知らなきゃ損。危険な材料株を嗅ぎつけるのに使える出来高の見方

知らなきゃ損。危険な材料株を嗅ぎつけるのに使える出来高の見方
知らなきゃ損、危険銘柄を嗅ぎ分けるのに使える出来高の見方

出来高は「銘柄のポピュラーさ」を示す唯一の指標ですが、これを用いることで多くのリスクが回避できます。

何度か出来高に関する記事を執筆してきましたが、出来高を活用することで投資の精度は大幅に向上できます。

今回ご紹介するのは、出来高について私が発見した1つの傾向。この傾向について、考察をしていきます。

 

目次

  1. 出来高が急変すると短期的に調整することが多い
  2. なぜ、出来高が急変すると調整するのか?
  3. まとめ:材料株に飛びつく前に、出来高を確認しよう

 

1. 出来高が急変すると短期的に調整することが多い

出来高が急変すると短期的に調整することが多い

買おうとしている株の出来高は必ずチェックすべき、という話を何度もしてきましたが、

じゃあ、具体的にどうやって見れば良いの?

というお問い合わせを頂きましたので、回答しましょう。

最もシンプルな使い方は「急変したかどうか」をチェックすることです。特に、株を買おうと思っている方は、直近営業日に出来高が急変していないかを確認しておくのが良いでしょう。なぜなら、出来高が急変すると調整する可能性が高いから。

たとえば、出来高が急に1/10まで減ったり、10倍に増えたりという状況が現れたら、警戒しておくのが無難でしょう。

他サイトでは、「出来高が上昇していれば買い」「出来高が減少していれば売り」という紹介がされていることが多いのですが、統計的に見ても、これらの説明には根拠が乏しいでしょう。(私の検証の仕方が悪いのかもしれませんが…)

 

2. なぜ、出来高が急変すると調整するのか?

なぜ、出来高が急変すると調整するのか?

冒頭でも述べましたが、出来高は銘柄のポピュラーさを示す指標です。よって、出来高の大きな銘柄ほど投資家にとって人気か、そうでないかが分かるのです。

そこで、私が出来高が急変することから推察したことは以下の2パターン。

出来高が急増する2つの理由

出来高が急増した時に考えられるケースは2パターン、それは「材料が原因で人気になり過ぎた」場合と、「ネガティブ報道による投げ売り」です。つまり、投機筋による「この株、アツいんじゃね?」という思惑買いによって株価が急上昇しているというケース。このようなケースでは以降、興ざめすれば株価が急落しますから、買いを入れるのは危険な状態といえるでしょう。一方で、ネガティブ報道は、長期的な調整の前兆でもありますから、これも同様に買いを入れるのはリスキーであると推測できます。

出来高が急減する2つの理由

出来高が急減するケースは稀で、大抵は1つのパターンに集約されます。それは、「材料株の興ざめ」です。ありがちなのが、IPO直後の銘柄。上場してから数日間は売買が活発で、先行きへの期待から株価が上昇するケースが多く見受けられます。しかし、このような銘柄で出来高が急減したら危険信号。上昇の勢いが失せ、「この銘柄、面白くない」「他の材料株の方が面白い」という理由だけで、資金が急速に他の銘柄へと流れていってしまいます。結局、株価が下落するパターンが多いんですよね。

他に考えうる出来高の急減の要因は、STOP高やSTOP安による不出来が挙げられます。これは、「日中の請願価格範囲内で買いたい/売りたい人が居ない」状況が生まれるため。前者の場合は大幅な株価上昇が期待できますが、後者となると悲惨。欠かさずチェックするようにしましょう。

 

3. まとめ:材料株に飛びつく前に、出来高を確認しよう

まとめ:材料株に飛びつく前に、出来高を確認しよう

材料株は以下のようなプロセスをたどることが殆ど。

材料が出て株価が急騰・出来高の急増→数日後興ざめして出来高急減、株価急落

この危険性を察知するために、出来高は利用価値の高い指標です。本日ご紹介した方法も、投資家ならば誰でも簡単に使えるテクニックですから、ぜひ使ってみて下さいね。