最強の投資法をパクっても成功できない理由

5年間システムトレードを続けて、学んだ2つのこと

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最年少で「YAHOO! 投資の達人」に選ばれた(当時22歳)。同サイトでの予想の年別パフォーマンスは、2015年「+480%」、2016年「+1024%」2017年「+943%」。最年少ながら、2015 年に「ベストパフォーマー賞」「通年最⾼勝率者賞」の2⼤タイトルを獲得。TV 出演や四季報オンラインでの連載を経験。
最強の投資法をパクっても成功できない理由

「氷山の一角」という言葉を知っているか?

こんばんは、中原です。

毎日記事を書くのって、やはりキツいですね。。。苦笑

何より、ネタが無くなる!汗

毎日新しいことお話ししようとすればするほど、どうしても「考えたこと」「発見したこと」が多くなってしまって、効果検証が間に合わないんですよね、、、汗

Yahooの予想でも1日6000字くらい書いているので、もう、文字を書くのが大変で大変で、、、笑

こんなに頻繁に記事を書いていると、ノウハウとか具体的な投資法よりも、マインド面の話が多くなって良くないですかね?汗

、、、まあ、今日もマインドの話をするんですが^^;

そうそう、こんな話をしていても、しょうがないですね。早速、本題に入りましょう。

こないだお世話になっているNさんとお話ししているとき、こんな話をされました。

同じもの・サービスを買っているのに、何かが違うと感じることがあるんだ。

商品は同じ。価格も同じ。でも、満足度が全然違うと。

結局、「誰から買うのか」っていうのが、決定的に違うからなんだろうね。

そして、「商品」というのは、氷山の一角に過ぎないんだろうね。

同じ商品を売っている、2つの会社。

これら2つの会社は、きっとどちらかがパクリで、もう一つはオリジナルということになるでしょう。(もしかすると、両方ともパクリかもしれませんが苦笑)

でも、同じことをしているのに、結果が違うことがあると。

同じインプットからも、違うアウトプットが出てくることがあると。

なんとも不思議ですよね。因果関係が破綻しているような気もしますが、、、

 

目次

  1. インプットが同じなのに、アウトプットが違う理由
  2. パクりとオリジナルの違い
  3. 投資法を真似るならマインドが先。
  4. まとめ:注意!「オリジナルが良い」ということではない。

 

1. インプットが同じなのに、アウトプットが違う理由

インプットが同じなのに、アウトプットが違う理由

インプットがあれば、アウトプットがある。

原因があれば、結果がある。

これを、因果関係と言います。

株で一番難しいのは、この因果関係を見つけることだとも言えるでしょう。

これが分かれば、「なぜ儲かるのかが分かる」ということ。つまり、利益を出す方法が分かるってことなんです。これが分かれば、もう勝ち組ですもんね?笑

でも、言葉で言うのは簡単でも、実践するのは難しいですよね。

なぜなら、同じことを繰り返していても、違う結果が得られることが多いからなんです。

なぜ、同じことをやっても、違う結果になってしまうのか?

因果関係を考えると、違和感がありますよね。だって、「同じ原因なのに、違う結果が生まれている」ということになるわけですから。

実は、この理由は、2つの側面から説明できます。

まず、1つ目が「全く同じインプットを行うことが難しい」という側面です。

同じ株を、同じ価格で、同じ株数、同じタイミングで買う。

これ、殆ど不可能なんですよね。それこそ、自分一人でやるのは不可能なんです。だから、似たような投資をしたとしても、厳密には違うことをやっているわけです。

だから、「昔、大儲けした方法」を繰り返しても、なかなか同じように利益が得られない。そこには必ず不確定性が出てくるため、「同じことをやっているつもりなのに、実際は違うから、同じ結果にならない」ということが起こってくるんです。

このように、株式投資の世界では、過去と全く同じチャンスなんて二度と現れません。時期も違えば、環境も違う。だから、同じことを繰り返して儲ける、、、という投資法にも、必ずリスクがつきまといます。

これが、同じインプットから違うアウトプットが得られる理由です。

結局「同じインプットなんか有り得ない」ということなんですよね苦笑

実は、因果関係の話はこれで終わりじゃなくて、、、

 

2. パクりとオリジナルの違い

パクりとオリジナルの違い

ウォーレン・バフェット、ラリー・ウィリアムズ、ジム・ロジャーズ、、、

こういう、投資の大御所というのは、いわゆる投資の王道を行く「オリジナル」の存在ですよね。(もちろん、彼らにもロールモデルとなる投資家がいるのでしょうが)

一方、他の大多数の人たちは、彼らの投資法を「パクっている」だけだと。

成功している投資家のノウハウをパクっているのだから、利益を出せて当然ですよね?

……じゃあ、実際はどうなのか?

実際は、パクリをしている投資家の大半は、オリジナルと同じように利益を出し続けているわけではありません。むしろ、失敗している方の方が多いんじゃないかな?汗

これは、何故なのか?

この理由は、「パクリきれていない」ということに尽きるんです。

本当に投資法をパクるのなら、彼らの思考モデル・行動モデルを両方とも徹底的に真似しなければなりません。

にもかかわらず、殆どの投資家は「やっていること(=行動モデル)」にばかり目が言ってしまって、結局、彼らがどのような考え方・哲学を持っているのかまでは分析しきれていないんですよね。

見えているものをパクっても、それだけじゃ足りない。見えていないところまでパクらないといけないんです。

たとえば、ね。

世界一のサービス企業としては、ウォルト・ディズニーが有名ですよね。その他は、ウォルト・ディズニーをパクリまくっていると。見てくれを真似して、「似非ディズニー」のようなことをやりはじめるわけです。

そりゃ、パクりたくもなりますよ。だって、ディズニーって、世界的に見ても大成功している企業ですからね。

でも、これだけでは上手くいかない。なぜなら、彼らの思想・理念・哲学や緊急時の対処法などなど、大事なところまでコピーできていないから。見てくればかりをコピーして、彼らが裏でやっているところを見ていないと。

こういう些細な違いが積み重なって、結果としてはとても大きな違いになって返ってくるということなんです。

結局、表面的なところばかり真似をしていてもダメだってことなんですよね^^;

 

3. 投資法を真似るならマインドが先。

投資法を真似るならマインドが先。

ですから、どんな投資法も真似るときには、形だけでなく【思想】や【哲学】を深く理解しなければいけません。むしろ、そちらを先に理解しなければ、真似なんてできないんですよ。結局、見てくれだけを真似したところで、大した成績は出せないはずです。きっと読者の方の中には、経験したことのある方もいるんじゃないでしょうか?

だって、そうでしょう?

ものごとの表面だけを理解している人が、深く・体系的に理解している人に勝てるわけがありません。

見てくれだけ見て真似をしようとしたところで、根っこのところまでは真似をしきれないってことなんですよね。

だからこそ、マインドセットの理解などが重要になってくるわけです。結局、一番大事なのは「考え方」っていうことなんですよね。

 

4. まとめ:注意!「オリジナルが良い」ということではない。

まとめ:注意!「オリジナルが良い」ということではない。

私が今回の記事で伝えたかったのは、「オリジナルが一番だ」なんてことじゃないんです。むしろ逆で、

  • 中途半端にパクるな。
  • パクるなら徹底的にパクれ。

…てことが言いたいと。

じゃないと、せっかく真似ても、思い通りの収益になんてつながらないですからね^^;

結局、オリジナルを作る必要なんてないんです。必要な技能というのは、「自分に合わせて投資法をチューニングできる能力」だけ。別に、自分でオリジナルのものを作る必要なんてありません。テキトーに、どこかから拾ってくるだけでも十分だと思います。

オリジナルが大事なのではなくて、オリジナルが「上手く行った理由・背景・思想・哲学・マインド」など、見えないところまで理解を深めることが大切っていうことなんです。

さて。

長くなってしまったので、今日はこれくらいにしておきましょうか。

最後に、あなたに質問です。

あなたは今、誰の投資法を徹底的にパクりたいと思っていますか?