「株でドカンと当てたい」という人は、大企業への投資では成功できない。

「株でドカンと当てたい」という人は、大企業への投資では成功できない。
「株でドカンと当てたい」という人は、大企業への投資では成功できない。

「おっしゃ! 私も、株でドカンと一発当ててやる!」

株をはじめたての頃って、こういう大言を吐きたくなりますよね。そんな気持ち、すごく分かります。なんといっても、私がそういう人でしたから笑

私がこういう道を辿ってきたがゆえ、同じような発言をしている人が居るとついつい構いたくなってしまうんですよね。

「俺は株でドカンと当てるぜ!」

こういう人を見かけたとき、こんな質問をします。

「ほう。じゃあ、今はどんな株を買おうか検討しているんだい?」

この質問で、「ドカンと当てたい」投資家の投資センス(思考能力?)がカンタンに測れるんですよね。

じゃあ、たとえば、この質問の回答として、こんな極端な2例が得られたとしましょう。

  • 「ソフトバンクだよ!」
  • 「ITbookだよ!」

このとき、それぞれの回答で、投資センスの片鱗が見極められる。

…さて、ちなみにあなたは、どっちのタイプの人でしたか?

 

目次

  1. 「ソフトバンクだよ!」と答えた方は…
  2. まとめ:大企業への投資では「ドカン」と当てられない。

 

1. 「ソフトバンクだよ!」と答えた方は…

「ソフトバンクだよ!」と答えた方は…

ソフトバンクと言えば、日本一とも言われる経営者、孫正義が率いるコングロマリット(=マンモス企業)ですよね。

経営者の手腕も最高レベル。大きな企業にも関わらず、ROEは30%を超えるほどの成長性の高さ…。

こんな会社、したくなるのが当然ですよね?笑

…残念ですが、これでは「ドカン」と当てる投資は実現できません。何故なら、ソフトバンクはTOPIX100にも名前を連ねるほどの「マンモス企業」だから。

小鳥が空を飛ぶためには大した力はいらないかもしれませんが、マンモスが空を飛ぶには相当な労力が必要です。ちょっとやそっとでは、「ドカン」と成長することなどあり得ないんです。

逆に、2つ目の選択肢は、ITbookという比較的小さめな企業。時価総額はソフトバンクの約1/400ですから、「1/400スケールの材料」があるだけでも、簡単に株価が急伸することになります。

特に、この株はマイナンバー制度と関連しているところもあり、「小さな会社」な割に「大きな材料」があるとも考えられています。6月19日時点での終値は1,506円と、やや過熱気味ですが、今年の3月時点では400円と、「並」の価格帯で推移していました。今年に入ってからは株価は3倍以上にまで膨らんでいて、まさに「ドカン」と当たった株と言えるでしょう。

このように、小さな会社ほど、人気化したときには、「大勝ちしやすい」というポテンシャルがあります。(その逆に、「大負けしやすい」というリスクも孕んでいますが…)

 

2. まとめ:大企業への投資では「ドカン」と当てられない。

まとめ:大企業への投資では「ドカン」と当てられない。

「ドカンと当てたい」「3倍になる株を当てたい」

こんな思いを胸に秘めている方は、「大企業に投資しよう」とするのは、目的から遠ざかる選択をしていることとなります。…敢えて、「ドカンと当てられない選択をしている」と言っても過言ではありません。

逆に、「大企業に投資しないと不安…」という方は、「ドカン」と当てることなど夢見ず、コツコツ地道に稼ぐことを極めた方が良さそうです…。