【YAHOO!ファイナンス】第3回:ストップ高の使いこなし方

【YAHOO!ファイナンス】第3回:ストップ高の使いこなし方
【YAHOO!ファイナンス】第3回:ストップ高の使いこなし方

「ストップ高」になった銘柄は、そのまま上がる…というイメージがありますが。実際のところ、どうなんでしょうか…?

自分の買った株が、ストップ高になる…。

株式投資をしている方にとって、これ以上嬉しいことってありませんよね。何せ、ストップ高(=これ以上株価が上がらないところまで、株価が上がった)ってことですから。

「もうこれ以上株価が上がらない」

持っていれば、これ以上嬉しいことはありません。ですが、持っていない投資家にとっては、

「くそ!せっかくのチャンスをとり逃がした!」

と悔しい気持ちになるのではないでしょうか? …実は、ストップ高になった後でも、ストップ高銘柄を活かす方法はまだあります。

さて、というわけで、今回は「ストップ高となった株」の特徴や、「ストップ高になった株」を使った投資法をご紹介していきます。

今回のテーマは、【YAHOO!ファイナンス】第3回:ストップ高の使いこなし方です。

では早速、使い方をご紹介しましょう!

 

目次

  1. 「ストップ高」って、何?
  2. ここに載っている株を翌朝に買うと、どうなるの?
  3. 「ストップ高」を使った稼ぎ方とは…?
  4. まとめ:「ストップ高」の株を攻略しよう!

 

1. 「ストップ高」って、何?

「ストップ高」って、何?

ストップ高(ストップだか)とは、株価が制限値幅(1日で動ける株価の値幅)の上限まで上昇することを言います。他にも、「S高」「STOP高」「リミット・アップ(Limit Up)」と呼ばれています。

企業が上方修正を発表したときや、他者との提携、新商品の発表など、「株が注目を集め、人気化した」ときに起きることが多いです。

「これ以上株価が上がらない」というところまで、株価が上昇していることになりますから、ストップ高となった銘柄は人目を引きやすい傾向があります。ストップ高となった銘柄を一覧として表示する無料サイトやツイートサービスもあることから、ここ最近はより多くの人から注目されるようになりました。

無料サービスの例として、YAHOO!ファイナンスでは、ストップ高となった銘柄を一覧表示できるページがあります。

このページに表示されるのは、ストップ高となった銘柄だけ。これを言い換えると、「株価が上限いっぱいまで上がった、超人気株」だけを一覧表示したページだといえます。

このページに載っている株を持っていた人たちは、嬉しくて笑いが止まらなくなっていることでしょう。

一方、このページに載っている株を持っていない人たちは、株価の急伸を眺めながら、「ああ、乗り遅れた」と指をくわえて眺めています。あまりの悔しさから、このページに載っている株を追いかけ買いする人もいる位です。

…ですが、ここに載っている株を追いかけ買いするのって、本当に利益が出る投資法なのでしょうか…?

次項では、「ストップ高」銘柄として掲載されている株を翌日に買い、その翌日に売ったときのパフォーマンスを確かめてみたいと思います。

 

2. ここに載っている株を翌朝に買うと、どうなるの?

ここに載っている株を翌朝に買うと、どうなるの?

では早速、「ストップ高」になった株を追いかけ買いしたときに、どんなパフォーマンスが得られるのかについて、2005年〜2015年までの過去10年分のデータを使って確かめてみましょう。

ここで確かめるのは、

「ストップ高銘柄」として掲載されている銘柄を翌朝に買う

購入した翌日の寄り付き(9:00)に、すぐに売る

という投資法です。このときのバックテストの結果は、以下のようになりました。

総取引回数:46,391回
勝率:40.84%
勝った回数:18,944回
負けた回数:27,447回
期待値:-0.99%

この結果を見ると、勝率は50%を切っており、期待値もマイナスでした。2005年〜2015年の10年間で、どの年でも利益を出せていないことから、「ストップ高」となった株を翌朝に買うというのは、利益を出しにくい投資法だということが分かります。

…ですから、このような投資法は資産を減らしてしまうため、むやみに「ストップ高」となった株を追いかけ買いするのは、良い選択とは言えないでしょう。このような投資法を繰り返していると、誰が投資しても、損ばかりを膨らましてしまうと考えられます。

ここまでのバックテスト結果から、「ストップ高」となった銘柄は、追いかけ買いするには早計だと考えられます。ですから、YAHOO!ファイナンスの「ストップ高」のページに表示されている株を、翌日に買うのは止めておくべきでしょう。

ですが、このページ。使いようによっては、利益を出す方法もあります。次項では、この「ストップ高」を使って利益を出せそうな投資法を1つご紹介しましょう。

 

3. 「ストップ高」を使った稼ぎ方とは…?

「ストップ高」を使った稼ぎ方とは…?

ストップ高銘柄を購入するには、ストップ高になった翌日に手を出すのでは、既に手遅れです。

本当にストップ高銘柄で利益を出したいのであれば、当日中のストップ高銘柄を使った、「比例配分」を狙うのが良いでしょう。つまり、「ストップ高になっている株」に買い注文を出すということです。この投資法は通称「比例取り」とも呼ばれています。

この投資法は、とてもシンプルです。具体的には…。

  • ストップ高ページに表示されている株の中でも、
  • 終日ストップ高だったもの(ストップ高に張り付いたままで株価が動かなかった銘柄)を探し、
  • その銘柄を、大引けで買い発注する
  • 運良く買えたら、その翌日の寄り付きにて手仕舞う

というものです。超人気な株を「運が良ければ買える」というような、抽選式の投資法ですね。この投資法は、IPO投資をやっている方にとっては、とても似ているので、とっつきやすいのではないでしょうか。

では、この投資法を使ったときの過去10年間分のバックテスト結果を確認してみましょう。

総取引回数:7,031回
勝率:83.15%
勝った回数:5,846回
負けた回数:1,185回
期待値:+8.03%

余ったお金を使って、宝くじ感覚で利益を出せることから、ちょっとしたお小遣い稼ぎにはうってつけな投資法でしょう。勝率が80%を超えており、期待値も8.03%を超えることから、お金が余っている方は、ぜひチャレンジする価値があると言えるでしょう。

2005年以降の10年間において、この投資法は安定的に利益を出したことが分かっています。ストップ高となった株を頻繁にチェックしている方は、ぜひこの投資法を頭の片隅に入れておくと良いでしょう。

 

4. まとめ:「ストップ高」の株を攻略しよう!

まとめ:「ストップ高」の株を攻略しよう!

ストップ高となった株を買うなら、「1日中ストップだった」ことと、「その当日引けの比例配分を狙う」というのが重要です。買えなかった悔しさに乗じて翌日などに投資してしまうと、損ばかりが膨らみ、上手く利益を出せないでしょう。一方、銘柄選びをきちんと行い、先んじて注文を出しておくことで、大きな利益を狙えるはずです。

もし、あなたがストップ高を使って利益を出したいのならば、本日ご紹介した投資法「比例取り」で、投資してみてはいかがでしょうか?^^@