「投資テクニックの寿命」を推定するために安全域を測れる指標「EXxS」を開発した。

「投資テクニックの寿命」を推定するために安全域を測れる指標「EXxS」を開発した。
「投資テクニックの寿命」を推定するために安全域を測れる指標「EXxS」を開発した。

両立性指標(Compatibility Factor)や、効率性指標(Efficiency Factor)の次は、「寿命」を調べる方法を考案してみた。

システムトレードをしている方なら誰でも知りたくなるのが、

「この投資テクニックって、どれくらい長く使えるんだろう?」

という疑問への答え。

今まで、「効率良く投資テクニックを組み合わせる方法」や「効率よく投資する方法」をご紹介してきましたが、これら以上に気になりますよね。

「もしかすると、明日にでも相場が急変して大失敗するんじゃないか」

「もしかすると、せっかく開発した投資テクニックなのにもう使えなくなってるんじゃないか」

と不安な方は多いはず。

そこで今回は、私がざっくりと「投資テクニックの寿命」をはかるために使っている調べ方をご紹介します。

 

目次

  1. 「投資テクニックの寿命」を調べるためにはEXxSを計算しよう
  2. EXxSを起用した理由
  3. まとめ:EXxSで「安全域」の広さを調べよう

 

1. 「投資テクニックの寿命」を調べるためにはEXxSを計算しよう

確率の勉強から始めてみよう

あなたは、EXxSという指標を聞いたことがありますか?

…すみません。愚問でした。聞いたことがあるワケありません。私が勝手に作った指標ですからね。

この指標は、2つのパラメータを掛け合わせることで計算できます。

EXxS=期待値(EXpected Rate)×n日間平均売買代金(Sales)

この時、期待値には平均株価変動を起用しています。平均株価変動額ではありませんので、ご注意を。

平均売買代金に利用する日数nは、任意の日数を用いて頂いて構いません。具体的には、スクリーニングに用いている最低ラインを用いるのが良いでしょう。よく使われるのが、15日間平均売買代金が5億円以上…というものですが、ここは人それぞれですね。

 

2. EXxSを起用した理由

まとめ

そもそもこの指標を思いついたキッカケは、YAHOO!ファイナンスでの株価予想があります。なぜかというと、YAHOO!で予想された銘柄って、個人投資家に買われることが多いんです。予想を投稿すると株価が変わってしまうんですよね。

特に、ファンの多い熊谷さんや小野山さんが予想をされると、寄付から特別買い気配になってしまう…なんてことも珍しくありません。

こんなときに、「沢山の投資家に売買されても、なかなか株価が変わらない銘柄ってどんなのだろう?」と模索しはじめ、EXxSを起用するまでに至りました。

勘の良い方ならば既にお気づきでしょうが、EXxSを構成する2つのパラメータはどちらも重要です。具体的に、これら2つのパラメータは下記のような意味を持ちます。

  • 期待値(EX):1トレードあたりに平均で得られた損益率。この値が大きいほど、多くの人が同じ銘柄を売買しても利益を残せる確率が高まります。
  • 売買代金(S):値動きの起こりにくさを示す指標。この値が大きいほど株式銘柄の流動性が高まり、株価が急変しづらくなります。

よって、EXxSが大きいほど「沢山の人が似た売買テクニックを使ったりしても利益が残せる」「株価が急変しづらい」銘柄ということが分かります。

世界一の投資家ウォーレン・バフェットの言葉を借りるのであれば、このパラメータが意味するのは「安全域」でしょう。EXxSは、ファンダメンタル分析での「安全域(Margin of Safety)」をテクニカル分析用にフィットさせた指標だと思っています。

 

3. まとめ:EXxSで「安全域」を広さを調べよう

まとめ

何気なくご紹介してしまいましたが、この指標、かなり使えます。特に、テクニカル分析をされている方ならば必ず計算する習慣をつけて欲しいほどです。

一概にEXxSだけで投資の魅力度を測ってしまうのはナンセンスですが、それでも毎回計算するだけの価値のある、汎用性の高い指標だと思っています。

EXxSの目安ですが、個人的には1.5億あると最強だと思っています。実際、これだけ大きなEXxSを得るのは至難の技ですが…笑

逆に、EXxSが小さい投資テクニックしかお持ちでないという方は、近い未来に使えなくなる可能性が高いですから、要注意です。簡単に計算できますから、ぜひチェックしてみて下さいね。