システムトレーダーの憂鬱

システムトレーダーの憂鬱
システムトレーダーの憂鬱

中途半端だと愚痴が出る。

From: 中原良太
東海道線の車内より、、、

つまらない。
すごく、つまらない!

何がつまらないって、
全然シグナルが出ないのがつまらない!

大荒れな相場が落ち着いてきました。
落ち着いたので、精神衛生は良好なのですが…。

暇だ。暇すぎる。シグナルが出ない。
全然、勝てそうな株が見つからない。

テキトーに、、、
そこらへんにある株でも買っちゃおうかな?

う〜ん…。

いや〜〜。
止めておこう。

だって、、、
シグナルを無視するなんて怖くてできないもの。

 

これは、僕らシステムトレーダーの日常風景です。

シグナルが出ないと、本当に何もしない。まさに、「シグナルの奴隷」「相場の下僕」という言葉が適切かもしれません。

裏を返すと、シグナルを無視できません。これも、システムトレーダーの特徴ですよね。笑

「え〜〜! こんな下がってる株、買えないよ!」
「え〜〜! こんな上がってる株、買えないよ!」

とまぁ、こんな感じで。シグナルが出ていれば、普通の人が株を買えないタイミングで、がつがつ株を買い付けます。

まさに、奴隷。ゴシュジンサマが支持することには、絶対的に従います。なぜなら、自分よりもゴシュジンサマの方が圧倒的に賢いから。勘に頼って投資するくらいなら、ゴシュジンサマに従っていれば、安全だからです。

まぁ、当然といえば、当然ですよね。

でも、、、
奴隷にだって意思がない訳じゃありません。僕らシステムトレーダーだって人間です。だから、ときには愚痴をこぼします。

 

どういうことかって?

だって、シグナルが出ないと「暇だ」「このルールは使えない」とか、愚痴を漏らしたくなるじゃないですか。ルールを作ったのは自分自身だというのに。笑

しかも、シグナルが出ると「注文が面倒だ」「本当に当たるのか?」とか、愚痴を漏らしたくなる。これまた、ルールを作ったのは自分自身なのに。笑

僕も、愚痴を言いたくなる時がしょっちゅうあります。だって、シグナルが出ないんだもの。早く取引しないのに、全然チャンスが来ない。このイライラは、僕らシステムトレーダーにしか分からないですよね笑

ただ、、、
愚痴ってもんは、生産性のカケラもないものです。だから、絶対に漏らしちゃいけない。少なくとも、読者の方を含め、僕の周りにいる一流のトレーダーたちは、一言も愚痴を漏らしたりしません。だから僕も、漏らさないようにしています。

かの有名な武田信玄は、

いい加減だと言い訳が出る。
中途半端だと愚痴が出る。
一生懸命だと知恵が出る。

なんて言葉を残しています。愚痴がこぼれるってことは、「シグナルを信用しきれていない」ってこと。信用してれば、愚痴の出ようがありません。なぜ愚痴が出るのか。それは、自分が作ったルールに対して、中途半端な気持ちでいるからです。

人間ってのは本当に勝手なもんで、シグナルが少なければ「役立たず」。シグナルが多すぎると「めんどくさい!」なんて言い出します。

でもそれって、裏を返すと、「自分自身の行動を100%信じきれていないから」ですよね?

愚痴が出るときって、たいてい自分自身が手を抜いています。つまり、「手を抜いて作った売買ルールなんて、信じられない。だから、シグナルにも従いたくない」みたいな。

 

結局、自分の責任。

だから、愚痴をこぼさないために、僕は売買ルールを徹底的に作り込みます。

「暇だ」とか言ってる場合じゃない!
「めんどくさい」とか言ってる場合じゃない!

だから今日も、バックテストをしよう。

– 中原良太

 

PS

「言い訳なんてしたくない!」
「愚痴だって言いたくない!」
「でも、なかなか知恵が出ない…!」
こんな風にお悩みの方は、この本を読むのがオススメです。

http://goo.gl/rFhVko