どうして「暴落」が起こるのかを、本気出して考えてみた。

どうして「暴落」が起こるのかを、本気出して考えてみた。
どうして「暴落」が起こるのかを、本気出して考えてみた。

簡単に考えるためにも、スーパーを例にして考えてみましょう。

突然ですが。

とある百貨店を想像してみて下さい。

そして、あなたはその百貨店の店長です。

このとき、店長のあなたなら

  • 百貨店は「入っている客が増える」ほど儲かる
  • 百貨店は「入っている客が減る」ほど損する

という法則が簡単に分かるでしょう。

あなたは、この方程式どおりに「儲けるために客を増やす」ために全力を尽くしています。

…さて、一見株とは関係なさそうなこの話。ですが、この話は、「株」を理解するためには必要不可欠な考え方です。この話が「株」の話とどうやって関係しているかというと、

  • 株は「買いたい人が増える」と株価が上がる
  • 株は「買いたい人が減る」と株価が下がる

この特性と関係しているんです。百貨店と似ていますよね。

スーパーが「客が増えるほど儲かる」のと同じで、株も「買いたい人が増えるほど儲かる」ものです。

百貨店と株、似ていることが沢山ありますね。…ここまでは、理解頂けたでしょうか?

では、この例を使って、これから「暴落が何故おこるのか?」をご説明します。きっと役立ちますので、ぜひ最後までお読み下さい。

 

目次

  1. なぜ、暴落が起こるのか?
  2. まとめ:投資家は「買うときは別々、売るときは一緒」だ。

 

1. なぜ、暴落が起こるのか?

なぜ、暴落が起こるのか?

じゃあ早速「株が暴落する理由」をご説明しましょう。

…では、冒頭でご紹介した「百貨店」の例を思い出してみて下さい。

百貨店には常に人が出たり入ったりしている訳ですが…。

まず、「人の入り方」について考えてみましょう。

  • サマーセール! 夏服が最大30%オフ!

百貨店の来客数を何とかして増やそうと思ったあなたは、セールを告知し、客の流入を狙うことにしました。

このとき、お客さんは以下のように考えるでしょう。

  • セールの期限は◯日までだ…。
  • じゃあ、今すぐに行かないでも、◯日までに百貨店に行けば、おトクな買い物が出来るだろう。
  • 時間のあるときに、行こう。。。

こんな具合に考えるはずです。

ですから、たとえあなたがセールを始めても、ジワジワと客足が伸びるだけで、急激な増加はしないでしょう。

株価もこれと同じで、「割安だ!」と判断されたとしても、

  • もう少し下がるかもしれないから様子見しよう…。
  • 来月までに買えれば良いかな…。
  • 別に、今すぐ買わなくても良いや…。

と、すぐに「株を買う」という判断には至らないはずです。

以上が、「百貨店へ訪れる人」や「株を買う人」の心理です。

じゃあ、次は「百貨店から出る人」の心理を考えて見ましょう。

今度は、百貨店が火事になった場合を想定してみて下さい。こんな状況になったら、百貨店の中に居るお客さん達が考えることはただ1つ。

  • 早く逃げないと危ない! さっさと百貨店から逃げなければ!

このように、百貨店が危険な状況になった瞬間から、お客さん達は一目散に避難を始めるでしょう。先ほどとは違い、「ジワジワと逃げる」ということにはならず「一目散に逃げる」ことになるわけです。このようにして、百貨店からは1人も人が居なくなってしまうでしょう。

株の場合も同じで、「粉飾決算」のような、最悪の事態が起こったとしましょう。

このような場合は、一目散に株が売られ、株価は急落するでしょう。

…以上のように、「株を買うときはコツコツと」「株を売る時には一目散に」という投資家の動きが想像出来たかと思います。

これが理由となり、「暴落」が発生することとなるでしょう。

 

2. まとめ:投資家は「買うときは別々、売るときは一緒」だ。

まとめ:投資家は「買うときは別々、売るときは一緒」だ。

このように、「欲はゆっくりと表面化」し「恐怖はすぐさま表面化」するということがお分かりいただけたでしょう。

  • すぐに株を買うべきだ!

このような、どんなに素晴らしい株が現れたとしても、株価が急騰する…ということはなかなかありません。株を買う投資家は慎重で、「ゆっくりと買い増していく」という動き方をするのが普通なのだと考えられます。

一方、株が危険な状況になった場合は、「今すぐ売りたい!」という恐怖に駆られ、誰もが同じように株を売却するでしょう。

以上のように、「株価はジワジワと上がり」「危険になったら急激に下がる」ものです。

このように人の行動特性をイメージすることで、「株価の値動き」がどのようにして起こるのかが分かるようになるでしょう。