフォーマンスは、2015年「+480%」、2016年「+1024%」2017年「+943%」。最年少ながら、2015 年に「ベストパフォーマー賞」「通年最⾼勝率者賞」の2⼤タイトルを獲得。TV 出演や四季報オンラインでの連載を経験。
回り道

これだ。これがネックだったんだ。

From: 中原良太
八丁堀の事務所より、、、

「もうだめだ!」
「助けてください!」

こないだコンサルティングをしているとき、
クライアントの方から悲鳴の声を頂きました笑

どうやら、、、
僕はコンサルティングをするとき、
かなり厳しい鬼コンサルタントらしいのです。

クライアントの方からはしょっちゅう
「もうだめです!無理です!」
っていう声が漏れてくるくらいなのですが笑

こないだも、僕が出した課題が難かったようで、
ヒィヒィ言っている方が居ました。

そうですね〜。
ヒィヒィ言ってた彼の名を、
仮に足立さんってことにしましょうか。
こないだ、その足立さんとお話しする機会がありました。

足立さんには凄く仲良くしていただいていて、セミナーにもよくお越しいただきます。

普段は、やる気も熱意もない方には冷たくあしらってしまうので、長くお付き合いすることはないんですが…汗

でも、足立さんは正反対とも言える方です。足立さんはいつも熱意のある方なので、僕もそれに応えようと熱くなってしまうんです笑 彼の熱意に僕も便乗して、ついつい難しめの課題を出してしまうのですが笑

これからするのは、
彼とのコンサルティングのときに、
気づいた話です。

状況を説明すると、、、

足立さんには
「投資法Aを改良してきて下さい。」
という課題を出しました。

課題を出してから10日後、足立さんから課題が提出されました。彼から受け取った提出課題は、かなり研究されており、素晴らしいものでした。あえて100点満点であらわすとすれば、80点くらいでしょうか。

それくらい、素晴らしい出来のものが返ってきました。

分析内容も素晴らしく、
「よくそこまで深く検証したもんだ!」
と舌を巻いてしまったくらい笑

でもね。問題はここからなんです。

足立さんが提出した課題を見ると、、、
彼がかけた労力の割に、得られた成果は小さいように感じたんです。

つまり、「足立さんほどの方がこれだけ頑張ったのに、どうして80点の結果が返ってきたんだろうか?」と疑問に思ったんですよね。

彼は普段から真面目に相場を分析しているので、90点〜95点くらいの、もっとハイクオリティな成果を出してくれると思っていたのです。

でも、返ってきたのは、80点の成果だった。
違和感を覚えました。どう考えてもおかしい。

そこで、足立さんに、分析の手順について詳しく聞いてみることにしました。

僕「何が課題だと思いましたか?」

足立「ドローダウンが大きいですかね。あと、トレード回数が少ない。保有期間も長過ぎる。この3つが主な問題だと思いました」

僕「なるほど。たしかにそうですね。じゃあ、それに対して足立さんはどのようにアプローチしたんですか?」

足立「◯◯を微調節してみて、マトリックスを組みました。」

僕「他には?」

足立「うーん。それだけです。」

これだ。
これがネックだったんだ。

どうやら、彼にとっての課題は「株の探し方」とか「分析の仕方」とかとは、別のところにあったようなのです。

分析の仕方を変えたり、
利食いのタイミングを変えたり、
損切りのタイミングを変えたり、
注文方法を変えたり、
銘柄分散数を変えたり、、、

僕らトレーダーにできることは、たくさんあります。でも、足立さんには「分析の仕方を変える」という、たった一つのことだけしか頭に無かったようなのです。

つまり。解決すべき課題に対して、非効率なアプローチを採用してしまったようなのです。それだけ重いハンデを背負っているにも関わらず、80点の成果を出してくれるのが、彼の凄いところなのですが笑

彼の例で言えば、、、

ドローダウンが大きいならリスク管理を見直せば良いし、
保有期間が長いならエグジットを見直せば良い。
トレード回数が少ないなら、分析の仕方を変えれば良いだけです。
(もちろん、現実はこんな簡単には解決できない訳ですが)

つまり、、、
課題の特定ができたなら、その課題に対して、適切なアプローチをとるべきだと思うのです。

「気になるあの子の好きな人を知りたい」
って課題があったとして、、、

そこらの見知らぬ人を捕まえて、
「あの子って、どんな人が好きそうですかね?」
なんて聞いても、何の解決にもなりませんよね。

これは、アプローチを間違えているわけです。
本当のことは、本人に聞かなきゃ分からないのだから。

一方で、「本人に聞く」っていうのは、
もっともシンプルでダイレクトですよね。

片や時間をいくらかけても成果を得られないのに対して、もう片方は2〜3分で決着がつきます。

このように「課題に対して、どのアプローチで攻めるか」を選ぶのは、重要なことだと言えるでしょう。

凄く分析ができていたり、
凄く熱意があったり、
凄く頭が良い人なのに、、、

「非効率なアプローチ」のせいで、
思ったような成果を得られていない人って、
案外多いです。

なので、、、
僕は、こういう状況に陥らないように、自分によく問いかける、質問があります。

自分は今、不要な回り道をしていないか?

もし、あなたがなかなか成果が出せず悩んでいるのなら、自問してみるのも良いでしょう。

あなたは今、不要な回り道をしていませんか?

– 中原良太

 

PS

あなたが最短ルートで株を勉強したいのなら、この本を読むのが良いと思います。

http://goo.gl/rFhVko