1割の賢い投資家達が「9割のアマ投資家を食い物にする」シンプルな方法。

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「寄り付き」と「大引け」の違いとは何か。あなたはきちんと答えられますか?

冒頭画像に答えが載せているので、「分からない」という方は居ませんよね笑

投資をしている方にとっては常識ですが、兼業投資家と専業投資家が活動する時間帯はちがいます。

アマチュアは本職に専念しなければならないため、日中に取引ができません。そのため、前日の夜や、当日の朝のうちに注文を済ませておく…ということが多いです。

アマチュア=素人ですから、寄り付きの価格は極端になりがち。例えば、「安すぎる」「高すぎる」価格で取引されることが多いんです。

一方で、プロは投資が本職であるため、主に日中に取引を行うこととなります。アマチュアの行動特性も理解していますから、「理不尽な株価」を日中に修正します。こうやって、アマの資金が食い物にされてしまいます。

ただし、プロは社内の規定により「危ないから翌日に株式を持ち越してはならない」というルールを設けている場合があります。日中にポジションを整理しなければならないため、大引けにてポジションの大部分を決済することとなるのです。

これらの事実を踏まえて考えてみると、

アマチュアでも上手く利益を残せると思いませんか?

 

目次

  1. 寄り付き=アマチュア、大引け=プロ
  2. オーバーナイトする投資家にはプレミアムが付く。
  3. ボラティリティが大きいほどプレミアムも大きい。
  4. まとめ:「ボラティリティ」と「オーバーナイト」を活かそう。

 

1. 寄り付き=アマチュア、大引け=プロ

寄り付き=アマチュア、大引け=プロ

冒頭でも述べましたが、アマチュアの投資家は前日の夜〜当日の朝のうちに全ての注文を済ませる傾向があります。ですから、寄り付き(=9:00)に株式を購入/売却することが多く、寄り付きは過剰な価格をつけがち。

一方で、プロは「取引時間外にまで株式を保有して、余計なリスクをとってはいけない」という規定を持っている場合があり、大引けまでにポジションを決済する傾向があります。

これらを無理やり言い換えれば、「寄り付き価格はアマチュアが決め、大引け価格はプロが決める」と言ったところです。

さらに深く言及すると、

  • アマチュアは楽観的で、寄り付きに株を買いやすい
  • プロは悲観的で、大引けに株を売りやすい

とも考えられます。(あくまでも、私の予想ですが…。)

 

2. オーバーナイトする投資家にはプレミアムが付く。

オーバーナイトする投資家にはプレミアムが付く。

「オーバーナイト(=翌日まで株式を持ち越すこと)」にはリスクがつきまといます。

前項のとおり、アマチュアは楽観的でプロは悲観的であると考えられます。ですから、大引け→寄り付きの価格にはギャップができて当然。

実際、大引け→寄り付きの株価変動には一定の傾向があり、平均して0.06%株価が上昇するという統計的事実があります。

プロにはできないがアマにはできる投資手法…。オーバーナイトは、アマチュアだけの特権であるとも言えるでしょう。

 

3. 急騰した銘柄ほどプレミアムも大きい。

ボラティリティが大きいほどプレミアムも大きい。

急騰した銘柄ほどプレミアムが大きいと考えられます。

これは、悲観的なプロの行動特性を加味すると、理解しやすいでしょう。

つまり、

  • 「値動きが激しいのだから、オーバーナイトするなんてとんでもない。
  • 「株価が上がったのだから、ダウンサイドリスクが増えるじゃないか。

というプロの危機感が、プレミアムを大きくしていそうじゃありませんか?

では具体的に、日中の値動きとプレミアムに相関はあるのでしょうか?

あなたもきっと気になっているでしょうから、統計解析して確かめてみました。対象として調べたのは、直近15日間の平均売買代金が5億円以上の銘柄群。仕手株は危険が伴いますから、株価が250円以上のもののみに限定しました。また、対象市場は東証一部、二部、マザーズ、JASDAQの4市場です。

条件をまとめると、以下のとおり。

  • 直近15日間の平均売買代金が5億円以上
  • 直近の終値が250円以上
  • 東証一部、二部、マザーズ、JASDAQの4市場が対象。

そして、得られた相関は以下のグラフのとおりとなりました。

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この結果から分かるとおり、「日中に株価が上昇した銘柄は、翌日の寄り付きまでにさらに上がる可能性が高い」ということです。逆に、「日中に株価が下落した銘柄は、翌日の寄り付きまでにさらに下がる可能性が高い」ことも分かりました。面白い結果ですね。

この結果を見ると、以下のような邪推をしたくなります。

  • 株価が上がるとアマの投資家は「株を買いたくなる」
  • 株価が下がるとアマの投資家は「株を売りたくなる」

日中の株価の変動によってアマの投資家は翌日に株を買うか/売るか判断しているのかもしれませんね。

 

4. まとめ:「ボラティリティ」と「オーバーナイト」を活かそう。

まとめ:「ボラティリティ」と「オーバーナイト」を活かそう。

「投資家は、どのようにしてお金を動かしているのか?」

これを明確に理解すると、需給の流れや株価の変動が読みやすくなります。

今回の記事の重要なポイントは、アマとプロで全然違う行動をとるということ。こういった「行動特性」をきちんと踏まえれば、あなたも上手く投資で利益を得られるようになるでしょう。

私の邪推、

  • 株価が上がるとアマの投資家は「株を買いたくなる」
  • 株価が下がるとアマの投資家は「株を売りたくなる」

に、覚えがありましたか?

そんな方は「寄り付きに買う/売る」のでは、一手遅いです。

抜け目の無い人は、「前日の大引け」の時点で既に株を仕入れています。そして、アマが「高値で買っている」時に売り抜けているんです。