【資金管理】来たるべき暴落に備えて、私たちにできることは何だろうか?

【資金管理】来たるべき暴落に備えて、私たちにできることは何だろうか?
【資金管理】来たるべき暴落に備えて、私たちにできることは何だろうか?

リーマン・ショックや東日本大震災。日本相場の大暴落って、ここ10年間でもかなりの高頻度で起きてきました。

かなり長い間、「相場の低迷」に悩まされてきた私たちですが、だからこそ、アベノミクス相場のように株価が右肩上がりにグイグイ上がっていく相場を見ると

いつ、また、あの大暴落が来るんだろうか…?

と、引け腰になってしまうんじゃないでしょうか?

最近は強気一辺倒の、かなり偏った相場つきをしていますが、こういったときに「引け腰」で居ると、せっかくのチャンスも掴めなくなってしまいます。

…ですが、逆に。「全資産を投入」というのでは、いざ暴落が来た時に立ち直れなくなってしまうでしょう。

ですから、程よく「リスクテイク」することが大切になってくる訳です。

では、「暴落しても立ち直れる / 大痛手を被らない」けど、「きちんとチャンスをつかめる」というリスク管理とは、どのようなものなんでしょうか?

今回は、その方法をご紹介していきましょう。

 

目次

  1. 「資金管理」を理解するために知っておきたい1つの方程式
  2. 「資金管理」を徹底するために注意すべき7つの変数。
  3. まとめ:「いくら買うか」を、もっと真剣に考えよう。

 

1. 「資金管理」を理解するために知っておきたい1つの方程式

「資金管理」を理解するために知っておきたい1つの方程式

「リスク管理」という言葉を聞いたことがありますか?

ちなみに、以前「ローリスクに投資をする方法」という記事を書いたのですが、実は、資金管理とリスク管理は密接に関わっています。

リスク管理とは、「リスクを取り過ぎないためのポジションを管理すること」です。つまり、「どんな状況になっても、取り返しのつかない状況にならない」ために「リスクを管理する」ということ。

このとき、リスクは、どんな株を、自分の資金のうちどれくらいの比率、それくらいの期間、投入するのかを考えることが、リスク管理の全てです。

とっているリスクの総量 = (株の種類 × 資金比率 × 投資期間)の合計

よって、リスクを取り過ぎないためには、これら3つの変数を正確に把握するのが必要不可欠。

  • 株の種類…どんな株を買うのか?(時価総額、売買代金、業種、取引市場)
  • 資金比率…どれくらいの資金を1銘柄に投入するのか?
  • 投資期間…どれくらいの期間保有するのか?(利益確定、損切り、デッドライン)

 

2. 「資金管理」を徹底するために注意すべき7つのポイント

「資金管理」を徹底するために注意すべき7つのポイント

リスク管理を実践するに当たって、投資先の株の種類や、資金比率、そして投資期間は、密接に関わっています。いや、もっと正確に言うと、それぞれの3つの変数が影響し合っていると言えます。

たとえば、ハイリスクな株を買う場合は、投入資金を少なく、保有期間を短くすることで、「ハイリスクな株を安全に取引する」ための工夫が必要です。

他にも、数ヶ月〜数年間という長い期間で株を保有するのは、とてもハイリスクな行為です。この理由はとても簡単で、企業の未来なんて、私たちには到底理解できないから。明日の企業の姿を想像するのは簡単でしょうが、数ヶ月〜数年という長い期間ともなると、その不確実性は増します。天気予報だって、明日の天気予報は当たりますが、来週の天気予報は当たりませんもんね。

ですから、保有期間が長い投資を想定するのであれば、できるだけローリスクな株を選び、投資額も小さく抑えるべき…となるわけです。

リスク = 株の種類 × 資金比率 × 投資期間

リスクは、右辺にあるこの3つの要素で決まりますから、どれかのリスクが大きくなったら、そのほかの2つでリスクを小さくおさえてやらなければなりません。このルールを守れない人は、リーマン・ショックなどの大暴落で、大損を抱えてしまうんです。

自業自得にも関わらず、

「もうやってられるか!」

と、逆ギレをして相場から去っていくんですね。

…ということで、「資金管理」を徹底するためには、「今、どんな株を買っているのか?」や「どれくらいの期間、株を持っている予定なのか?」をきちんと明確にしなければならない訳です。

よって、資金管理が上手くなりたい方は、以下の7つの質問に、明確に答えられるようにならなければいけません。

  • 保有する予定の株は、どれくらいの時価総額なのか?
  • 保有する予定の株は、どれくらいの売買代金があるのか?
  • 保有する予定の株は、どの業種にカテゴライズされるのか?
  • 保有する予定の株は、どの取引市場に所属しているのか?
  • ポジションを張った後には、どれくらいの含み益で利益確定するのか?
  • ポジションを張った後には、どれくらいの含み損で損切りするのか?
  • ポジションを張った後には、どれくらいの期間で「期限切れ」になるのか?

…全部、答えられましたか?

もし答えられなくても、安心してください。これらをちゃんと吟味する習慣さえ身につけてしまえば、「どの株を」「どれくらい買って」「どれくらい持てば良いのか」が、感覚的にも掴めるようになってくるはずです。

「全然分からない」と匙を投げてしまうのではなく、「なんとなく分かったつもり」になって、実践して見て下さい。

ふと気付けば、安全・安心な投資ができるようになっているはずです^^@

 

3. まとめ:「いくら買うか」を、もっと真剣に考えよう。

まとめ:「いくら買うか」を、もっと真剣に考えよう。

「どの株を買うか」

「買った株をどれくらい持つか。」

これらの点を、じっくり考える投資家は多いですが、「いくら分買うか」まで計画的に考えている投資家はごく一部。

テキトーにあしらわれてしまう「資金管理」ですが、運用資金が多くなれば多くなるほど、とても大切になってきます。

どんな優れた頭脳を持っていようと、「魔法の杖」と呼ばれる極秘テクニックを手に入れようと、資金管理がテキトーだと、10年かけて積み上げてきた利益ですら1日で吹き飛ばしてしまうことにもなりかねません。

そんな危険を犯してしまう、その前に。あなたも、「資金管理」に気を配ってみてはいかがでしょうか?