【投資のモテ期】利益をザクザク得ている時って、どんな心境ですか?

日経平均19500円割れ、ついに下落トレンド入りか?
投資で利益をザクザク得ている時は「実力でない」と思った方が良い。

生きていれば「モテ期」が来るように、投資家だって「ラッキー」な時期があります。

投資テクニックを開発していると、「年利180%!」というような、ズバ抜けて成績が良い時期が出てきます。

こういうのは、恋愛で言う「モテ期」と同じ。一過性のものですから、自分を過信すべきではないと考えています。

特に、投資をはじめたての初心者の方だと、「私って天才かも!?」と舞い上がってしまうのでしょうが、これは極めて危険

この機会にポジションを大きくしようかな…。

仕事をやめて専業投資家になろうかな…。

と、ネギを背負ったカモのような行動をとってしまいがちです。

私自身はネガティブなので、「日本は不況になる」など暗い記事を書くことが多いです。しかし、この性格に救われている部分もあるんです。

 

目次

  1. 「平均」は過信を呼ぶワナ
  2. あなたの成績は思っているより良くない。
  3. まとめ:調子が悪くても利益を出せる投資家を目指そう。

 

1. 「平均」は過信を呼ぶワナ

「平均」は過信を呼ぶワナ

私がトレードシステムをご紹介するとき、分かりやすく説明するために「平均年利」という言葉をよく使います。実際、長期的に見てどれほどの年利が期待できるのかが分かって、便利ですよね。

しかし、「過去の結果」と「将来の見込み」は異なります

私もトレードシステムを利用しつつ資産運用をしているワケですが、できるかぎり「平均」という値は無視するように心掛けているんです。

その一方で参考にしているのが、「最低年利」。過去十数年の相場の中でも、最も調子の悪かった時期を参考にして運用するようにしています。つまり、自分のトレードシステムにそれほど期待しないようにしているんですね笑

これには2つ理由があります。1つは、過度に期待しすぎると続けられないから。「平均年利20%だったけど、下回ったよ…」と無駄に落ち込むのを防ぐため、あえて期待をしないように心がけています。

もう1つは、悲観しておけば非常事態にも迅速に対応できるから。例えば、保有しているポジションが急速の損を含みはじめてもためらわず損切りできます。そもそも、期待なんてしていないですからね。

どんな投資家にも、得意な相場とニガテな相場がありますから、成績にムラがあるのは当然です。
ただ、個人的には「得意な相場を伸ばす」ことよりも、「ニガテな相場をなくす」ことの方が、長生きするコツなのではないかと思っています。それこそ、「最悪の事態」が起きても利益を出せるようにしておきたいものですね。

 

2. あなたの成績は思っているより良くない。

投資家の成績は思っているより良くない。

2013年以降の2年間のアベノミクス相場では、日経平均が2倍へと膨らみましたね。リーマン・ショック直後に株式投資をはじめた私にとっては「こんなに上がるのか」と不安でいっぱいです。

ここで質問なのですが、この2年間のアベノミクス相場で、資産を2倍にまで増やせましたか?

それとも、50%増し、30%増し、あるいはトントンでしたか?

以前の記事「自分の投資スキルが本当に高いかを確かめる3つのプロセス」でも紹介しましたが、利率には「名目」と「実質」という概念があります。名目利率を計算したり目で追ったりすることは簡単ですが、実のところ本当に重要なのは実質利率です。

日経平均を利用して実質金利を測定することもできますし、工夫次第で外国為替(ドル円)や、インフレ率などを加味すれば自分の資産が本当に増えているのか、それとも減っているのかを大まかに見積もることが可能です。

日経平均基準で見ると、「資産が2倍にならなければ負け」という非常に厳しい見方になってしまいます。が、これはかなり悲観的な見積もり方でしょう。実際、資産を全て相場に投入することなどありませんから、20%〜30%程度の利回りが出ていてやっとトントンというところでしょう。

他にも、為替を例にとれば、ドル円が80円/ドルだった頃と比較して、今の為替相場は120円/ドル程度。これを単純比較すると、日本円の価値が3分の2まで激減したことになります。ですから、約50%の利回りが出ていて始めてトントンということになるワケです。

定期預金などをしている方は、指をくわえて円の価値が下がっているのを見ていることしかできませんが、投資家ならばあがくことができます。投資家にとっては常識ですが、預金だけでなく資産を土地や外貨、そして株式に分散すべきなのは、こういった理由があるんですね。

 

3. まとめ:調子が悪くても「損をしない」投資家を目指そう。

まとめ:調子が悪くても「損をしない」投資家を目指そう。

為替や日経平均が目まぐるしく変わっていますが、これをネガティブに捉えると「資産の危機」とも言えます。インフレが加速すれば今の資産は何もしなくても下落してしまいますからね。

もちろん、デフレとなれば逆なワケですが、年金問題や国債問題が深刻化しているため、そのような方向に世の中が進んでいくとは思えません…。

自分の資産を守れるのは自分だけです。調子の良い時に気分が良くなるのも分かります。が、ややネガティブに見積もって、資産の避難先を考えておくのが賢明でしょう。