「カスタム」が好きな人に一言だけ申し上げたい

「カスタム」が好きな人に一言だけ申し上げたい
「カスタム」が好きな人に一言だけ申し上げたい

こんにちは、中原です。シアトルから帰ってきてから、もう8ヶ月も経ってしまいました…。

時間が経つのが早すぎて、「え、もう今年終わるん?!」という驚きも隠せません。

そうそう、留学と言えば。こないだ、留学していたときの仲間との同窓会に参加してきました。

そこで、とあるシステム業者で働いている友人と、意気投合してですね、、、

どんな話題だったのかというと、「日本人って、本当にカスタムメイドが好きだよねー」っていう話でした。

大手システム会社に勤める友人は、色んなパッケージ商品を持っているんだそう。普通はパッケージ商品だから、「これ欲しい」「はいどうぞ」で済む話なのですが…。

日本の場合はちょっと違う。せっかくパッケージにしてあるのに、カスタムを依頼されることが多いらしいんです。話にあがったのは、とある営業支援ツールのカスタム依頼についてでした…。

なんでこんな話をするのかというと、この話、株式投資にも通じるところがあるからなんです。

きっと、最後まで読んでみると、「ハッ」とさせられる方もいるんじゃないでしょうか?

 

目次

  1. 営業支援ツールをカスタムしてしまう依頼主の「ナンセンス」さ
  2. どうでも良いところにフォーカスしてしまう投資家は案外多い。
  3. まとめ:まずは自分の習慣が正しいかどうかを検証するところから

 

1. 営業支援ツールをカスタムしてしまう依頼主の「ナンセンス」さ

営業支援ツールをカスタムしてしまう依頼主の「ナンセンス」さ

友人のシステム会社に「営業支援ツールをカスタムしてくれ」という依頼がありました。

この話について、もう少し掘り下げて話をしていきましょう。

よく考えてみて下さい。営業支援ツールです。

営業支援ツールの目的と言えば、「効率的に、新たな売上(利益)を生み出すため」のツールです。主な機能といえば、顧客管理機能とか、台帳(営業のプロセス管理)機能とかですよね。

もう、「売上(利益)を向上するために必要な機能」しか入っていないわけですよ。

この素晴らしいツールに対して、カスタム依頼元は、「この機能を足してくれ」「この機能を削ってくれ」とか言っている訳です。

これって、もう既におかしいですよね。

…おかしいと思いませんか?

だって、営業支援ツールは「売上を増やすために必要なものを全て盛り込んだ」ツールなんですよ?

しかも、この支援ツールを使っている企業の多くは、売上を40%〜50%とか、大幅に向上しているんです。つまり、この営業支援ツールに組み込まれている機能は、効果実証済みの「ベスト・プラクティス」というわけ。

なのに、依頼元は、「そんな機能は良いから、この機能を追加してくれ」とか「この機能は要らないから、値引きしてくれ」なんて言ってくる…。

なんともナンセンスな話じゃないですか。

「これをやれば成果がでるって分かっています」という提案に対して、

「分かった。じゃあ、(必要かどうかも分からない)機能を追加してくれ。ついでに、(効果実証済みの)機能を削除して値引きしてくれ」と応える。

これこそ、一番やっちゃいけないことですよね…。

だって、「お金は払うから、この道具を使えなくしてくれ」と言っているのと同じわけですから。

 

2. どうでも良いところにフォーカスしてしまう投資家は案外多い

どうでも良いところにフォーカスしてしまう投資家は案外多い

ちょっと余談が過ぎましたね。そろそろ本題に移りましょう。

最近、「この指標を算出できるツールを教えてくれ」というお問い合わせがよく来るんですよ…。

こういうお問い合わせが来るたびに、「え、その指標を算出してどうするの?」と思うわけです。

もっと簡単に調べられる指標は他にも沢山あるし、それこそ無料で調べられるものばかりなのに。

「こういう投資法を思いついたから、実現できる道具をくれ!」

と言っているんです。

発想自体は面白いですし、アイデアは素晴らしいと思います。でも、そんなことする必要なんてないわけです。時間ばかり浪費してしまうので、費用対効果が悪いんですよね。

ですから、「道具は無いですけど、代わりにこのサイトで◯◯という指標を確認したらどうですか?」と答えてみました。

すると、「いやいや、それじゃだめなんだ」という返事しか帰ってこない。

うーん、、、正直、「なんでそんなつまらないことにこだわって、時間を無駄にしてるの?」と思うんですよね。彼はそもそも利益を出そうという意欲が感じられなくて。

「単純に、思ったとおりのことをやりたい」

っていう自分勝手さばかりが見えてくる。投資家として、こういうのは失格だと思うんです。

「いや、道具なんか無くても、稼げる方法があるんだから、それをやれば良いじゃない」

と、私は言います。ですが、お問い合わせをくれた人は、

「あんたの話はよく分かった。それは儲かりそうだね。でも、こっちをやらせてくれ(儲かるか分からないけど…)」

と言う。

じゃあ、なんで株なんかやってるの?

って、思うんですよね。そもそも投資なんてのはお金稼ぎが目的なんだから、その目的が達成できれば、手段なんて何でも良いわけですよ。できるだけラクに稼ぐ方が良いじゃないですか。

なのに、「いや、でも俺はその手段は嫌だ」と…。これ、投資家としては失格ですよ。

別に自分のやりたい投資法を試すのは悪くないんです。僕が問題視しているのは、「簡単に手に入れられる利益があるのに、それを知ってて見逃す」ということなんです。投資家として、やらなければならないことを全くできていないから。

新しいことを研究するのは大切ですが、きちんと日銭を稼ぐのだって大事じゃないですか。つまらなくたって、確実に稼げるのなら、コツコツ地道に取り組む。奇をてらう必要なんて全くないのに、「俺の道を行きたい」と言って、回り道する人って、本当に沢山いるんですよね…。

…こんなことを言っている自分も、たまにそんなことをやってしまうわけですが…汗

 

3. まとめ:まずは自分の習慣が正しいかどうかを検証するところから

まとめ:まずは自分の習慣が正しいかどうかを検証するところから

今回は、「自分の道を曲げたがらない」投資家のお話しをしましたが、あなたにはこんな経験、ありませんでしたか?

もうね…。下手なことやって失敗するくらいなら、ちょっとくらい、人の言うことを聞いてくれれば良いのに…。

というわけで、まとめると。

私たちには2つの選択肢があります。(最近、このフレーズが気に入っています笑)

1つは、「自分の道を曲げて、実利を取りに行く」こと。
もう1つは、「自分の道を押し通して、実利を見逃す」ことです。

結局、基礎が一番大事。ポッと出のアイデアなんか、継続性がない投資法ばかりなんですよね。

さて、あなたは、どちらを選びますか?