プロフィット・ファクターって何だ?

プロフィット・ファクターって何だ?
プロフィット・ファクターって何だ?

すんごく大切な指標。なのに誰もこの指標を知らないって、どうなのさ?

こんにちは、中原良太です。

最近、雑誌からの取材依頼が増えてきていて、なかなか記事を執筆する時間がとれていなくて…。イライラが募っています。

せっかく、「株をやってる人の役に立ちたい!」とメールマガジンを始めたのにね…。そのうち、取材も断ってやろうかなぁなんて画策しています笑

そうそう、自分の話は良いとして、、、

株をやっている人の多くは、とにかく忙しいです。なので、結構、投資家としてやるべきことをやっていないという方も多いんですよね。

たとえば、投資記録をとるとか。他にも、プロフィット・ファクターをトラッキングするとか。

拙著「株2年生の教科書」でも書いたことなのですが、、、

 

目次

  1. 投資記録を取らないと、いつまで経っても成長できない
  2. プロフィット・ファクターを監視しないで、自分の実力をどう測る?
  3. まとめ:基本の基本。必ず2つとも実践しよう。

 

1. 投資記録を取らないと、いつまで経っても成長できない

投資記録を取らないと、いつまで経っても成長できない

株式投資をしているのに、投資記録をとらないという人がたまに居ます。

…たまに、というか、そういう方が殆どです。

これはよろしくない。本当に。冗談抜きで。

だって、同じこと繰り返したって、上達できるわけないじゃないですか。なぜかというと、同じことをしても、同じような結果しか得られないから。

たとえば、赤い薬と青い薬を混ぜると、「爆発する」ということが分かったとします。この事実が分かったあとに、「もしかしたら、赤い薬と青い薬を混ぜると、不老不死の薬が作れる」とは思えないですよね笑

このように、化学実験とかで考えれば、「同じインプットからは、同じアウトプットしか得られない」というのは、当然の話なわけです。なのに、株式投資では、同じように考えられない方が非常に多いんですよね…。損を繰り返しているのに、「自分の投資法が間違っている」と思わないのは、大きな問題だと言えるでしょう。

この悪循環から抜けだすためには、きちんと投資記録をとって、「自分の投資法(=インプット)」と「投資から得られた結果(=アウトプット)」をメモしておいて、「何が自分の足を引っ張る要因(=損失につながるインプット)なのか」を明らかにするのが大切です。それと同時に、「自分の手を引き上げてくれる要因(=利益につながるインプット)」も明らかにするのも同じように大切です。

要するに、投資記録をとっておけば、「利益を大きくするヒント」と「損失を減らすヒント」の両方が、同時に得られるってこと。これさえやっていれば、スランプに陥ることも少なくなりますし、スランプから脱するスピードもかなり速くなります。

結局、フィードバック機能がなければ、どんな投資家も成長できないってことなんですね。PDCAサイクルで言えば、「C(=Check)」の部分がなければ、サイクルは回りません。結局、成長なんてできないんですよね。

 

2. プロフィット・ファクターを監視しないで、自分の実力をどう測る?

プロフィット・ファクターを監視しないで、自分の実力をどう測る?

投資記録をとるのも大切ですが、記録をとるときにも、「記録の取り方」にはコツがあるんです。それは、「プロフィット・ファクター」を常にトラッキングするという方法です。

プロフィット・ファクターというのは、一定期間で得られた利益と損失の比のことを指します。具体的な計算方法は以下のとおりです。

プロフィット・ファクター = ◯◯日で得られた全ての利益 ÷ ◯◯日で得られた全ての損失

これが、プロフィット・ファクターの計算方法です。プロフィット・ファクターは利益と損失の比を示す指標ですので、この指標が大きければ大きいほど、「自分が利益を大きく伸ばしていて、損失を小さくとどめている」ということが言えます。理想的には、このプロフィット・ファクターは2倍を超えるのが良いです。

どうしてこの指標が重要なのかというと、この指標はあなたの投資の腕前を如実にあらわしているからなんですよね。たとえば、プロフィット・ファクターが2倍というと、「1円の損で、2円分の利益を出せる」ということになります。ですが、逆にプロフィット・ファクターが0.5倍というと、「2円の損で、1円分しか利益を出せない」ということになります。

…つまり、この指標が1を切った瞬間、自分は「利益を出せない」投資家ということになります。逆に、1を上回っている限り、「投資をすればするほど利益が出せる」ということになるんですよね。

このように、プロフィット・ファクターを常にトラッキングしておくことで、週単位の成績や、月単位の成績をきちんと集計できます。そして、「プロフィット・ファクターが大きかったとき」と「プロフィット・ファクターが小さかったとき」の投資法の違いを知るだけで、利益を出しやすい投資法と、利益につながりにくい投資法を見分けられるって寸法なんですよね。

※ここで1つ注意。

プロフィット・ファクターを算出するときには、最低でも30〜40回分の取引が必要です。これくらいのデータがないと、統計のデータとしては、やや根拠が薄くなってしまいますから、予め注意しておきましょう。

どうしてもサンプルを確保できない場合は、「集計結果が粗い(=ばらつきが大きくなる)」という点を意識しつつ、活用するようにしましょう。

 

3. まとめ:基本の基本。必ず2つとも実践しよう。

まとめ:基本の基本。必ず2つとも実践しよう。

投資記録とプロフィット・ファクター。投資家として成功するためには、この2つは必ずチェックしなければならない項目です。このとき、投資記録は自分の投資法を反芻するための「フィードバック」機能。プロフィット・ファクターは、自分の投資法の優秀さを示す目安として役立ちます。

もしあなたが本当に利益を出せる投資家になりたいのなら、この2つのポイントを意識してみてはいかがでしょうか。