【エリートは不利?】難しいテクニカル分析なんて勉強しても株で役に立つ訳がない。

【エリートは不利?】難しいテクニカル分析なんて勉強しても株で役に立つ訳がない。
【エリートは不利?】難しいテクニカル分析なんて勉強しても株で役に立つ訳がない。

株式投資と聞くと、「頭の良い人が勝つ」みたいなイメージが強いと思います。ですが、本当は、、、

こんにちは、中原です。

最近、YAHOO!ファイナンスの攻略法記事の更新をサボってしまい、すみません!

あの記事、準備にすごく時間がかかるんですよ…。1記事書くのに最低でも3時間はかかります。とてつもなく大変なので、ちょっとだけ、お休みさせて下さい^^;

もちろん、全て書き終える予定ですので、その点に関してはご安心くださいね。

では早速、本題に移りましょう。

このあいだ、私のブログを読んでいる方から、以下のお問い合わせが届きました。

株初心者です。中原さんの記事を読んで、チャート分析やシステムトレードに興味を持ちました。すごく難しいので、勉強するのが鬱になってきました。特に、テクニカル分析の指標とかが苦手です。私は数字が苦手なタイプなので、どうしてもこのあたりは毛嫌いしてしまい、サボってしまう癖があります。でも、きっと勉強すべきなんでしょうね。

そこで質問なのですが中原さんは、どんな指標を使って投資していますか?

テクニカル分析ではRSIやらDMIやらADXやら一目均衡表やら…。訳の分からない指標が沢山あり、正直全てを暗記したり、勉強するのは無理です。教えて下さい。

おおっと、あるあるのお悩みですね…。これ、結構大切です。中級者の方も、初心者の方も、結構間違えるところなんですよね。

じゃあ、早速お答えしていきますね!

 

目次

  1. 難しい指標を勉強するなんて、時間の無駄だ。
  2. 熟練のトレーダーが注目している指標はたったの3種類しかなかった。
  3. 頭の良い(=勉強のできる)人ほど不必要な指標を使ってしまう
  4. まとめ:難しい指標の勉強をするくらいなら、知ってる指標を使ってみよう

 

1. 難しい指標を勉強するなんて、時間の無駄だ。

難しい指標を勉強するなんて、時間の無駄だ。

こういうのって、あるあるじゃないですか?

「初心者のときは、簡単なことしかできなかったのに、利益が出てた」
 ↓
「もっと利益を出すために、もっと詳しい分析法を学んで、高度なテクニックを使えるようになった」

「気付けば、初心者の頃よりも稼げなくなっていた」

グサッときた方も居るんじゃないでしょうか?笑 これ、私もそうだったんですよね。

人生なにごともそうですが、勉強すればするほど、今まで自分がやってきたことがいかに未熟だったのかって分かってきますよね。それで、「もっとこういうふうに分析すれば、良い株が見つけられる」とか「悪い株を見つけて、回避できる」とか思うわけです。

で、利益を出せるようになるか…というと、そうじゃない。

せっかく色々な本を買って、勉強をして、知識を得て、実践しているのに。

結果がでない。

こういうのって、本当によくあることなんです。特に、エリートコースを通ってきた、頭の良い方や、勉強熱心で「もっと稼ぎたい」と思っている貪欲な方は、この罠にはまりがちなんです。

もしあなたが、こういう悩みを抱えているのなら、ちょっとだけ考えてみて下さい。

  • 「複雑な分析をして、あなたはどんな新しいメリットが得られるんですか?」
  • 「あなたと同じように株を分析している投資家は、他にどれくらい居ると思いますか?」

この2つを考えて見てください。

まず、1つ目。「複雑な分析をする」というのは、あまり意味がないでしょう。こういう分析は、「95点を100点にする…」というような、本当に些細な改善をするための学習であって…。本当に大切なものとはかけ離れていると思っています。むしろ、もっと基本的なところ(リスク管理・売買のタイミングなど)が大切なので、そこの地盤をきっちりと固めるのが良いです。下手に複雑な分析をして、自分のやっていることを見失っていく方が多いので。特に、頭の良い人は、「不必要に難しいこと」をやろうとして、自滅していく…というケースが後を絶ちません。できるだけ楽に・簡単に利益をだせるように、「分析の内容をシンプルにしていく」というのも、大切なのだと思うんですよね。

次に、2つ目。「あなたと同じ分析をしている人の数」は、複雑な分析をすればするほど減っていきます。ですから、あなたが「これは良い!」と思っている株でも、分析が複雑になると、共感してくれる人が減っていくんですよね…。逆に、シンプルな分析をすればするほど、あなたと共感する人は増えていきます。だって、誰も投資をするのにわざわざ複雑なことなんてやりたくないじゃないですか。だから、複雑な分析をすればするほど、「値上がりしづらい株」を知らず知らずのうちに選ぶと思うんですよね。

以上の2点のように、「複雑なことをやっても得られるリターンが少ない」「むしろ、変な株ばっかり選んでしまう」という問題があるでしょう。

要するに、「ちまちま複雑なテクニックを学ぶよりも、もっと大切なことを実践しろ」と。そういうことであります。

 

2. 熟練のトレーダーが注目している指標はたったの3種類しかなかった。

熟練のトレーダーが注目している指標はたったの3種類しかなかった。

「シンプルに投資しろ」というには、上級者ほど同じことを言う傾向があって。株で稼いでいる投資家ほど、投資するときの勘所というのが分かっているものです。それこそ、私の知人の投資家は(ファンダメンタル分析でも、テクニカル分析でも)、KPI(=Key Performance Indicator)が分かっているんですよね。

たとえば、とある企業を分析するとき、ファンダメンタル分析を主とするアナリストならば、

「この会社が大きくなるために、最も重要なポイントは何か?」

を考えるのが当然なんです。成長株投資をしているのならば、それは「新規顧客の獲得コスト」であったり。割安株投資をしているのならば、「顧客の離脱率」だったり。アプローチの仕方が、大体決まっている。このように、投資の目的によって、見るべき指標を変えている…ということになるんです。

これはテクニカル分析をしている投資家でも同じです。もちろん、いつも確認している指標もありますよ。私の知人のトレーダーなんかは、チャートを分析するときには、以下の3つを必ず参考にしていると言います。

  • 移動平均との乖離(短期・中期・長期)
  • ボラティリティ(短期・中期・長期)
  • 高値圏か、安値圏か、中間か(短期・中期・長期)

絶対に確認すべき指標というのもありますが、状況によっては、チェックすべき指標とか、逆にチェックしても意味の無い指標というのが変わってきます。

たとえば、デイトレードをしている方ならば、短期の指標をより重点的に調べたり。逆に長期保有をする場合には、長期の指標が重要になってくるとか。投資法によって、確認するポイントというのが必ず変わってくるんですよね。

ですから、「どんな指標を使っていますか?」と聞くのはナンセンスで、「どの指標は、どんなときに使えますか?」というのが正しい質問です。

結局、投資法によって使える指標というのはまちまちですから、適宜確認していくしかありません。んでもって、質問者さんがどういう投資法をしたいのかが分からないから、私も答えようがありません…。

…もっと厳しいことを言うと、「それを自分で探すのが、投資家の仕事ですよ」と言えます。人に聞いている暇があれば、自分で探してみてはどうですか?という感じ。

 

3. 頭の良い(=勉強のできる)人ほど不必要な指標を使ってしまう

頭の良い(=勉強のできる)人ほど不必要な指標を使ってしまう

面白いのが、株式投資で成功している人と、そうでない人には「勉強ができるかどうか」は殆ど関係ないんですよね。どちらかというと、「失敗からどれだけ学べるか」「同じ失敗を繰り返さないのか」「大局的にものごとを見れるのか」というところの方が大切になってきます。

ですから、頭でっかちな投資家になってしまうと、誰も見もしないようなどうでも良い指標を確認して、「おお、これは良い株だ…」なんて言うようになってしまいます。それでは、なかなか利益なんて出せませんよね。

なまじ計算とか複雑な分析ができてしまうと、「使わないと勿体無い」という気になってしまいます。それだと本当に大切なところが埋もれてしまって、結局利益が出せなくなってしまうんです。

要するに、先ほどの例の繰り返しですが、「複雑な分析ができる」からと言って、利益が出せるとは限らないよってことなんです。

 

4. まとめ:難しい指標の勉強をするくらいなら、知ってる指標を使ってみよう

まとめ:難しい指標の勉強をするくらいなら、知ってる指標を使ってみよう

今回のまとめは、「複雑なテクニックに惑わされて、大局を見失うな」ということ。そして、投資法によって「見るべきポイント」というのは変わってくるということなんです。

勉強をするのは素晴らしいことですが、利益につながらないのなら、勉強してない人と何も変わりません。むしろ、それで利益が減ってしまうのなら、害悪とも言えるでしょう。

今回、質問をしてくれた方には、「難しいことやろうとしないで良いから、基本に忠実に」ということ、そして、「頭の良さと投資家としての腕の良さは無関係」だということを、ぜひお伝えしておきたいですね。